こんにちは！
今回は、オランダ軍の迷彩フィールドジャケットを分析します。
一連のDPM装備のバリエーションですが、アメリカ軍やイギリス軍とはまた違ったコンセプトで製造されていますよ。
何より暖かいのが嬉しいですね。
季節はまだまだ先ですが、秋以降におすすめのジャケットですよ！
目次
- １ オランダ陸軍迷彩フィールドジャケット（DPM）とは？
- ２ オランダ陸軍迷彩フィールドジャケット（DPM）の全体及び細部写真
- ３ オランダ陸軍迷彩フィールドジャケット（DPM）の特徴とは？
- ４ オランダ陸軍迷彩フィールドジャケット（DPM）の製造とサイズのデータ
- ５ オランダ陸軍迷彩フィールドジャケット（DPM）まとめ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
１ オランダ陸軍迷彩フィールドジャケット（DPM）とは？
ヨーロッパの例えばオランダあたりの緯度は、北緯50度以北のようですね。
日本付近では北海道の北、サハリン付近に当たります。
勿論、地形や海流などの影響で同じ気温とは限らないのですが、冬は概ね同じくらい寒いようですね。
そのためオランダを含め、ヨーロッパの防寒着は本格的なものが多いです。
今回のモデルは、オランダが兵士に支給した防寒装備の一種で、アメリカ軍でいうところのフィールドジャケットになります。
しかし、デザインは全く違いますね。
オランダ軍もOD単色モデルまでは、明らかにアメリカ軍M43ジャケット風でしたが、DPMモデルは根本から変えてきていますね。
（オランダに何があったのでしょう？）
さてさて、それはどんなジャケットなのでしょうか？
今回は、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう！
２ オランダ陸軍迷彩フィールドジャケット（DPM）の全体及び細部写真
前面
着丈の長いデザインですね。
背面
前面裏側
背面裏側
前合わせはジッパーとダットファスナーです。
タグ
2000年度契約品です。
襟は襟やストームフラップに付いているダットファスナーで立てることができます。
エポレットは長方形でループに通すタイプ
マジックテープで開閉
胸ポケット
ポケットフラップは、左右で長さが違いますね。
２個のダットファスナーで開閉
腰ポケット
こちらのポケットフラップは長方形です。
２個のダットファスナーで開閉
左袖ポケット
ダットファスナーで開閉
しかしダットファスナーヘッドが外れていました。
ここはこのモデルの弱点のようです。
材質に問題があるのかもしれませんね。
袖
テーパー付きで袖口は ダットファスナーで開閉
肘の補強生地は楕円形です。
何故か左袖にDリングが。
用途はなんでしょう？
ネームタグ用マジックテープ
ライナー用ボタン
ボタンはドイツ軍のものに似ていますね。
袖口調整用ダットファスナーには、ちゃんと力布が加えられています。
ジッパースライダーの刻印
イギリス軍もこのメーカーを使用していましたね。
ウエストのドローコード
ロック付きです。
国籍マーク
フランスではありませんよ！
ライナー
前面
背面
前面裏側
背面裏側
スポンサーリンク
スポンサーリンク
３ オランダ陸軍迷彩フィールドジャケット（DPM）の特徴とは？
迷彩は、ダークイエローの生地にグリーン、ブラウン、ブラックを用いて、ハケで小さく丸く塗ったようなパターンを描いています。
いわゆるDPMパターンですが、イギリス軍のように細かい斑点を用いてボカシの表現は省略されています。
デザインは、エポレット付き、胸ポケット×2、腰ポケット×2、左袖ポケットで、内ポケットはありません。
オランダ軍衣料品の欠点として、ダットファスナーのヘッドが破損することが多いです。
材質の問題なのか、加工の問題なのかわかりませんが、同じ場所が壊れているジャケットをよく見かけます。
取り扱い注意ですね。
このジャケットには、専用のライナーが装着できます。
（これは暖かいですよ。）
おそらく専用のフードもあると思うのですが、見たことがありません。
全体的には着丈が長く、ジャケットというよりはハーフコート的なデザインですね。
（ヨーロッパものは、全般的に着丈が長いデザインが多いですね。）
ライナーはポリエステルで、身体側はボアで暖かいですね。
４ オランダ陸軍迷彩フィールドジャケット（DPM）の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 2000年
・製造場所 オランダ
・契約会社 オランダ
・製造会社 〃
・材質 コットン
ポリエステル
・表記サイズ 5060/8085
（日本人のＭ〜Ｌ）
・各部のサイズ（平置）
着丈 約81センチ
肩幅 約49センチ
身幅 約56センチ
袖丈 約56センチ
・状態 中古上品
・官民区分 官給品
・入手場所 沖縄の専門店
スポンサーリンク
スポンサーリンク
５ オランダ陸軍迷彩フィールドジャケット（DPM）まとめ
実際に着用してみると、着丈が長いことに当初困惑しますが、慣れれば無問題です。
ライナー装着時は、とても暖かいですよ。
他のヨーロッパの軍装に多い、ライナー単体での着用はできませんが、ジャケットに装着する限り必要十分なライナーですね。
またDPMの迷彩効果は定評があります。
春秋は勿論、冬でも積雪地以外では十分に使用できますね。
サバイバルゲーム、狩猟、野鳥観測のみならず、キャンプや釣りに使えそうですよ。
ただ絶対数が少ないので、現時点では品薄です。
しかし、オランダ本国では、新しい迷彩に更新されつつありますね。
今後このアイテムも、まとまった数が輸入されるかもしれません。
探しているあなたは、もう少し待ってみましょう。
購入する場合は、サイズ表記を信用せず、必ず試着するか各部のサイズを確認しましょう。
また、袖ポケットのダットファスナーヘッドも確認しましょう。
今回は、オランダ軍の暖かいフィールドジャケットを分析しました。
次回は、官給品ではありませんがイギリス軍の迷彩服を分析します。
お楽しみに！
スポンサーリンク
スポンサーリンク
参考：他のオランダ軍装備はこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
本日もTwitterに恐ろしい気象現象が ありました。
埼玉県の「ろうと雲」です。
埼玉県で「ろうと雲」の目撃情報が相次ぎました https://t.co/Dgv3Vo44xZ
— Twitter モーメント (@MomentsJapan) 2020年8月28日
上空から漏斗状に雲が垂れ下がっている状態ですね。
これが地表面や海水面に接すると「竜巻」になります。
大気の状態が不安定な時に発生することが多いですね。
場合によっては、雷、突風、強い雨を伴うことがあるので、こんな雲を見つけたら雲から離れたり、建物や車に避難しましょう！
読んでいただき、ありがとうございました。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
- provided courtesy of iTunes
