いつだってミリタリアン!

軍装品コレクション歴45年以上の元自衛官がお届けするミリタリーブログです。初心者コレクターの疑問点を解消します!

珍品!【シンガポールの軍服】陸軍迷彩ジャケット(バーチカルタイガー)とは? 0786 🇸🇬 ミリタリー

f:id:akmuzifal6489:20210616171513p:plain

今回は、珍しいシンガポール陸軍の迷彩服を分析します。

あの有名な迷彩とよく似ています

意外と日本でも効果があるかもしれませんね。 

中古品で使用感もありますが、程度は良好ですよ!

   目次

スポンサーリンク 

 

スポンサーリンク

1  シンガポール陸軍迷彩ジャケット(バーチカルタイガー)とは?

f:id:akmuzifal6489:20210616171612p:plain 

1965年にマレーシアから独立した小国シンガポール。

 

その国土とは裏腹に、強力な軍隊を保有していることでも有名ですね。

 

陸軍ではドイツのレポパルド戦車、空軍では、なんとF15イーグルを保有していますよ!

 

リッチですね。

 

そんなシンガポール軍の個人装備は、やはりアメリカ軍の影響を受けていますね。

(実際に一部の部隊は、アメリカ海軍の特殊部隊と訓練しているという情報があります。)

 

個人装備における迷彩服の導入は早く、1960年代には複数の迷彩服を採用していたようです。

 

今回のモデルは、その当時のものの一つになります。

 

当時真っ盛りであったベトナム戦争の影響からか、南ベトナム軍などで使用されていたタイガーストライプに似た迷彩を採用していますね。

 

でも、使用している迷彩生地の方向が違っていました。

 

さてさて、それはどんな迷彩ジャケットなのでしょうか?

 

今回は、シンガポール軍装備品マニアのみならず、国籍不明の迷彩服を持て余しているあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  全体及び細部写真

前面

f:id:akmuzifal6489:20190501184510j:image

 

背面
f:id:akmuzifal6489:20190501184448j:image

 

前面裏側
f:id:akmuzifal6489:20190501184440j:image

 

背面裏側
f:id:akmuzifal6489:20190501184452j:image

 

前合わせはボタンのみ
f:id:akmuzifal6489:20190501184504j:image

 

胸ポケット

ボタンで開閉

中央にプリーツあり。
f:id:akmuzifal6489:20190501184445j:image

 

腰ポケット

こちらも胸ポケットと同様です。
f:id:akmuzifal6489:20190501184501j:image

 

袖口  ボタンで開閉
f:id:akmuzifal6489:20190501184456j:image

 

うなじのタグ跡

当然ながら、迷彩生地の色調は、もっと濃いものだったことがわかります。
f:id:akmuzifal6489:20190501184507j:image

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

 

3  特徴

f:id:akmuzifal6489:20210616171814p:plain 

迷彩は、ライトグレイグリーン(明灰緑色?)の生地に、ダークグリーン、マホガニーブラウン、ブラックで、ライトグリーンの一部を塗り残すように細い雲型を描いています。

 

パターンは、タイガーストライプに近いですね。

 

ただし迷彩パターンの流れは、横ではなく縦なのが一風変わっています。

 

生地は少々粗末なコットンツイルで、やや厚くゴワゴワしています。

 

デザインは、アメリカ軍のBDU…ではなくて、独自のジャケットタイプですね。

(でも少々古臭いデザインです。)

 

構成は、エポレットなし、胸ポケット×2、 胸ポケット×2ですが、ポケットはいずれも小さいタイプ。

 

全体的な縫製は、やはり少々雑で強度もやや弱いですね。

 

それでも、まだまだ迷彩服が一般的でなかった時代の製品だとすると、当時としては画期的なものだったのかも。

 

因みに、ジャケットのデザインは数種類あったようです。

4  製造とサイズのデータ

f:id:akmuzifal6489:20210616172050p:plain

・製造又は契約年度 1960年代

・製造場所     シンガポール 

・契約会社     シンガポール

・製造会社       〃

・材  質     コットン

・表記サイズ    不明

         (日本人のL〜XL)

・各部のサイズ(平置)

          着丈 約74センチ

          肩幅 約50センチ

          身幅 約61センチ

          袖丈 約60センチ

・状  態     中古良品

・官民区分     官給品

・入手場所     大阪の専門店    

・入手難易度    4(極めて困難)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

5  まとめ

f:id:akmuzifal6489:20210616172247p:plain

全体的に暗い迷彩ですが、所々にあるライトグレイグリーンが、程よく分裂効果を発揮しているようです。

 

日本でも森林内では、効果的な迷彩かもしれませんね。

 

何故か東南アジアの国には、今回のモデルのような暗いタイガーストライプを採用している国が一定数ありますよ。

 

興味深いですね。

(同じ時期には、今回のモデルと同じパターンの色違い(明るい色調)もありました。これも面白いですね。)

 

ところでシンガポール軍ですが、その後アメリカ軍のリーフパターンによく似た迷彩服を採用しました。

 

そしてその後も数々の多数の迷彩服を採用していますね。

 

圧倒的に兵士の数が少ないことから、より効果的な迷彩服を模索しているのかも?

 

残念ながら日本ではシンガポール軍の装備を目にする機会が少ないです。

 

入手は困難ですが、各時代の迷彩服を集めてみたいですね。

(東南アジアの迷彩服も、どうやら「沼」のようです。踏み入って見たいような、そうでないような…。)

 

面白いことに、中南米や東南アジアの迷彩服は、ヨーロッパなどに比べて入手が困難な状態が続いていますね。

 

あまり人気がなくて、取り扱っているショップも多くないのが原因のようです。

 

でも大阪の「C」店では、あるいは今回のモデルも在庫しているかもしれません。

 

興味のあるあなたは一度覗いてみてください。

 

今回は、珍しいシンガポール軍の古い迷彩服を分析しました。

次回は、ちょっと趣向を変えて各種資料について分析したいと思います。

お楽しみに!

参考:他のシンガポール軍迷彩服はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

その他の東南アジア国の迷彩服はこちらです。

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

🇮🇩インドネシア(Indonesia)

🇵🇭フィリピン(Philippines)

🇲🇾マレーシア(Malaysia)

🇹🇼台湾(Taiwan)

🇹🇭タイ軍王国(Thailand)

旧南ベトナム(South Vietnam)

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

     ✳︎     ✳︎     ✳︎

読んでいただき、ありがとうございました。

remember

remember

  • Uru
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes