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徹底解明! フランス軍装備品 陸軍 空挺 迷彩スモック(リザードパターン) 0007

こんにちは!

昨日、「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」にクレーターを形成するミッションに成功しましたね。🎊

素晴らしいです。さすが日本ですね。「令和」の幕開けに相応しいと思いました。

これで宇宙と地球に関する謎の一部が解明されると良いですね。

それで今回、思い出したことがあります。

その昔「ウルトラセブン」の第26話で「超兵器R1号」という回がありました。

内容は、地球が開発した惑星破壊兵器を、生物が居ないと思われるギエロン星で実験。首尾よく惑星は破壊できましたが、じつはその星には生物がいて、怪獣(星獣)に突然変異したその生物が報復のため地球へやってくるというものでした。(恐ろしいですね。)

今回は小惑星だったのでよもや生物は居ないと思いますが、これから宇宙開発が進むにつれて、惑星固有の生物に関する問題が出てくるかも知れませんね。(地球外生命体は居ます!)

前述の回で、主人公のモロボシ・ダン(ウルトラセブン)が、地球の終わりない宇宙兵器開発に対してこう呟きます。

「それは…血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ…。」

勿論「はやぶさ2」は宇宙兵器ではありませんが、各国はかつて地球で起こった悲劇を宇宙でも繰り広げることのないようにしていただきたいですね。

 

さて今回は、「芸術の都パリ」のあるフランスの迷彩服を紹介します。

 

目次

 

1  フランス軍装備品  陸軍 空挺 迷彩スモック

この迷彩服を初めて見たのは、「アルジェの戦い」というモノクロ映画でした。(ご存知ですか?)

最初のシーンで、事件の犯人を捜査、尋問している兵士全員が着ていました。

今から思えば、初期のスモックだったかもしれませんが、とにかく私は「カッコいい!」と思ってしまったのでした。

フランスは、インドシナ戦争、アルジェリア戦争の相次ぐ敗北、その後のクーデター騒ぎ等があって、迷彩服=悪という認識が生まれました。国家で迷彩服を否定したのですね。

そのため長い期間、迷彩服は外人部隊の一部でしか使用が許されていませんでした。

せっかく装備した迷彩服も、殆どイスラエルに供与してしまったようです。

今回のスモックは、ちょうどその頃のモデルです。

1950年代くらいからから使用が確認できます。

フランスの植民地や影響を受けた国でも類似品が製造されたようです。

1980年代に日本の大手ミリタリーショップがこのモデルのモデル品を販売していましたね。

同時期に販売していた、英軍空挺迷彩スモックよりはるかに良くできていました。(探しています。)

また最近、中国製のモデル品を見かけました。出来は今六つでした。(今ひとつどころではありません。)

 

2  全体及び細部写真

前面  独特の迷彩がカッコ良いですね。

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背面  生地が左右に分かれているので、ここでサイズ調整する兵士も多いです。
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前面裏側  ライトグリーンの生地です。
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背面裏側   迷彩は裏側まで透けていません。
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タグは切り取られています。  各種スタンプに注意
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脇の通気口  ハトメ付き
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袖裏側   隠しボタンで開閉   

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内ポケットもボタンで開閉
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各ポケットは、内容量に応じてポケットフラップの位置を変えることができます。
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胸の左ポケットにはジッパーで開閉する隠しポケットが!
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前身頃はジッパーとボタンの併用  ボタンは8個もあり、隠しボタンなので開閉は少々面倒です。
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各ポケットの底部には、丈夫な麻布が縫い付けられています。これなら信管ペンチを入れていても、穴が開かないかも。
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ジッパースライダーには「ELLESS」の刻印が。
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袖口  隠しボタンのお陰でスッキリ  これならパラシュートのラインも引っかからないですね。

先端にはゴムが内蔵されています。  園児のスモックみたいですね。これも防寒対策です。
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イスラエルに供与されたスモックの多くが、ここにイスラエル軍のスタンプがあります。(今回のスモックには、スタンプがありません。)各ダットファスナーの表側は、茶色っぽいOD色で塗装されています。塗装の剥げが少ないですね。(着用時間が短かったのかも。)
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襟は基本スタンドカラーで、専用のフードを取り付けるボタンが沢山ついています。
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エポレットは細身で、長いタイプ
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胸にはネームタグ用( ?)のマジックテープあり。1960年代のモデルかも。
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ジッパーは黒染めブラス
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裾のドローコードは平紐で、ホールはボタンホールタイプ
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使用に伴う迷彩色調の変化    右:殆ど未使用、中:今回の中程度使用、左:かなりの使用    変化が顕著

因みに左と右は、イスラエルの放出品です。

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専用フード(未使用) 特にタグや刻印はありませんでした。(植民地製かもです。)
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3  特徴

なんといってもこの迷彩パターンがカッコいいですね。

ライトグリーンの生地に、レッドブラウンとグリーンを刷毛で乱雑に塗ったようなパターンをプリントしています。

しかも二色が重なり合っているところは、ダークブラウンになっていて、図らずも合計四色を用いた迷彩になる…というのは、インド軍のスモックと同じ手法です。

このパターンは、海外でリザード(トカゲ)、ブラッシュ(刷毛)と呼ばれています。なるほど、トカゲはともかく、刷毛はそのまんまですね。

じつは、この迷彩生地には、微妙な色違いやブラウンとグリーンを入れ替えたり、パターンを裏返しにプリントするなど何種類もあるのです。数種類のスモックデザインと合わせて、とても複雑な迷彩服体系を作っています。

初期の型には、デニソンスモックのようにテイルピースが付いたものもありましたが、今回のモデルはそれが廃止され、着丈を長くとった後期のものになります。

書き忘れていました。迷彩生地はヘリンボーンです。

 

4  諸元

   ・製造又は契約年度          1960年代

   ・製造場所                         フランス

   ・契約会社                         フランス

   ・製造会社                         フランス

   ・材質                                コットン

                                              麻

   ・表記サイズ                     不明

                                            (推定23)

   ・各部のサイズ(平置)  

                                 着丈  約71センチ

                                 肩幅  約51センチ

                                 身幅  約71センチ

                                 袖丈  約54センチ

   ・状態                   中古良品

   ・官民区分            官給品

   ・入手方法            大阪の専門店で購入

 

5  まとめ

スタンリーキューブリック監督作品「時計仕掛けのオレンジ」でも、冒頭のシーンで主人公に敵対するグループの数名がこの迷彩スモックを着用していましたね。悪を表現する演出でしょうか?

でも、本来迷彩服は、戦場で戦う兵士のために作られたものです。迷彩服に罪は無いと思うのですが。

このスモックを着用してみると、細かい工夫がなされていて素晴らしい迷彩服と言えます。

迷彩パターンも現行の大まかな帯状迷彩なんかよりずっとシブいですよね!

じつは有名なタイガーストライプは、この迷彩パターンが原型だとも言われています。

まさに歴史の証人とも言える迷彩服ですが、昨今程度の良いものは入手困難です。

イスラエル軍に供与したものは、多くが使い込まれていて、酷く退色しており、購入しないほうが良いかも知れません。(購入するならならフランス本国ものか、ベトナム残留の良品です。でも希少で高価です。)

オークションでは、たまに良品が出ます。気長に待ちましょう。

(同じデザインでOD単色のモデルもありますが、更に希少です。)

 

今回は、希少でカッコ良いフランス軍の迷彩服を紹介しました。

 

次回は、ダイヤモンドが採れる国の迷彩服を紹介します。お楽しみに!

 

読んでいただき、ありがとうございました。
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