こんにちは!
今回は、トルコ軍の迷彩服を分析します。
なかなか目にする機会の少ないトルコ軍装備ですが、独特の進化を遂げているようですよ。
目次
- 1 トルコ空軍迷彩ジャケットとは?
- 2 トルコ空軍迷彩ジャケットの全体及び細部写真
- 3 トルコ空軍迷彩ジャケットの特徴とは?
- 4 トルコ空軍迷彩ジャケットの製造とサイズのデータ
- 5 トルコ空軍迷彩ジャケットまとめ
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1 トルコ空軍迷彩ジャケットとは?
昨今の世界の軍隊と同じように、トルコ軍も陸軍と空軍で迷彩服を分けていますね。
同じ迷彩でも良いような気もしますが、そこは各軍で差別化して、士気を高めているのでしょうね。
今回のモデルは、そんなトルコ空軍のジャケットになります。
さて、どんなジャケットなのでしょうか?
早速、確認していきましょう!
2 トルコ空軍迷彩ジャケットの全体及び細部写真
前面
迷彩は陸軍と色違いのようです。
背面
短い間隔でパターンが繰り返されていますね。
ブルーが入っているので陸軍よりメリハリの効いた迷彩になっていますよ。
前面裏側
さすがにブルーは少し透けていますね。
背面裏側
前合わせはジッパーとマジックテープです。
タグ表面
サイズ表記が旧ソ連(現ロシア)軍に似ています。
タグ裏側
胸ポケット 陸軍と比べると、ごく普通のデザインです。
袖口はマジックテープで開閉・調整
肘の補強布
一周まわっていて面積の大きい生地が当てられています。
ジッパー
刻印はないですが…YKKのイメージがあります。
襟の上端は、マジックテープで留めます。
袖ポケット
マジックテープで開閉 ポケットにもマジックテープが。用途は?
背中にはアクションプリーツもあります。
勿論プリーツ内には、通気孔が設けられていますよ。
袖の裏側
マチ付きです。
袖内側には、マジックテープで開閉する例のストラップが!
これは、捲り上げた袖を留めておくためのものです。
アクションプリーツ内側 通気孔はハトメ付きです。
空軍の迷彩
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3 トルコ空軍迷彩ジャケットの特徴とは?
迷彩ですが、タンをベースにグレイグリーンと濃いブルーで雲形のようなパターンを描いています。
また、リップストップ生地ですが、ダークグリーンの糸でリップストップ部分が織られているため、迷彩パターンに格子状の模様がついています。
よくよくパターンを確認すると、陸軍と同じパターンの色違いということがわかりますね。
トルコ陸軍の現用迷彩ジャケットの記事はこちらです。⬇︎
デザインは、オーソドックスな2ポケット+袖ポケット付きのシャツタイプです。
しかし、襟は芯に硬い材質を内蔵しているのか、とてもしっかりしています。
逆に肌の弱い人は、襟で首や顎が傷つきそうなほど硬い感じです。
でもこれで、いちいちアイロンを当てなくても、パリっとしているように見えますよ。
今回のモデルは、袖内側に袖を捲り上げた時に固定するストラップがありました。
4 トルコ空軍迷彩ジャケットの製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 2012年
・製造場所 トルコ
・契約会社 トルコ
・製造会社 〃
・材質 コットン
・表記サイズ 50–4
・各部のサイズ(平置)
着丈 約59センチ
肩幅 約46センチ
身幅 約58センチ
袖丈 約58センチ
・状態 中古並品
・官民区分 官給品
・入手場所 ヤフオク
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5 トルコ空軍迷彩ジャケットまとめ
陸軍の迷彩同様、他に類を見ないシュールな迷彩ですね。
濃いブルーがあるため、分裂効果は陸軍より高いように思えます。
とはいえ、日本のフィールドでは、少々持て余す迷彩服ですね。
まだまだ出回っている数は少なく、サイズも限定的です。
また新しい迷彩なので、敢えて入手することも無いと思います。
それでも欲しい方は、大阪の専門店を周るか、ネットオークションで網を張るしかありませんね。
(今回のモデルも、後日オークションに出品する予定です。)
今回は、希少ななトルコ軍の迷彩服を分析しました。
次回は、ドイツの迷彩服を分析します。
お楽しみに!
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✳︎ ✳︎ ✳︎
陸上自衛隊の大津駐屯地で、集団カンニングが発覚し、隊員が処分されたというニュースを観ました。
なんでも昇任試験の問題が、半ば公然と盗み見られる状況だったとか。
その試験問題を、ある隊員がスマホで写メして拡散させた結果、50人近くの隊員が懲戒処分を受けたようです。
今回の試験は、今後の自衛隊生活を左右する大切な試験だったのですね。
若い自衛官にとっては、ぜひとも合格したい試験だったでしょう。
多くの隊員に合格してもらいたい!という教官や上司の気持も理解できます。
また、試験には実技や面接等の二次試験もあって、ペーパー試験だけで昇任が決定する訳ではないことも当然ですね。
でも、こんな感じで安易に一次試験合格を果たしても、その隊員は次の試験に真摯に対応できるのでしょうか?
また、その後の自衛隊生活を真面目に勤務できるものなのでしょうか?
少し疑問に思ってしまいますね。
一方で、そんな情報に頼らず、不器用ながらも自力で頑張っている隊員が必ずいることも見逃せません。
真面目に努力している者が、正しい評価をされない社会は、いつか破滅するでしょう。
関係上司は、試験問題を漏洩させるのではなく、その経験と知識を用いて若い隊員のモチベーションを正しくアップさせる教育に徹して欲しいものです。
一番大切な時期と試験だからこそ、厳正な実施と正当な評価をしてもらいたいですね。
読んでいただき、ありがとうございました。
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