今回は、2000年代のイタリア軍ブルーデニムトラウザーズを分析します。
日本では珍しい、イタリア海軍の装備品ですね。
アメリカ軍のデニムトラウザーズに比べると、一般的なデザインでしょうか?
普段使用している中古品ですが、程度は極上ですよ!
目次
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1 イタリア海軍ブルーデニム・トラウザーズとは?
第二次大戦で連合軍に寝返り、在ろう事かかつての同胞ドイツに宣戦布告したイタリア。
空軍や陸軍における兵士の活躍ぶりは、逆の意味で有名ですね。
でも海軍はよく知らない(関心がない?)ところです。
ただ戦後のイタリア海軍の個人装備は、やはりアメリカ軍の影響を受けているようですよ。
今回は、そんなイタリア海軍のブルーデニムトラウザーズになります。
一見、何の変哲もないデニムトラウザーズに見えますね。
さてさて、それはどんなデニムトラウザーズなのでしょうか?
今回は、イタリア海軍マニア(居るのでしょうか?)のみならず、さりげなく軍物衣類を着たいあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
前面
背面
前面裏側
ポケットの生地はホワイトです。
背面裏側
タグ
ウエスト部アップ
前部のポケットがパッチポケットでないのが助かりますね。
前合わせの金具(表と裏)
ウエスト部背面アップ
裾
アメリカ海軍のように拡がっていませんね。
前合わせはジッパーのみです。
アルミ製で貧弱なイメージです。
前部ポケットの裏地は二種類の生地が使用されていますよ。
裾裏側
ジッパー 無刻印です。 スライダーはブラスに見えますが、シルバーのメッキです。
スライダー裏側
どこかで見た刻印ですね。
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3 その特徴とは?
まず生地ですが、リーバイスより少し薄いです。
変わっているところでは、縫い糸がブラックになっていますよ。
(アメリカ海軍は濃いブルーでしたね。)
デザインは、典型的なチノパンタイプで、リーバイス等々と同じ4ポケット+懐中時計ポケット付きです。
ただし、各部にリベットは使用されていません。
ちょっと意外だったのは、前部のポケット容量がとても小さいことです。
イタリアの水兵さんは、ポケットに物をあまり入れないのでしょうか?
今回のモデルはデッドストックでしたが、汚れがあったのでショップで洗濯しています。
(ワンウォッシュの状態ですね。)
全体的な縫製は、少々雑ですがイタリアスタンダードの仕立てです。
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 2002年
製造場所 イタリア
契約会社 イタリア
製造会社 〃
材 質 コットン
表記サイズ 52 R
各部のサイズ(平置)
着丈 約108cm
ウエスト 約45cm
股下 約79cm
股上 約34cm
裾幅 約21cm
状 態 中古極上品
官民区分 官給品
入手場所 ヤフオク
入手難易度 3(困難)
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5 まとめ
デザインがオーソドックスなので、普通に使用できるのが嬉しいですね。
ぱっと見、軍物に見えないのもポイント高いです。
私もお気に入りのトラウザーズで、じつは数本まとめて購入し、今も普通に着用しています。
平均的なリーバイスジーンズ1本の値段で、余裕で2本買えるリーズナブルな価格が魅力ですよ。
また、アメリカ軍のように、裾が拡がっていないのも気に入っています。
(あれはあれでちょっと良いですけどね。)
軍モノのデニムといえば、第二次大戦中のアメリカ軍デニムが有名ですが、今回のモデルのようなアイテムもあります。
皆さんの普段使いに如何でしょうか?
ただし、このブログを開設した頃は、方々で販売されていたこのモデルも、現在では全く見かけなくなってしまいました。
おそらく売れ残っているとは思われますが、見つけるのは困難かもしれませんね。
探しているあなたは、ぜひオークションを覗いてみましょう!
今回は、珍しいイタリア海軍のトラウザースを分析しました。
いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!
それではまた、次回をお楽しみに!
(20231107更新)
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参考:イタリア海軍装備品に関する記事はこちらです。⬇︎
各国軍のデニム単色装備に関する記事はこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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