
今回は、1990年代の中国人民武装警察(PAF)迷彩ユニフォームを分析します。
デジタル迷彩になる一つ前のモデルですね。
もしかしたらこれも「試作品」なのかもしれません。
まさかのデッドストックですよ!
目次
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1 中国人民武装警察迷彩ユニフォーム(ウッドランド・94式タイプ)とは?


中国人民解放軍内の準軍事組織である武装警察、通称「武警」。
中国人民武装警察については以下を参照してください。⬇︎
当然ながら一般的な人民解放軍とは違った装備が支給されていますね。
特に衣類は明確に違っていて、大きな識別点になっていますよ。
今回のモデルは、そんな人民武装警察が1990年代に採用していた迷彩服になります。
まだデジタル化が進む前の時代のもので、やや暗い色調の迷彩が特徴です。
さてさて、それはどんな迷彩ユニフォームなのでしょうか?
今回は、中国軍装備マニアのみならず、世界の迷彩服コレクターであるあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
ジャケット
前面
襟のパッチは最初から縫い付けられていました。

背面

前面裏側

背面裏側

襟周りレイアウト

前合わせはジッパーとダットファスナーです。

データスタンプ等

生地裏にあるナンバリング
パーツナンバーでしょうか?



エポレット
テーパーなしのクサビ型。
ボタンで開閉。

胸ポケット
グリーンのプラスティック製ジッパーで開閉

腰ポケット
ポケットフラップはマジックテープで開閉
ポケット表面にプラスティック製ジッパーで開閉する小ポケットあり。


裾左右にはゴムを内蔵。

右袖ポケット
ダットファスナーで開閉。


袖
ややテーパー付き。


袖口はダットファスナーで開閉
調整機能はありません。


ジッパースライダー
こちらは金属製。

部隊パッチ?
(武装警察用ではないかもしれません。)
裏面のストラップを左そでのループ(2本)に通してマジックテープで留めます。
ずっとこのループの用途が不明でしたが、パッチ用とは思いませんでした。


襟のパッチ
左右非対称なので、補給や取り付けが少々面倒ですね。

ダットファスナー表面
官給品に使用されています。

トラウザーズ
前面

背面

前面裏側

背面裏側

前合わせはボタンのみ。

データスタンプ等

左側面レイアウト

腰スラントポケット
…なのですが、裁断はラウンドタイプ。

ヒップポケット
マジックテープで開閉。
ポケットフラップとポケット本体ではマジックテープの色調が違っていますね。


裾はボタンとタブで調整可能です。


裾はテーパー付き。

前合わせ頂部のボタン(大)
マホガニーブラウンのプラスティック製。

その下のボタン(小)
こちらも同じですね。

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3 その特徴とは?
迷彩は、ライトカーキグリーンの生地に、ダークグリーンとブラウンでアメーバ状のパターンを描いています。
当時の人民解放軍の迷彩とは色調及びパターンとも違っていますね。
迷彩比較
今回のモデル

以前分析したモデル①
(人民解放軍陸軍87式)

以前分析したモデル②
(人民武装警察05式)

生地は薄いコットンの平織りで、軽量化かつ通気性に優れていますよ。
デザインは、ジャケットがエポレット付き、胸ポケット×2、腰ポケット×4、袖ポケットで、左袖には日本のループ付き。
(このループは部隊プレートを取り付けるループでした。)
一方トラウザーズは、腰ポケット×2、ヒップポケット×2で、裾には絞りを調整するタブが付いています。
デザイン自体は、一般的な人民解放軍の迷彩ユニフォームと大きな違いはありません。
全体的な縫製は、平均的な人民解放軍ユニフォームより上質な仕立てになっています。
警察組織だからでしょうか?
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 1990年代
製造場所 中国
契約会社 中国
製造会社 〃
材 質 コットン
ポリエステル
表記サイズ 1号?
(日本人のL)
各部のサイズ(平置)
ジャケット
着丈 約82cm
肩幅 約49cm
身幅 約60cm
袖丈 約66cm
トラウザーズ
ウエスト 約45cm
着丈 約108cm
股上 約34cm
股下 約78cm
裾幅 約23cm
状 態 デッドストック
官民区分 官給品?
入手場所 札幌の専門店
入手難易度 4(極めて困難)
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5 まとめ
なかなか美しい迷彩ですね。
メリハリのない全体的に暗い迷彩なので、森林の日陰では効果が期待できますね。
日本では警察組織なのに迷彩服…というのも少々変な気がしますが、昨今は世界的に増えてきていますね。
今回のモデルのあと、デジタル迷彩に移行するとともに、もっと明るい色調を取り入れて、より人体の輪郭を分裂させる効果が発揮できるようになりました。
そういう意味では、今回のモデルは希少なのかも?


中国人民武装警察は、公安関係の仕事をするのが任務のようですが、有事の際には人民解放軍に取り込まれるのでしょか?
現在の正確な構成人員数は不明ですが、目が離せない部隊ではありますね。
…それはともかく、今回のモデルは少数生産だったのか、ほとんど見掛けませんね。
人民解放軍では部類の在庫を誇る、東京の有名な老舗ショップのカタログにも載っていませんでした。
やはり貴重な迷彩ユニフォームなのでしょう。
(中国本土のショップでは入手可能なのでしょうか?)
一般的な人民解放軍より人員は少ないといえ、ある程度の量は製造されていたはずです。
探しているあなたは、やはり国内外のオークションサイトにキーワードを登録して待ってみましょう。
(お急ぎのあなたは、近日この迷彩ユニフォームもオークションに出品しますので、それをお待ちください。)
私は、存在は不明ですが同迷彩のフィールドジャケットやキャップ、ハットを探してみたいと思います。
今回は中国人民武装警察の希少な迷彩ユニフォームを分析しました。
いやー警察装備も、本当に面白いですね!
それではまた、次回をお楽しみに!
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参考:他の中国人民武装警察装備に関する記事はこちらです。⬇︎
他の中国人民解放軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎
各国軍の迷彩装備に関する記事はこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
読んでいただき、ありがとうございました。
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