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旭川駐屯地売店で購入!【自衛隊装備品】防寒セーター(5ボタン・PX品)とは?0962 🇯🇵 ミリタリー

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今回は、1970年代の陸上自衛隊防寒セーターを分析します。

官給品ではなく、駐屯地内売店で販売されていたものですね。

ある国のセーターを参考にしているようです。

中古で破損もありますが、まだ着られますよ!

   目次

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1  陸上自衛隊防寒セーター(5ボタン・PX品)とは?

1980年代、陸上自衛隊にはパイロット用一般用の防寒セーターが支給されていました。

 

これらのセーターは、必要十分な性能を持ち、着用するととても暖かかったのですが、毛糸のカラーがラクダ色…キャメルカラーでしたね。

 

あくまでインナー(戦闘服の下に着用する衣類)だったので問題は少なかったのですが、中にはこのカラーに違和感を覚える隊員さんもいたようです。

 

またデザイン的に丸首だったので、首元が寒いというという問題点もありました。

 

そんな官給品に不満を感じていたり、より高性能のセーターを求める隊員用に、PX(駐屯地売店)で販売されていたのが今回のモデルです。

 

「旭川K藤」というお店で販売されていましたね。

 

一部の隊員さんにも購入していたようです。

 

製造は、一時コスパの高いモデル品フライトジャケットなどを製造していた「C社」。

 

現在でも同社の製品が、陸上自衛隊駐屯地で販売されていますね。

 

豊富な経験で裏打ちされた製品には、定評があるようです。

 

さてさて、それはどんな防寒セーターなのでしょうか?

 

今回は、コアな陸上自衛隊装備マニアのあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  全体及び細部写真です!

前面f:id:akmuzifal6489:20220131075615j:image

 

背面f:id:akmuzifal6489:20220131075609j:image

 

前面裏側f:id:akmuzifal6489:20220131075557j:image

 

背面裏側f:id:akmuzifal6489:20220131075618j:image

 

襟周りレイアウトf:id:akmuzifal6489:20220131075626j:image

 

前合わせはボタンのみ

ボタンが経年変化で変色しています。😅f:id:akmuzifal6489:20220131075537j:image

 

タグ①

アメリカ軍に似た表記方法
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肩の処理

やはり各パーツごと編まれて、後で縫い合わされていますね。
f:id:akmuzifal6489:20220131075606j:imagef:id:akmuzifal6489:20220131075600j:imagef:id:akmuzifal6489:20220131075550j:image

 

裾ニット
こちらは途中で編み方を変えていますね。f:id:akmuzifal6489:20220131075612j:image

 


テーパー付きf:id:akmuzifal6489:20220131075544j:image

 

袖口のニットも編み方を変えています。f:id:akmuzifal6489:20220131075541j:image

 

タグ②f:id:akmuzifal6489:20220131075603j:imagef:id:akmuzifal6489:20220131075547j:image

 

ボタンはリーブグレイのプラスティック製f:id:akmuzifal6489:20220131075554j:image

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3  その特徴とは?

毛糸はオリーブグリーン…というよりは、少し明るいグリーンでウールとアクリルの混紡です。

 

細かいリブ編みで、やや厚く保温力が高いです。

 

デザインは、アメリカ軍の伝統装備「5ボタンセーター」を参考にしていますね。

 

構成は、エポレットなし、ポケットなし、スタンドカラーで、前合わせは5個のボタンで開閉します。

 

デザイン比較

今回のモデル陸上自衛隊防寒セーター(PX品)

 

アメリカ軍5ボタンセーターアメリカ軍5ボタンセーター

一見そっくりで、参考にしているのは明らかですね。

 

でも細部を見ると、襟周り、袖口、裾などで独自の改良を加えているのがわかります。

 

全体的な縫製は、とても正確かつ丁寧で、昔の製品ながら高い技術で仕立てられています。

 

ただ、現在では使用や経年変化に伴う、穴やボタンの変色があります。

4  製造とサイズのデータ

・製造又は契約年度 1970年代

・製造場所     日本

・契約会社     日本

・製造会社      〃

・材  質     ウール

          アクリル

・表記サイズ    L

         (日本人のL)

・各部のサイズ(平置)

          着丈 約62センチ

          肩幅 約45センチ

          身幅 約48センチ

          袖丈 約48センチ

・状  態     中古並品

・官民区分     民生品

・入手場所     旭川駐屯地

・入手難易度    3(困難)

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5  まとめ

官給品セーターよりも暗い色調で、これなら迷彩服の下に着用しても違和感がないですね。

 

また、襟もスタンドカラーなので保温に一役買ってくれそうです。

 

ところがこのウールの襟も問題がありました。

 

なんと人によっては首が痒くなることがあったようです。

(アクリルも入っていますしね。😅)

 

そのため商業的には必ずしも成功したものではありませんでした。

 

でもこんなモデル品を製造しながらC社は技術を育成していったのですなね。

 

ところで今回のモデルは、じつは当時の同期隊員にお借りして記事にしました。

(私は購入を迷っているうちに、航空自衛隊へ転換してしまいました。まったくもって「後悔後を絶たず」です!😞)

 

Tさん、ありがとうございました!

 

さて今回のモデルですが、もちろん入手困難品です。

(随分前に廃盤!)

 

同じようなデザインのアメリカ軍5ボタンセーターが安価に入手できる現在、あまり存在価値もないように思います。

 

でも、実際に使用していた隊員には思い出ですし、何より今日のC社の基礎を築いた製品であることを考えると、なんとかデッドストックを入手したいですね。

 

今後も探してみたいと思います。

 

今回は、PXで販売されていた国産の陸上自衛隊防寒セーターを分析しました。

 

いやー自衛隊装備品って、本当に素晴らしいですね!

 

それではまた、次回をお楽しみに!

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参考:陸上自衛隊の官給品セーターに関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

今回のモデルが参考にしたアメリカ軍のセーターに関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

他の陸上自衛隊防寒装備に関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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読んでいただき、ありがとうございました。

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