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【マレーシアの軍服】陸軍迷彩トラウザーズ(ゼブラパターン)とは? 0659 🇲🇾 ミリタリー

こんにちは!

今回は、1990年代のマレーシア軍の迷彩トラウザーズを分析します。

これまでもマレーシア軍の古い迷彩服を分析してきましたが、今回のモデルは比較的近年のものですね。

やはりアメリカ軍、そしてイギリス軍の装備を参考にしているようですよ。

今回のアイテムも中古品ですが程度は良好ですよ!

   目次

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1  マレーシア陸軍迷彩トラウザーズ(ゼブラパターン)とは?

かつての宗主国であったイギリスの影響を受けて、デニソンスモックにも似た迷彩パターンの戦闘服を装備していたマレーシア軍。

 

しかし軍事大国アメリカの影響は、大きかったようですね。

 

戦闘服のデザインのみならず、迷彩パターンも多いに参考にしたようです。

 

でも、そこはそっくりそのまま(…のモデルもあったようですが。)採用するのではなく、独特の改良を加えました。

 

今回のモデルは、その特徴的なパターンから「ゼブラ」と呼ばれていますね。

 

色味は、動物のシマウマ(ゼブラ)とは大きく違っていますが、なるほどそう見えなくもない迷彩ですよ!

 

さてさて、それはどんな迷彩トラウザーズなのでしょうか?

 

今回は、マレーシア軍装備マニアのあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  マレーシア陸軍迷彩トラウザーズ(ゼブラパターン)の全体及び細部写真

前面

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背面
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前面裏側
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背面裏側
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前合わせはボタンのみです。
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タグ表・裏
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右側面レイアウト
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ウエスト側面左右にはゴムを内蔵
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イギリス軍型の長いベルトループ
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腰スラントポケット
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ヒップポケット

ボタンで開閉
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膝ポケット

 

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ウエスト裏側にもボタンが存在
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臀部の補強生地
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3  マレーシア陸軍迷彩トラウザーズ(ゼブラパターン)の特徴とは?

迷彩は、タンをベースに、ブラウンとグリーンの大まかな雲形を描き、その上からブラックで横方向にゼブラパターンを描いています。

(あまり見ない迷彩パターンですね。)

 

イメージ的には、アメリカ軍のウッドランド迷彩にブラックストライプを横にプリントしたところでしょうか?

 

生地は、やや厚めのコットンとポリエステルのチップストップで、丈夫そうですね。

 

デザインは、アメリカ軍とイギリス軍の特徴が見られます。

 

構成は、腰スラントポケット×2、ヒップポケット×2、膝ポケット×2でアメリカ軍のBDUトラウザースに似ていますね。

 

しかしベルトループは、長いボタンで留められるタイプ。

(これはウェブのベルト(ピストルベルトなど)を使用できるようにとの工夫ですね。)

 

そして、ウエストは表裏にボタンがる用意周到なタイプで、これらはイギリス軍装備に似ていますね。

 

全体的な縫製は、正確かつ丁寧で、マレーシアの技術の高さをもわせる仕立てです。

 

強度も十分ですね。 

4  マレーシア陸軍迷彩トラウザーズ(ゼブラパターン)の製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度    1990年代

 ・製造場所                   マレーシア

 ・契約会社                   マレーシア

 ・製造会社                          〃

 ・材質                           コットン

            ポリエステル

 ・表記サイズ                36

                                   (日本人のL)

 ・各部のサイズ(平置)  

                             ウエスト  約43センチ

                                    股上  約32センチ

                                    股下  約73センチ

                                    裾幅  約23センチ

                                    着丈  約102センチ

 ・状態                        中古極上品

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 大阪の専門店

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5  マレーシア陸軍迷彩トラウザーズ(ゼブラパターン)まとめ

今回のトラウザーズも、面白い迷彩ですね。

 

せっかく3色で迷彩を構成しているのに、最後にブラックでその迷彩を打ち消すようにゼブラストライプをプリントしているのは、素人的には少々勿体無い気がします。

 

この迷彩も、実際にフィールドでどのように見えるのか、効果を確認したいですね。

(意外な分裂効果があるのかもしれませんね。)

 

残念ながら今回のモデルを含むゼブラ系迷彩服は、2021年現在では品薄です。

 

情報によるとこの迷彩パターンの戦闘服は、新型のデジタル迷彩に更新されつつあるとか?

 

今後、日本にも入荷する量が増えるかもしれませんね。

 

サバイバルゲームでは、おそらく着用しているプレイヤーが居ないと思われる珍しい迷彩服です。

 

また、ファッションにも使用できそうですね。

 

私もジャケットやハット、存在は不明ですがフィールドジャケットなどを入手したいです。

 

今回は、マレーシア軍の面白いゼブラパターンの迷彩トラウザーズを分析しました。

次回は、アメリカ軍の腕時計を分析します。

お楽しみに!

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参考:マレーシア軍装備はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

    ✳︎               ✳︎               ✳︎

Twitterで見つけました。

 

今日は「肉球」の日でもあるんですね。

フェレット…ではなくてテンですね。(冬毛)

 

貴重な肉球をご覧ください!

(めちゃ可愛いですね💕)

 

読んでいただき、ありがとうございました。

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