こんにちは!
今回は、タイ王国軍の迷彩服を分析します。
ちょっと前の迷彩服ですが、近年のものと仕立てが大きく違っていました。
タイ王国に何があったのでしょう?
目次
- 1 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(1980年代モデル)とは?
- 2 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(1980年代モデル)の全体及び細部写真
- 3 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(1980年代モデル)の特徴とは?
- 4 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(1980年代モデル)の製造とサイズのデータ
- 5 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(1980年代モデル)まとめ
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1 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(1980年代モデル)とは?
歴史あるタイ王国ですが、現在は軍事政権が政治の実権を握っていますね。
そのせいかどうかわかりませんが、タイ王国内で観光客が迷彩服を着用すると、逮捕されるとか?
スパイ容疑でも掛かるのでしょうか?
迷彩服=悪みたいな図式が出来上がっているのかもしれませんね。
そんなタイ王国ですが、第二次大戦を奇跡的な外交ですり抜けたあとは、アメリカ軍の指導のもと軍備を整えてきました。
やはり…というか当然個人被服はアメリカ系を採用しています。
特に戦闘服は、1970年代後半から1980年代にアメリカ軍で採用されていた迷彩の影響を大きく受けているようですよ。
でも全く同じではなくて、タイ王国独特の迷彩になっていますね。
さてさて、それはどんな迷彩服なのでしょうか?
今回は、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(1980年代モデル)の全体及び細部写真
前面
独特のビビットな色調の迷彩ですね?
背面
前面裏側
前身頃と左胴体部分は、同じ迷彩生地ながら裏側に迷彩がかなり透けていますね。
背面裏側
その他の記事も裏側にやや透けています。
右胸ポケット
2個のボタンで開閉
ポケットフラップの色調が僅かに違っていますね。
腰ポケット
こちらも胸ポケットと同じです。
左胸ポケットはフラップにスリットがあって、ペンを差せます。
ポケットの中にはペンポケットが設けられていますよ。
袖はボタンで開閉・調整
ウエストにはサイズ調整タブがあります。
ボタンもアメリカ軍BDU用ボタンに似たデザインですね。
肩のデザインも独特ですね。
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3 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(1980年代モデル)の特徴とは?
迷彩は、ライトオレンジブラウンをベースにグリーン、ブラウン、ブラックで雲や葉のようなパターンを描いています。
パターンは、アメリカ軍のブラウンリーフ迷彩やウッドランド迷彩を模したものになっています。
(明暗がはっきりした迷彩ですね。)
記事は、薄いコットンですが、肌触りがあまり良くありません。
なんか粗末な印象の生地です。
デザインは、アメリカ軍のウッドランド迷彩服の初期型を模しているようですね。
典型的なエポレットなしの4ポケットタイプで、ウエストにはサイズ調整タブがあります。
全体的に縫製が悪く、生地の粗末さも相まって、二流品の印象を受けます。
当時の東南アジアやアフリカ諸国の戦闘服に、共通して観られる特徴ですね。
近年のデジタル迷彩服の仕立てとは雲泥の差がありますよ。
4 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(1980年代モデル)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1980年代
・製造場所 タイ王国
・契約会社 タイ王国
・製造会社 〃
・材質 コットン
・表記サイズ なし
(日本人のM〜L)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約71センチ
肩幅 約48センチ
身幅 約55センチ
袖丈 約58センチ
・状態 中古並品
・官民区分 官給品
・入手場所 大阪の専門店
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5 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(1980年代モデル)まとめ
この配色は、なかなか例がないですね。
(私はこの迷彩を見て、夕日の北アルプスを思いだしました。)
でも、明暗がはっきりした迷彩なので、分裂効果が期待できますよ。
森林の日向(ひなた)などでは効果がありそうですね。
ただ仕立てが悪くて、あまり着用する気になれないモデルです。
やはりタイ王国(または周辺?)での使用に限定されるようです。
現在このモデルは日本でも見かける事が少ないですね。
タイ王国軍マニアまたは迷彩服コレククター以外は、手を出さない方が良いようです。
私は、デッドストック上下セットを探してみたいと思います。
今回は、タイ王国の少し前の迷彩服を分析しました。
次回は、アメリカ海軍のジャケットを分析します。
お楽しみに!
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参考:他のタイ王国迷彩服はこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
バドミントン、桃田選手事故
無事で良かったです。
怪我の程度が心配ですね。
日本は、政府を挙げて快復のための科学的な手段を講じて欲しいです。
夏の為に!
読んでいただき、ありがとうございました。
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