こんにちは!
今回は、ポルトガル軍の迷彩ユニフォームを分析します。
以前海兵隊員のリザード迷彩服を分析しましたが、今回は陸軍空挺部隊用になります。
やはり、ある国のモデルが原型のようですよ。
残念ポイントがありますが、今回もデッドストックです!
目次
- 1 ポルトガル陸軍空挺迷彩ジャケット(リザードパターン3rd)とは?
- 2 ポルトガル陸軍空挺迷彩ジャケット(リザードパターン3rd)の全体及び細部写真
- 3 ポルトガル陸軍空挺迷彩ジャケット(リザードパターン3rd)の特徴とは?
- 4 ポルトガル陸軍空挺迷彩ジャケット(リザードパターン3rd)の製造とサイズのデータ
- 5 ポルトガル陸軍空挺迷彩ジャケット(リザードパターン3rd)まとめ
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1 ポルトガル陸軍空挺迷彩ジャケット(リザードパターン3rd)とは?
これまでも、ポルトガル陸軍空挺迷彩ジャケット(スモック)については、度々取り上げてきました。
1stモデル
www.military-spec-an.com 2ndモデル
今回のモデルは3番目のモデルで、現行のDPMに変更される直前のモデルのようです。
1stモデルは、迷彩パターンがリザード(ポルトガル軍オリジナル)迷彩でした
2ndモデル以降は、何故か1950年代のフランス軍リザード迷彩スモックを参考にしたデザインでしたね。
以来ずっとそれを継承しています。
でも今回のモデルは、さらにポルトガル軍独特の改良と近代化が施されていましたよ。
さてさて、それはどんな迷彩ジャケットなのでしょうか?
今回は、ポルトガル軍マニアのみならず、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 ポルトガル陸軍空挺迷彩ジャケット(リザードパターン3rd)の全体及び細部写真
前面
背面
前面裏側
生地が薄いので、迷彩がやや透けていますね。
内ポケットはありません。
背面裏側
前合わせはジッパーとボタンです。
(最初から、一番下のボタンが割れていました…😞)
裾のドローコードはライトブラウンの太いナイロン製
2枚のタグ(表裏)
エポレット
テーパーなしのクサビ型
右胸ポケット
マジックテープで開閉
一旦閉めると片手では開けられません。
左胸ポケット
表面にペンポケットが縫い付けられています。
垂直ジッパーで開閉する隠しポケットあり。
肩には半円形の補強生地あり。
腰ポケット
角度がついていて、マジックテープで開閉
袖
ややテーパーが付いています。
肘の補強生地
何本もステッチがあります。
袖口はマジックテープで開閉しますが、ゴムも内蔵しています。
背面上ウエスト
ゴムを内蔵
ライニングはありませんが、前身頃の生地には、ライナーを取り付けるボタンホールがあります。
ジッパー刻印は「FAST」初めてみるメーカーです。
国籍マーク
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3 ポルトガル陸軍空挺迷彩ジャケット(リザードパターン3rd)の特徴とは?
迷彩はポルトガル軍オリジナルリザードパターンです。
ライトグリーンの生地に、ダークグリーンとマホガニーブラウンを用いて、刷毛で乱雑に塗ったようなパターンを描いています。
一見フランス軍のリザードに似ていますが、よく見ると一本一本のストロークが短く、かつグリーンとブラウンが交差する箇所が多ですね。
また、迷彩の色調も1stや2ndと違っていますね。
生地は、1stでも使用されていたコットンのヘリンボーンで、軽量かつ丈夫です。
通気性も良さそうですよ。
デザインは、基本2ndを踏襲していますが、細部は近代化されていますね。
構成は、エポレット付き、胸ポケット×4、腰ポケット×2ですが、各ポケットや袖口の開閉はマジックテープに、ドローコードを廃してウエスト背面にはゴムを内蔵しています。
また1stと同じように、肩の補強生地が復活していますね。
あとポルトガル軍迷彩服には珍しく、ライニングが装着できるようになっていました。
全体的な縫製は、2nd以降のモデルと同様で、少々雑なところがありますが、強度は十分ですね。
4 ポルトガル陸軍空挺迷彩ジャケット(リザードパターン3rd)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 2000年代
・製造場所 ポルトガル
・契約会社 ポルトガル
・製造会社 〃
・材質 コットン
・表記サイズ 1(?)
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約75センチ
肩幅 約45センチ
身幅 約56センチ
袖丈 約60センチ
・状態 デッドストック
・官民区分 官給品
・入手場所 大阪の専門店
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5 ポルトガル陸軍空挺迷彩ジャケット(リザードパターン3rd)まとめ
マジックテープを各部に使用していて、とても使い易くなりました。
ただヨーロッパ物に多い、ウエスト背面のゴムは少々違和感がありますね。
(いつもテンションが掛かっているのが気になります。)
それ以外では、迷彩も日本の無雪期では効果がありそうですし、生地も通気性が良いので使える迷彩服ではないでしょうか?
サバイバルゲーム 、狩猟、野鳥観測などには十分に使えそうです。
また、うまくライナーが入手できたら、冬でも使用できるかもしれませんね。
ただ、現在の日本では、海兵隊の迷彩ジャケットや、1stモデルは時々目にしますが、今回のモデルは何故か品薄です。
(あるいは本国でまだ使用しているのかも?)
でも比較的新しい迷彩服なので、全く入手できない訳ではなさそうです。
各SHOPやネットで根気よく探してみましょう!
私は専用ライナーと、ペアになるトラウザースのデッドストックを探してみたいと思います。
今回は、ポルトガル軍空挺迷彩ジャケットの3番目のモデルを分析しました。
次回は、ドイツの迷彩トラウザースを分析します。
お楽しみに!
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参考:他のポルトガル軍装備はこちらです。⬇︎
今回のモデルの元になったフランス軍空挺迷彩スモックはこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
Twitterで見つけました。
ポルトガル陸軍の新型迷彩服です!
【#移民問題】
— エイトボール商会 (@eightballshokai) 2019年12月27日
人材不足の陸上自衛隊で、
ついに外人部隊を設立か!?
((((;゜Д゜)))
と思ったら、
ポルトガル軍の新しい迷彩服だった!(((((((・・;)
自衛隊の迷彩にそっくり!(^_^;)https://t.co/WzMKvq73Iy pic.twitter.com/FbcKEYeF9F
一見、陸上自衛隊の迷彩服2型以降のモデルに似ていますね。
でも、よく見ると全く違ってました。
欲しいです!😍 (気長に待ちます。)
読んでいただき、ありがとうございました。
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