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DPMの末裔?【インドの軍服】陸軍空挺迷彩スモック(デニソンスモック型)とは? 0005 🇮🇳ミリタリー

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今回は、1980年代のインド陸軍空挺迷彩スモックを分析します。

独特の迷彩パターンが魅力ですね。

デザインは、勿論あの有名なスモックが原型です。

今回は、殆ど使用感のない極上品ですよ!

目次

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1  インド陸軍空挺迷彩スモック(デニソンスモック型)とは?

元植民地で、現在は独立している国の軍装品は、かつての宗主国の装備を参考に開発されることが多いですね。

 

何故でしょう?

 

インド軍も、こと個人装備に関してはイギリスの影響を受けている印象があります。

(小銃はG3でしたか?)

 

今回紹介する空挺スモックも、デザインは見事なまでにイギリス軍のデニソンスモックを踏襲していますよ。

 

イギリス軍デニソンスモックの記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

 

ただ迷彩生地や細部にインド軍独自の改良(?)もありますね。

 

迷彩パターンに詳しいサイトによると、このパターンもDPMの一種に分類されています。

 

やはりイギリス軍系なのですね。

 

採用時期は不明ですが、1970代以降で使用を確認できましたよ。

 

さてさて、それはどんな空挺迷彩スモックなのでしょうか?

 

今回は、インド軍装備マニアのみならず、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  全体及び細部写真です!

前面  

ポケットの角度や各部のダットファスナーに注意。

デニソン系スモックの特徴である、前正面下の6個のダットファスナーが見当たりません。

何か新鮮です。

(違和感もありますが…。)

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背面  

たった二色のプリントですが、複雑な迷彩パターンを再現しています。

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前面裏側

(ポケットのシミが見苦しいですね。申し訳ありません。)
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背面裏側  

裏面まで薄っすら迷彩が透けています。
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テイルピースは、裾にそのまま縫い付けるタイプ

(生地の巻き込みはありません。)
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タグ  

タイプライターで打った様な書体   品名は「Denison smock」(モロ)
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脇下の通気口も踏襲
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テイルピース用のボタン
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テイルピースは、日本の褌のように股を通して正面裏にあるボタンで固定します。

そもそもは、風によるめくれ上がり防止用
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内ポケットも踏襲
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襟のウールは、フランス軍のウールシャツの様な織り方
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タグの下に丸いスタンプが2個(判読不能)
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裾絞り用タブ  ボタンで制御
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6個のダットファスナーの代わりに6個の✖️印縫い目が見えます。
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脇の通気口(表側から)  穴の縁は刺繍
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袖のニット  

アーミーセーターの様な編み方  

色はカーキ
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エポレットもデニソン踏襲で、テーパーのついたもの
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3  そ特徴とは?

なんといってもこの迷彩パターンが独特ですよね。

 

カーキの生地に、レッドブラウンとディープグリーン(濃緑色が近いでしょうか?)で葉のようなパターンをプリントしています。

 

しかも二色が重なり合っているところは、ダークブラウンになっていて、図らずも合計四色を用いた複雑な迷彩になっています。

 

凄いですね。

(大戦中のデニソンスモックオリジナルもよく似た手法です。)

 

大戦中のイギリス軍デニソンスモックの記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

インド軍は、この迷彩パターンで個人被服や各種装備を多く製作していますね。

 

インド軍オリジナルな部分としては、

 

・ダットファスナーを一切使用せず、全て英軍型の皿形ボタンを使用している

・襟のウールも色と織り方

 

が違っていますね。

 

また、ジッパーは真鍮製でゴツいのが付いています。

(スライダーに刻印等はありません。)

 

意外だったのは、ベルギーのスモックの様にテールピースを使用しない場合に固定するボタン等がありませんでした。

(ということは、着用するときは必ずテイルピースを使用するという事でしょうか?)

 

全体的な縫製は丁寧かつ正確で、あまりインド軍的な感じがしませんでしたよ。

(他国製なのでしょうか?)

4  製造とサイズのデータ

・製造年又は契約年度 1980年代

・製造場所      インド

・契約会社      インド

・製造会社       〃

・材  質      コットン

           ウール

・表記サイズ     4

・各部のサイズ(平置)

           着丈 約77センチ

           肩幅 約58センチ

           身幅 約79センチ

           袖丈 約62センチ

・状  態      中古極上品 

・官民区分      官給品(推定)   

・入手方法      ヤフオク

・入手難易度     4(極めて困難)

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5  まとめ

この迷彩パターンを見ていると、晴れた日の森の中を連想します。

(日なたがカーキ、草や葉、日陰の部分がその他の色という感じでしょうか?)

 

実際に森でどう見えるのか確かめたい迷彩服ですね。

 

日本でも効果を発揮できそうです。

 

迷彩生地が普通のコットンツイルなので、オリジナルデニソンスモックほどの防風性能は期待できないかもしれませんね。

 

それでも、ゆったりしていてプルオーバーという事を考えると、重ね着する事で冬でも対処できそうですよ。

 

シティユースでは逆に目立つと思います。

 

勿論、日本では誰も着ていないでしょう。

 

ただし素晴らしい迷彩服ですが、SHOPではまず見ないですね。

 

オークションでも同様です。

 

入手は難しいのではないでしょうか?

 

探しているあなたは、海外のオークションを覗いてみましょう!

 

今回は、希少なインド軍の迷彩服を紹介しました。

 

いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!

 

それでは、また次回をお楽しみに!

(20211115更新)

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参考:デニソンスモックが原型と思われる各国の空挺スモックはこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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読んでいただき、ありがとうございました。

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