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歴史に埋もれたアイテム!【自衛隊装備品】陸上自衛隊防暑服(OD・重作業用)とは? 0561 🇯🇵 ミリタリー JGSDF TROPICAL UNIFORM(OD・HEAVY WEIGHT TYPE)1992

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今回は、1990年代の陸上自衛隊防暑服(重作業用)を分析します。

こんな作業服があったのですね。

PKO用だったのでしょうか?

でも現在は使用されていませんね。

今回のアイテムは奇跡的に極上品ですよ!

   目次

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1  陸上自衛隊防暑服(OD・重作業用)とは?

陸上自衛隊の防暑服が注目されたのは、国連の要請でカンボジアにPKO要員を派遣したときに遡ります。

 

この時の防暑服は、OD単色で前合わせのボタンがむき出しのジャケットタイプでしたね。

(デザイン的には、アメリカ軍ユーティリティジャケットに似ていた?)

 

1992年当時のカンボジアPKO派遣隊員

(みんな防暑服1型を着用していますね。)

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Twitterより引用

https://twitter.com/roka_donkatsu/status/561739099220869121?s=21

当時の一般的な作業服は、ODの前見頃がジッパーで開く65式がメインでしたので、こんな作業服があるんだと驚きましたね。

 

今回のモデルは、その防暑服の後に採用されたものです。

 

でも、すでに迷彩服2型が普及し始めていたことから、OD単色のモデルは必要性がなくなり、短期間で廃止されたようです。

(諸説あり。)

 

驚くべきはそのデザインです。

 

このデザインを目の当たりにして、ある考えが湧いてきましたよ!

 

さてさて、それはどんな防暑服なのでしょうか?

 

今回は、陸上自衛隊マニアのあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  防暑服(OD・重作業用)の全体及び細部写真

上衣
前面f:id:akmuzifal6489:20201031154803j:image

 

背面
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前面裏側
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背面裏側
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前合わせはボタンのみです。
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サイズスタンプ
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上衣タグ
1992年度契約品です。
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襟周りレイアウト
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エポレットはややテーパー付きのクサビ型です。
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胸ポケット
マジックテープで開閉
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右袖にある袖ポケット
ペン用ですね。
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袖口はボタンとタブで調整
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背中にはアクションプリーツがあります。
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背中には、偽装用のループが。
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ウエストのサイズ調整タブ
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下衣
前面
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背面
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前面裏側
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背面裏側
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前合わせはボタンのみです。
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サイズスタンプ
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下衣タグ
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右側面レイアウト
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腰スラントポケット
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ヒップポケット
右側のみです。
ボタンで開閉f:id:akmuzifal6489:20201031154846j:image

 

膝ポケット
ポケット口に折り返しがありますね。
ボタンで開閉
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単純な筒です。
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参考

姫路駐屯地史料館f:id:akmuzifal6489:20201031195325j:image

流浪オヤジの探検日記より引用

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3  その特徴とは?

生地はODのコットンとビニロン混紡で、末期の65式(OD)と同じツイルです。

(全く同じ素材かもしれません。)

 

デザインは、なんと迷彩服2型と同じですよ。

 

構成は、上衣がエポレット付き、胸ポケット×2、アクションプリーツ付き、ウエストにサイズ調整タブ付きのジャケットタイプ。

 

下衣がスラントポケット×2、膝ポケット×2、右ヒップポケットです。

 

全体的な縫製は、自衛隊スタンダードで、正確、丁寧ですね。

(アイロンが当てやすくて助かります。)

4  製造とサイズのデータです!

製造・契約年度 1992年

製造場所    日本

契約会社    日本

製造会社     〃

材  質    コットン

        ビニロン

表記サイズ   5B

       (日本人のL)

各部のサイズ(平置)

        上衣

       着丈 約70cm

       肩幅 約49cm

       身幅 約59cm

       袖丈 約53cm

        下衣

     ウエスト 約44cm

       股上 約30cm

       股下 約75cm

       裾幅 約22cm

       着丈 約102cm

状  態   中古極上品

官民区分   官給品

入手場所   東京のイベント

入手難易度  5(まず無理)

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5  陸上自衛隊防暑服(OD・重作業用)まとめ

今回のモデルは、品名に「防暑服」とあり、しかも「重作業用 」となっています。

 

でも、その生地やデザインは、同時期の迷彩服2型と全く変わりません。

 

これは何を意味するのでしょうか?

 

ここからは私のボケた頭が考えた、戯言だと思ってください。

(物証はありません。)

 

もしかして陸上自衛隊は、迷彩服2型を開発した後も、それまでのOD作業服と迷彩服1型の関係のように、OD装備と新迷彩装備の二刀流で作業服(戦闘服)を装備しようと考えていたのではないでしょうか?

 

その証拠が、今回のモデルの生地と品名です。

 

今回のモデルは「防暑服」としながらも、生地は日本国内で使用するのものと同じでした。

(このまま熱帯で使用すれば、かなり不快な状況になるのは、想像に難しくなりません。)

 

また、「重作業用」との名称をつけているのも不自然ですよね。

(そもそも重作業って、どんな作業?カンボジアPKOでは、軽く薄い防暑服でかなりの作業をこなしていましたが…。)

 

つまり、迷彩服2型と同じデザインのOD版も製造し、普段はOD版を着用、演習や実戦では、対赤外線対策や難燃性付加した高性能の迷彩服を着用するという運用方法を狙っていたのではないでしょうか?

 

しかし、世界の趨勢、雲仙での災害派遣、費用対効果などを考慮した結果、最初から迷彩服2型オンリーで行くことに変更したのではないでしょうか?

(でも既にまとまった数のOD版を契約・製造し始めており、苦肉の策でタグだけ変更して不自然な名称のまま各部隊へ支給、その後返納させた…のかも?)

 

…などという事を、勝手に考えて記事にできるのも個人ブログの良いところですね!

 

さて今回のモデルですが、1995年くらいまでには全て回収(返納)され、その後処分されてしまったようです。

 

そのため、使い古された中古品ですら市中で見かけることはありません。

(私が入手できたのは、ある意味「奇跡」だったかもしれませんね。)

 

入手は、まず不可能でしょう!

 

それでも、今回のモデルのようにイベントで販売されていたり、ネットオークションで流れている場合もあります。

(私以外でもコレクションしている方がいらっしゃいますね!)

 

コレクションしたいあなたは、諦めず気長に探してみましょう!

 

あと、できれば国内のモデル品メーカーさんが、忠実なモデル品を作っていただければ嬉しいです。

 

ODの65式生地(ノーアイロンでも可)と、迷彩服2型の型紙さえあれば、いつでも作れそうですよ!

(実際に着用してみると、これはこれでカッコ良いです!ぜひ💕)

 

今回は、希少な陸上自衛隊の防暑服(重作業用)を分析しました。

 

いやー自衛隊装備品って、本当に素晴らしいですね!

 

それでは、また次回をお楽しみに!

(20231021更新)

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参考:他の陸上自衛隊防暑服に関する記事はこちらです。⬇︎

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Twitterで見つけました。

ミリタリーマニアやモデラー、そして一部のアニメマニアには超有名ですよね。

 

いつか会いに行きたいです。

 

そしてお疲れ様でしたって言いたいですね😃

 

読んでいただき、ありがとうございました。

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