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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

【イギリスの軍服】陸軍P–60スモック(OD)とは? 0278 🇬🇧 ミリタリー

こんにちは!

今回は、イギリス軍の古いスモックを分析します。

まだイギリス軍で迷彩が限定使用だった頃のアイテムです。

時代でしょうか?

最近は見かけなくなりましたね。

   目次

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1  イギリス陸軍P–60スモック(OD)とは?

第二次大戦中から通称「バトル・ブラウス」と呼ばれる、丈の短いウール製の戦闘服を主な装備として戦ったイギリス軍。

通常の制服を、より目立たない色調の生地で製作するという、第一次大戦以前の考え方を貫いていました。

いかにも保守的なイギリスらしいですね。

1950年から始まった朝鮮戦争で国連軍の一員として参加したときも、概ね大戦中の装備のままでした。

そこで、アメリカ軍の最新M51系装備を目のあたりにして、軍事的カルチャーショックを受けます。

自分たちの装備が、あまりに旧式、旧態であることを認識したからです。

アメリカ軍のM51系装備は、ジッパーやダットファスナーを多用し、ジャケットやパーカーなどレイヤード(重ね着)システムを採用した革新的な装備だったのですね。

それまでもイギリス軍は、デニソンスモックという先進的な迷彩服を開発、空挺部隊や狙撃兵に支給していました。

迷彩ではないですが、デニソンスモック以上の被服を、アメリカ軍は末端の兵士にまで支給していたのです。

それまで、軍事的後進国と見下していたアメリカ軍が、自分たちより遥かに優れた装備を持っていたのは衝撃的だったようですね。

イギリスは直ちにサンプルを入手して、まずはM51フィールドジャケットを参考に、新しいスモックを開発しました。

そして1960年に採用されたのが、今回のモデルです。

その後、生地をDPMに変えたモデルも開発。

並行して1970年頃まで使用されました。

さて、どんなスモックなのでしょうか?

早速、確認していきましょう! 

2  イギリス陸軍P–60スモック(OD)の全体及び細部写真

前面

DPMでないので、細部がよくわかりますね。

ローデシア軍のスモックにも影響を与えているようです。

(かなりの使用感です。) f:id:akmuzifal6489:20191226133645j:image

 

背面
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前面裏側

左右胸ポケットの裏側には、内ポケットがあります。

ライニングは上半身と袖です。これがハーフライン?
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背面裏側

下部には大きなマップポケットが設けられています。
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前合わせはジッパーとボタンですが、ジッパーは短いですね。
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タグ

一まとめになっています。
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エポレット

テーパー付きのラウンド型です。

階級章を取り付けた跡があります。
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胸ポケット

角度が付いています。

ボタンで開閉
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腰ポケット

こちらは垂直です。

プリーツ付き、ボタンで開閉

ポケット口にはゴムを内蔵
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ジッパーは「NZ」という刻印が。
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ジッパー差込口には「FLASH」
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襟は沢山のステッチがあります。

これで強度と形を維持しているのでしょうか?
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襟裏にはチンストラップがあります。
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背中にはタックが2本あります。

このため、自然にウエストが絞られているように見えますね。
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マチ付きでボタンで開閉・調整
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内ポケット

左右にあって、表側の胸ポケットと同じ角度になっています。

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脇には通気孔が。
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オプションのフード

(デッドストック)

右面
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左面
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右面内側
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左面内側
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タグ
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ダットファスナーとドローコード

丸いストッパーは木製です。
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3  イギリス陸軍P–60スモック(OD)の特徴とは?

生地は、OD(オリーブドラブ)のコットンサテンで、アメリカ軍のM43フィールドジャケットなどの生地に似ています。

ただカラーはどちらかというとグリーンが勝っています。

デザインは、典型的な4ポケット+内ポケットのコートタイプですが、胸ポケットに角度が付いていたり、腰ポケット口にゴムを内蔵しているなど独特ですね。

(デニソンスモックの影響も受けてるようです。)

各ポケットは、  ダットファスナーではなくボタンです。

(その後も、現在のMTPに至るまで一般兵科のスモックはボタンを採用しています。修理が容易だからでしょうか?)

面白いのは襟で、何本ものステッチがあります。

古今東西の衣料品でも、あまり例のない処理ですね。

専用のフードはありますが、ライナーは装着できません。

あくまでスモックなんですね。 

4  イギリス陸軍P–60スモック(OD)製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度    1963年

 ・製造場所                   イギリス

 ・契約会社                   イギリス

 ・製造会社                        〃

 ・材質                          コットン

 ・表記サイズ                2

                             (日本人のM〜L)

 ・各部のサイズ(平置)  

                                    着丈  約75センチ

                                    肩幅  約49センチ

                                    身幅  約57センチ

                                    袖丈  約62センチ                                                                        

 ・状態                        中古並品

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 ヤフオク

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5  イギリス陸軍P–60スモック(OD)まとめ

実際にこのスモックを着用すると、意外に腰ポケットが使いづらいです。

これはポケット口にゴムでテンションがかかっているのが原因ですね。

また、襟も固くて違和感があります。

もしかしたら、チンストラップでスタンドカラーにした場合に、襟自体の強度を得るためにこうしたのかもしれません。

設計者の意図がどのようなものであったのか、今では確認することはできませんが、全般的にオーバースペック感がありますね。

量産品ですが、試作品的な意味合いもあったスモックだったのかもしれませんね。

さて、今回のモデルはかなり使用された中古品ですが、約20年前まではデッドストックが普通に、販売されていました。

ところが今では、どこにもありません。

それどころか、中古品でもとても高価になっていますね。

マニアの方は、もしデッドストックを発見したら、できる範囲で購入しておきましょう。

(世界中で数が減少しています。イギリス本国でも少なくなっているそうですよ。)

一方、一般の方は、あえて購入するほどのものではないようです。

未確認情報ですが、ある有名なファッションブランドが、モデル化していたことがあるようです。

実用には、そちらを購入するのが良いようですね。

 

今回は、イギリス軍近代スモックの始祖とも呼べるP–60スモックを分析しました。

次回は、アメリカの防寒着を分析します。

お楽しみに!

 

参考:同じ時期の各国装備はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

DPM生地のP–60スモックはこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

    ✳︎               ✳︎               ✳︎

乃木坂46の白石麻衣さんがグループを卒業するというニュースを観ました。

今後は、お芝居などにも挑戦したいとか。

賛成ですね。

これで動きやすくなって、TVなどでの露出が増えそうです。

今後の活躍に期待したいですね。

ぜひ、私の住んでいる地方にも来ていただきたいです。

(まず無いですが…。)

 

読んでいただき、ありがとうございました。

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