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戦後の伝統的な迷彩です!【フィンランドの軍服】陸軍迷彩ジャケット(斑点・雲型パターン・4ポケットタイプ)とは? 0124 🇫🇮 ミリタリー FINNISH ARMY CAMO JACKET(BIG SPOTS CAMO・4 POCKETS TYPE)1997

今回は、1990年代のフィンランド軍迷彩ジャケットを分析します。

おそらくモデル品(PX品)ですが、比較的新しい型のモデルですね。

伝統的な名さパターンが特徴です。

中古品ですが、程度は良好ですよ!

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   目次

1  フィンランド陸軍迷彩ジャケット(斑点・雲型パターン・4ポケットタイプ)とは?

以前フィンランド軍の防寒パーカーを分析しました。

 

フィンランド軍防寒パーカーに関する記事はこちらです。⬇︎ 

www.military-spec-an.com

 

今回のモデルは、そのパーカーの下に着用する戦闘服になります。

 

しかし一つ前の迷彩生地を使用したモデルですね。

 

冬が厳しいフィンランド独特のデザインが魅力ですよ。

 

さてさて、それはどんな迷彩ジャケットなのでしょうか?

 

今回は、フィンランド軍装備マニアのみならず、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう! 

2  全体及び細部写真です!

前面
独特の大きな斑点と雲形迷彩ですね。f:id:akmuzifal6489:20190728075423j:image

 

背面
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前面裏側
若干迷彩が裏側に透けています。
内ポケットに注意。
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背面裏側
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前合わせはジッパーとダットファスナーです。
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タグ  
官給品のマークがないので民生品のようです。
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胸のスラッシュポケット
ジッパーで開閉。
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腰ポケット こちらもジッパーで開閉   ポケット内はシェルと同じ迷彩生地
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ポケットのジッパー  なんとロックジッパーです。
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前身頃のジッパー差込口に「S」の刻印
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ジッパースライダー裏の刻印
「BALMI」何処かで聞いたメーカーですね!
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襟はボタンでスタンドカラーになります。
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右袖ポケット  
マジックテープで開閉。
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中にペン用のループあり。
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左袖の用途不明なマジックテープと浅い上下のポケット
階級章用でしょうか?
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袖は立体裁断です。
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袖口は、マジックテープで開閉・調整
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内ポケット
ジッパーで開閉。
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ウエストのドローコード
プラスティック製のロックが付いています。
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裾のドローコードも同じです。
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袖内側には、肘の部分にナイロンで補強布が。
これなら第3匍匐でも大丈夫ですね。
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連合軍パッチ  
PKO関連で実際に使用されていたジャケットです。
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国籍パッチ  
中央の赤い四角の中にはフィンランドの国家紋章が!
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色調の違いの例
左:今回のモデル   右:別の色調のモデル(秋冬用?)

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3  その特徴とは?

迷彩は、レッドブラウンをベースにグリーンで複雑な雲形を描き、概ね均等にライトグリーンの大きな斑点を加えたパターンで、メリハリが効いています。

 

伝統的なフィンランドの迷彩ですね。

 

色違いで三種類くらい準備されていますよ。

 

生地は、アメリカ軍のM43ジャケットのような厚いサテンです。

 

防風、防寒性能が高そうですね。

 

デザインは4ポケット戦闘服ですが、各ポケットにフラップはなく、全てジッパーで開閉します。

(しかもロックジッパーですよ!リッチですね。)

 

スウェーデン軍なんかもよく似たデザインを採用していましたね。

 

雪の多い(?)地方では、ポケットのジッパーは標準装備なのでしょうか?

 

特筆すべきは肘の補強布です。

 

なんと裏側のライナーにナイロン生地が縫い付けられていますよ。

(製造、難しそうです。)

 

各国の戦闘服では、あまり見ないですね。

 

全体的な縫製は、正確かつ丁寧で、高い技術で仕立てられています。

 

元オーナーはPKOに参加していたようです。

4  製造とサイズのデータです!

製造・契約年度 1997年代

製造場所    フィンランド

契約会社    フィンランド

製造会社      〃

材  質    コットン

        ポリエステル

表記サイズ   756

       (日本人のL)

各部のサイズ(平置) 

       着丈 約80cm

       肩幅 約55cm

       身幅 約62cm

       袖丈 約61cm                             

状  態   中古良品

官民区分   民生品(PX品)

入手場所   ヤフオク

入手難易度  3(困難)

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5  まとめ

「冬の戦い」や「継続戦争」で旧ソ連軍と互角以上に戦ったフィンランド軍。

 

フィンランド国土で戦うぶんには、世界一強い軍隊かもしれませんね。

 

政治的にも軍事的にも、日本と自衛隊が進むべき一つの方向を示しているように思えてなりません。

 

そんなフィンランドの個人装備は、東西の何処にも影響されていない独自の進化を遂げていますね。

 

今回のモデルにも採用されている迷彩は、日本でも効果がありそうですよ。

 

厚い生地は、防寒服としての機能も充分ですね。

 

色調とパターンが美しいので、シティーユースでも目立ちそうです。

 

残念ながら、今回のモデルのような近年の装備は入手困難です。

 

でも、気長に待って入手しましょう!

(今回のモデルで使用されている迷彩生地を用いたアイテムは、今後減っていく一方です。お早めに!)

 

入手のコツは、北欧関連品に強いお店を当たってみるか、海外のオークションをチェックしてみましょう!

 

勿論、トラウザーズも存在しますよ!

 

参考:フィンランド軍迷彩トラウザースの記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com 

今回は、戦争に強い国フィンランド陸軍の迷彩ジャケットを分析しました。

 

いやー軍装品って、PX品も本当に素晴らしいですね!

 

それでは、また次回をお楽しみに!

(20231010更新)

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参考:その他のフィンランド軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

 他の北欧国軍の装備品に関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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www.military-spec-an.com

  *     *    *

読んでいただき、ありがとうございました。 

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