こんにちは!
今回は、タイ王国軍の迷彩服を分析します。
何処かで見た迷彩の改造版…といった印象です。
今回のモデルもデッドストックですよ!
目次
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1 タイ王国内務省迷彩服とは?
タイ王国は2014年のクーデター以降、未だに軍事政権が続いています。
とは言え、あまり悪いイメージがなく、酷い情報も伝わってこないのは、国全体が仏教徒だからでしょうか?
(微笑みの国…なんていうキャッチフレーズもありましたね!)
そんなタイ王国軍は、通常の陸・海・空軍に加え、国境警備隊や独立歩兵大隊など、別の準軍事組織があるようですね。
今回のモデルはその中でも内務省と呼ばれている組織が採用している迷彩服です。
いかにもジャングルで効果を発揮しそうな迷彩服に仕上がっていますよ。
さてさて、それはどんな迷彩服なのでしょうか?
今回は、タイ王国軍マニアのみならず、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 タイ王国内務省迷彩服の全体及び細部写真
ジャケット
前面
背面
前面裏側
背面裏側
前合わせはボタンのみです。
タグ
二枚あって、サイズタグ(赤い36)とメーカータグ(緑のDRと馬さん)
メーカータグの裏側はランドリーデーターが。
エポレットはテーパー付きのクサビ型です。
胸ポケット
2個のボタンで開閉
腰ポケット
こちらも2個のポケットで開閉
袖はボタンとタブで調整できます。
一部プリントミス(乾燥ミス?)で滲んでいますね。
ウエストにはボタンとタブでサイズを調整できます。
左胸ポケットフラップ上部にはスリットが確認できますが、ポケット内にペンポケットはありません。
迷彩パターン
トラウザース
前面
背面
前面裏側
背面裏側
前合わせはジッパーとボタンです。
メーカータグ表裏
側面
左右のスラントポケット、膝ポケット、臀部のポケットの6ポケットタイプです。
ウエストには調整用のナイロンストラップがあります。
金属バックル付き
臀部のポケット
ボタンで開閉
スラントポケット
膝ポケット
2個のボタンで開閉
膝ポケットは二重になっています。
裾にはナイロンテープを内蔵。絞れます。
臀部のポケット生地
スラントポケット生地
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3 タイ王国内務省迷彩服の特徴とは?
まず迷彩ですが、パターンも色調もアメリカ軍海兵隊の通常迷彩に似ていますね。
(少々色調が濃くて、コントラストが強いです。)
ブラウンをベースにグリーン、ブラック’、ダックエッググリーンの四角い小さなダットで葉や雲のパターンを描いています。
しかしその中に、しかも意図的にダックエッググリーンで縦長の破線を描いていますよ。
面白い迷彩ですね。
生地はコットンとポリエステルの混紡で、肌触りが良くしっかりしています。
デザインは、基本的にアメリカ軍の一昔前のBDUを基本としていますが、エポレットを付けて個性を出しています。
また、アメリカ軍BDUで絶滅した、ウエストのタブが生きています。
(日本人を含めアジア人はこのタブが好きですね。見た目がシュっとするからでしょうか?)
東南アジアの製品によく見られる、いい加減な感じはなく、丁寧かつ正確な縫製がなされている好感の持てる迷彩服ですね。
4 タイ王国内務省迷彩服の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 2010年代
・製造場所 タイ王国
・契約会社 タイ王国
・製造会社 〃
・材質 コットン
ポリエステル
・表記サイズ 36
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
ジャケット
着丈 約73センチ
肩幅 約48センチ
身幅 約58センチ
袖丈 約60センチ
トラウザース
ウエスト 約44センチ
股上 約29センチ
股下 約80センチ
着丈 約105センチ
裾幅 約22センチ
・状態 デッドストック
・官民区分 官給品
・入手場所 ヤフオク
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5 タイ王国内務省迷彩服まとめ
気になるのは、ダックエッググリーンの破線です。
これがジャングルで、都市で、どんな効果があるのか確かめたいですね。
全体的には暗いジャングル用の迷彩なので、この破線がとても目立ちます。
(しかも短い間隔で繰り返されているので、より人工的なものを感じますよ。大丈夫なのでしょうか?)
実戦における迷彩効果はともかく、全体的には緑の多い森林などでは効果的な迷彩ですね。
サバイバルゲームは勿論のこと、狩猟や野鳥観測にも使えそうですね。
ただ、熱帯仕様なので冬(寒候期)での使用は工夫が必要なようです。
今回のモデルは、まだ新しい迷彩であることから、今後も入手可能です。
インターネットに網を張って、じっくり待ちましょう。
今回は、タイ王国軍の特殊な部隊の迷彩服を分析しました。
次回は、スウェーデン軍の戦闘服を分析します。
お楽しみに!
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その他のタイ王国軍装備はこちらです。⬇︎(全く違う迷彩ですね。)
今回のモデルが参考にしたと思われるアメリカ軍海兵隊の迷彩服はこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
読んでいただき、ありがとうございました。
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