いつだってミリタリアン!

このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

【イギリスの軍服】陸軍DPM寒候期用パーカー(フォークランドパーカー)とは?  0260 🇬🇧 ミリタリー

こんにちは!

今回は、イギリス軍の迷彩パーカーを分析します。

マニアの間では、フォークランドパーカーなんて呼ばれていますね。

なかなか面白いアイテムですよ!

   目次

スポンサーリンク 

 

スポンサーリンク

1  イギリス陸軍DPM寒候期用パーカー(フォークランドパーカー)とは?

1982年に、イギリスとアルゼンチンとの間で勃発した「フォークランド戦争」(何故か日本では「紛争」になってましたね。でもあきらかに戦争でした。)では沢山の事が判明しました。

評価を上げたイギリス軍シーハリアーの空戦能力と運用していたサイドワインダーの性能。

アルゼンチン軍スカイホークの攻撃能力、シュペルエタンダールから発射されたエグゾセ対艦ミサイルの威力。

一方イギリス軍艦艇の脆弱性、ミラージュ戦闘機とその運用しているミサイル(こちらもサイドワインダー)の旧式化等々、テレビから得られる情報に興味津々でした。

中でも私が一番印象に残ったのは、イギリス軍地上部隊でした。

対するアルゼンチン軍が、殆ど迷彩服を着用していないのに対し、イギリス軍はDPMで統一していましたね。

(アルゼンチン軍は、識別のために迷彩服を使用しなかったという説もあります。)

使用されていた迷彩服は、極地用、一般用、空挺用の各DPMスモックでしたが、中には少数ながら、やたら着丈の長いスモックを着用している兵士がいました。

「なんだこれは?」…と正体不明のスモックに困惑したのでした。

結局フォークランド戦争後に、僅かですが日本にも輸入されて、やっと確認することができました。

それが今回のモデルです。

正式名称は、「メンズパーカー(コールドウェザー)」になっていますよ。

さて、どんなパーカーなのでしょうか?

早速、確認していきましょう! 

2  イギリス陸軍DPM寒候期用パーカー(フォークランドパーカー)の全体及び細部写真

前面

いつもの袖ポケットはありません。

着丈が長いですね。

f:id:akmuzifal6489:20191214110308j:image

 

背面
f:id:akmuzifal6489:20191214110314j:image

 

前面裏側

内ポケットはありません。
f:id:akmuzifal6489:20191214110358j:image

 

背面裏側

フードのみ、キルティングの内張あり。

空挺スモックのように、テイルピースが取り付けられています。
f:id:akmuzifal6489:20191214110303j:image

 

前合わせはジッパーとマジックテープです。
f:id:akmuzifal6489:20191214110337j:image

 

タグ

上のマジックテープは、専用ライナー用
f:id:akmuzifal6489:20191214110326j:image

 

エポレットはテーパー付きのラウンドタイプ。

ボタンは局地用スモックに使用されている大きいタイプ。

(ボタンは全部このタイプです。)
f:id:akmuzifal6489:20191214110418j:image

 

胸ポケット

角度が付いていて、ボタンで開閉

ポケット口は、ちゃんと折り返しがありますね。
f:id:akmuzifal6489:20191214110345j:image

f:id:akmuzifal6489:20191214110342j:image

 

腰ポケット

角度なしでこちらもボタンで開閉
f:id:akmuzifal6489:20191214110352j:image

f:id:akmuzifal6489:20191214110348j:image

 

肘の補強生地

腕を一周しています。

袖口はマジックテープの付いたストラップで調整します。

(3本のループが、何かと引っ掛かりそうですね。)

袖の先端も別の生地で補強してありますね。
f:id:akmuzifal6489:20191214110318j:image

f:id:akmuzifal6489:20191214110411j:image

 

フードはワイヤー(太い銅線)内蔵で、写真のように自立します。
f:id:akmuzifal6489:20191214110415j:image

 

フード裏側

厚みのあるキルトです。これは暖かいかも。
f:id:akmuzifal6489:20191214110256j:image

f:id:akmuzifal6489:20191214110402j:image

 

背中上部は生地が二重になっています。
f:id:akmuzifal6489:20191214110252j:image

 

