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空挺部隊の迷彩服!【ポルトガルの軍服】陸軍空挺迷彩ジャケット(DPM)とは?0899 🇵🇹 ミリタリー

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今回は、2000年代のポルトガル陸軍迷彩ジャケットを分析します。

以前分析した熱帯用迷彩シャツ(DPM・半袖タイプ)のジャケット版になりますよ。

ある意味、フランス由来のポルトガル軍伝統デザインですね。

使用感がありますが、程度は良好ですよ!

   目次

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1  ポルトガル陸軍空挺迷彩ジャケット(DPM)とは?

ポルトガル軍は1960年代から迷彩服を採用していますね。

 

当初は、主に空挺部隊などの特殊な部隊に優先して支給していたようです。

 

その当時の迷彩パターンはフランス軍のリザード迷彩(1950年代)を参考にしたブラッシュストローク(刷毛目)パターンでした。

 

この迷彩は、マイナーチェンジを繰り返し現在でもポルトガル軍海兵隊で使用されています。

 

一方陸軍は、1990年代から新しい迷彩を採用しましたね。

 

それがイギリス軍が、かつて採用していたDPMでした。

 

今回のモデルは、その頃の空挺迷彩ジャケットになります。

 

当初、他国同様単色の戦闘服の上に着用するスモックとして使用していましたが、今回のモデルは熱帯用ということもあり、Tシャツなどの上に直接着用するジャケットですね。

 

さてさて、それはどんな空挺迷彩ジャケットなのでしょうか?

 

今回は、ポルトガル軍装備品マニアのみならず、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  空挺迷彩ジャケットの全体及び細部写真

前面

ジャケットのデザインが変わっても、やはり美しい迷彩ですね。

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背面
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前面裏側

内ポケットはありません。
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背面裏側
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襟周りレイアウト
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前あわせはジッパーとボタンです。
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うなじのタグ
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左脇腹のタグ
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エポレット

テーパーなしのクサビ型です。
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胸ポケット

ダットファスナーとボタンで開閉

ボタンはボタンホールではなく、生地のループで留めます。
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胸ポケットには、垂直ジッパーで開く隠しポケットが左右にあります。

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右腰ポケット

こちらも胸ポケットと同様です。
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左胸ポケット

こちらはポケット表面に小さなパッチポケットがあります。
勿論、隠しポケットもあり。
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緩いテーパー付きで、やや曲がっています。
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袖口はストラップとボタンで開閉・調整

ボタンはエポレットにも使用されている小さいタイプです。
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前あわせのジッパーとボタン

ボタンはODのプラスティック製です。
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ジッパーはなんと「OPTI」でした!
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おまけ

サイズ違いの空挺ジャケット(中古極上品)

2016年契約品

 

前面

上記モデルよりも細身ですね。

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背面
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前面裏側
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背面裏側
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襟周りレイアウト
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前あわせも同じです。

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このモデルはサイズが「7」

数字が大きくなるとサイズが小さく(細く)なるようです。
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左脇バラのタグは、サイズ「6」から「7」に修正されていました。

こちらは2016年契約品です。
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ジッパーやボタンが違っていますね。

(ボタンは、心なしか迷彩のグリーンに合わせているような…🤔)f:id:akmuzifal6489:20211013203516j:imagef:id:akmuzifal6489:20211013203549j:image

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3  その特徴とは?

迷彩は、ライトカーキの生地に、グリーンとブラウン出を用いて、刷毛で小さく丸く塗ったようなパターンを描いています。

 

イギリス軍のDPMに似ていますが、細かい斑点の部分が少々違っているように見えますね。

 

生地は、薄いコットンとポリエステル混紡のリップストップで、軽量かつ丈夫、しかも水濡れ時でも乾燥が早いですよ!

 

デザインは、ポルトガル伝統の様式ともいえる、フランス軍空挺スモックを踏襲したものですね。

 

構成は、エポレット付き、胸ポケット×5、腰ポケット×2で、袖口はストラップとボタンで開閉します。

(フランス軍リザード迷彩スモック初期型に似ています。未だに継承していますよ!)

 

面白いのは、胸のジッパーで開く隠しポケットが左右にあるところですね。

(昔のモデルは左胸しかありませんでした。)

 

これにより内ポケットが廃止されています。

 

全体的な縫製は正確かつ丁寧で、かつてのポルトガル軍装備に見られた、雑な感じは無くなっていました。 

4  製造とサイズのデータ

・製造又は契約年度 2000年代

・製造場所     ポルトガル

・契約会社     ポルトガル

・製造会社      〃

・材  質     コットン

          ポリエステル

・表記サイズ    4

         (日本人のL)

・各部のサイズ(平置)

          着丈 約67センチ

          肩幅 約45センチ

          身幅 約60センチ

          袖丈 約58センチ 

・状  態     中古良品

・官民区分     官給品

・入手場所     大阪の専門店

・入手難易度    3(困難)

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5  まとめ

フランス軍の空挺スモックは、機能的かつ先進的なデザインが魅力でした。

 

そのデザインを現在も踏襲しているポルトガル軍。

 

しかも迷彩生地をDPMに変更していることから、世界でも有数の効果的な迷彩服になっていますね。

 

ましてや生地が熱帯用の薄いものとなると、これは日本でも十分使えそうですよ。

(迷彩パターンは定評がありますしね。)

 

夏場のバイバルゲーム、狩猟、野鳥観測、登山、キャンプに使用してみてはいかがでしょう?

 

ただし、このブログを始めた頃は、大手通販サイトでも取り扱われていましたが、現在では見かけなくなってしまいました。

(ユーザーがこのジャケットの優秀さに気付いて購入したみたいです。)

 

現在は、ハットやトラウザーズを残すのみなっていますが、オークションでは時々中古品が出品されていますよ。

 

探しているあなたは、ぜひ覗いてみましょう!

(大阪のC店がよく出品しています。)

 

今回は、効果的な迷彩のポルトガル軍空挺迷彩ジャケットを分析しました。

次回は、ポーランド軍の迷彩服を分析します。

お楽しみに!

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参考:他のポルトガル軍装備はこちらです。⬇︎

🇵🇹ポルトガル(Portugal) カテゴリーの記事一覧

www.military-spec-an.com

今回のモデルのデザインの原型となった、フランス軍空挺スモックに関する記事はこちらです。⬇︎

 

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

今回のモデルの迷彩パターンの原型となったアイテムに関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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読んでいただき、ありがとうございました。

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