こんにちは!
今回は、既にこのブログでもいくつか分析しているブルガリア軍戦闘服ですが、今回は色調が少し違うバージョンを分析します。
なかなか素敵な迷彩ですよ!
目次
- 1 ブルガリア陸軍迷彩戦闘服(その2)とは?
- 2 ブルガリア陸軍迷彩戦闘服(その2)の全体及び細部写真
- 3 ブルガリア陸軍迷彩戦闘服(その2)の特徴とは?
- 4 ブルガリア陸軍迷彩戦闘服(その2)の製造とサイズのデータ
- 5 ブルガリア陸軍迷彩戦闘服(その2)まとめ
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1 ブルガリア陸軍迷彩戦闘服(その2)とは?
今回のモデルは、デザインは以前分析したモデルとよく似ていますが、迷彩の色調がより暗くなっています。
ブルガリア軍迷彩服は、1960年代のカバーオールからコレクションしていますが、時代とともに、段々と色調が暗くなってきていますね。
これにはどういう意味があるのでしょうか?
開発者に聞いてみたいところです。
どんな暗さなのでしょうか?
早速、確認していきましょう!
2 ブルガリア陸軍迷彩戦闘服(その2)の全体及び細部写真
シャツ
前面
以前紹介した空挺ジャケットよりもベース色が暗い色調です。
背面
前面裏側
両袖にストラップが付いています。用途は…もうお分かりですね?
背面裏側
うなじタグ
読めません。勉強不足です。
裾 ちゃんと末端処理がなされています。
袖口
マチなしでボタンで開閉
やはり袖を捲り上げた時の固定用ボタンあり。
左胸ポケット マチが省略されています。
エポレットと部隊マーク?
トラウザース
前面
背面
臀部にポケットがありませんね。
前面裏側
背面裏側
未使用品なのでカッタータグ(?)付きです。
股間の補強布
前合わせはボタンのみ
腰スラントポケット
裏側内側には布が余っています。サイズ調整用でしょうか?
裾のゴムは三方から伸びて中央で縫われています。
スラッシュポケット裏側のスタンプ
ポケットに付いているタグ
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3 ブルガリア陸軍迷彩戦闘服(その2)の特徴とは?
迷彩は、以前紹介したモデルはベースがライトグレイグリーンでしたが、今回のモデルはダークグリーンです。
心なしかスプリンターのグリーンやブラウンも色調が濃くなっている気がします。
ただパターンは変わっていません。
生地は、やや厚めで特殊な織り方がなされています。
(ドイツ軍のフレック迷彩服に近い感じです。)
デザインは、以前紹介したモデルと大きく変わっていませんが、部分的にマイナーチェンジされていますよ。
4 ブルガリア陸軍迷彩戦闘服(その2)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1990年代(推定)
・製造場所 ブルガリア
・契約会社 ブルガリア
・製造会社 〃
・材質 コットン
・表記サイズ 不明
・各部のサイズ(平置) シャツ
着丈 約74センチ
肩幅 約41センチ
身幅 約52センチ
袖丈 約60センチ
パンツ
ウエスト 約49センチ
着丈 約107センチ
股下 約80センチ
股上 約30センチ
裾幅 約22センチ
・状態 デッドストック
・官民区分 官給品
・入手場所 ヤフオク
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5 ブルガリア陸軍迷彩戦闘服(その2)まとめ
今回紹介したモデルは、全体的に暗い印象があり、日本の森林なんかでも効果がありそうです。
ましてや距離が離れると、肉眼で発見するのは本当に難しそうですね。
サバイバルゲームはともかく、実際の狩猟や野鳥観測のように、目標との距離が必要な場合、有効な迷彩かもしれません。
暗い迷彩なので、シティユースではアレンジがは難しいですね。
最近、インターネットを主体に数多く出回るようになりました。
良い時代になりました。
今回は、ブルガリアの暗い迷彩服を紹介しました。
次回は、同盟国を平気で裏切り、あろうことか宣戦布告をした国の装備を紹介します。
お楽しみに!
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参考:他のブルガリア軍装備の迷彩服記事はこちらです。⬇︎
ブルガリア軍スプリンター迷彩の原型と思われる迷彩はこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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