ウエストのドローコードは左右で調整します。

下半身には、大容量のポケットとテイルピース

今回は、テイルピース  固定用のボタンが最初から紛失していました。

(だから安かったです。)
f:id:akmuzifal6489:20191214110329j:image

 


f:id:akmuzifal6489:20191214110321j:image

f:id:akmuzifal6489:20191214110422j:image

f:id:akmuzifal6489:20191214110355j:image

 

袖の裏側

ライナー用のマジックテープ
f:id:akmuzifal6489:20191214110300j:image

 

フードドローコードのロックは、いつものスウェーデン製「Fixlock」です。
f:id:akmuzifal6489:20191214110405j:image

f:id:akmuzifal6489:20191214110333j:image

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

3  イギリス陸軍DPM寒候期用パーカー(フォークランドパーカー)の特徴とは?

迷彩は定番のDPMです。

ダークイエローをベースに、グリーン、ブラウン、ブラックを刷毛で丸く塗ったようなパターンを描いています。

今回のモデルは、このDPM生地がP–85になっていて、フォークランド戦争後のモデルのようです。

そのため生地もP–85とよく似ていて、極地用スモックのような薄いギャバジンではなく、サテンに近いです。

デザインは、極地用スモックのポケットから下を伸ばした印象です。

注意点はサイズで、セーター、スモックを着用した上に着用するというコート的な使い方をするので、表記サイズが同じでも、1〜2サイズほど大きいデザインになっているところです。 

4  イギリス陸軍DPM寒候期用パーカー(フォークランドパーカー)の製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度    1980年代

 ・製造場所                   イギリス

 ・契約会社                   イギリス

 ・製造会社                        〃

 ・材質                          コットン

                                      ナイロン

 ・表記サイズ                170/96

                                   (日本人のXL)

 ・各部のサイズ(平置)                                       

                                    着丈  約92センチ

                                    肩幅  約56センチ

                                    身幅  約70センチ

                                    袖丈  約59センチ                                                                        

 ・状態                        中古極上品

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 大阪の専門店

スポンサーリンク

スポンサーリンク

5  イギリス陸軍DPM寒候期用パーカー(フォークランドパーカー)まとめ

スタジアムパーカーなどもそうですが、着丈の長い衣類は防寒能力に優れていますね。

実際の戦闘では少々邪魔かもしれませんが、風が強そうなフォークランドの島々では重宝したことでしょう。

でも、フォークランドでの使用量(支給量)は僅かだったようです。

入植していたイギリス人を救うために、本国を離れたフォークランド諸島での戦争を決断した、当時のイギリスサッチャー政権。

見事に領土を守り切りました。

でも、現地では兵士の防寒装備や弾薬の不足に悩まされていました。

(両軍とも同系列の小銃を採用していたため、弾薬を消費したらアルゼンチン軍から鹵獲した弾薬を使用していたそうです。)

今回のパーカーも、一部の兵士に支給されたのみで戦争は早々に終了してしまいました。

何故かその後、このパーカーを使用しているのを見たことがありません。

もしかしたら、一時的に採用した装備なのかもしれませんね。

そんな今回のパーカーですが、激しく動くサバイバルゲームでは、長い着丈が煩わしいかもしれません。

でも、あまり動かない野鳥観測や狩猟の待ち伏せには適しているようです。

人間のシルエットを隠すことができるので、人のみならず野生動物にも効果的な迷彩服ではないでしょうか?

ただ、このパーカーも数が少ないです。

また見つけても、表記サイズよりかなり大きい物が多く、購入には二の足を踏んでしまいますね。

(価格も高いものが多いですね。)

どうやらDPMマニア以外は手を出さない方がよいようです。

私は、フォークランドで使用された、P–68DPMのパーカーを探しますね。

  

今回は、イギリス軍がフォークランド戦争で使用した迷彩パーカーを分析しました。

次回は、パーカーつながりで、陸上自衛隊の防寒パーカーを 分析します。

お楽しみに!

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

参考:イギリス軍の各種スモックはこちらで

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

   ✳︎               ✳︎               ✳︎

読んでいただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

remember

remember

  • Uru
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes