こんにちは!
今回は、南アフリカ軍の迷彩カバーオールを分析します。
有名な「ソルジャ−2000」のバリエーションですね。
でも少々合点のいかない点がありました。
今回は、もしかしたらデッドストックかも?
目次
- 1 南アフリカ陸軍迷彩カバーオール(ソルジャー2000)とは?
- 2 南アフリカ陸軍迷彩カバーオール(ソルジャー2000)の全体及び細部写真
- 3 南アフリカ陸軍迷彩カバーオール(ソルジャー2000)の特徴とは?
- 4 南アフリカ陸軍迷彩カバーオール(ソルジャー2000)の製造とサイズのデータ
- 5 南アフリカ陸軍迷彩カバーオール(ソルジャー2000)まとめ
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1 南アフリカ陸軍迷彩カバーオール(ソルジャー2000)とは?
各国の軍隊で、必ず見かける装備の一つに「カバーオール」があります。
日本語では「ツナギ」と呼ばれるこの衣料品は、文字通り全身をカバーする上下一体のデザインが特徴ですね。
古くは作業服から始まりましたが、現在では主にパイロット、戦車兵などに使用されていますよ。
なんでも近年では,歩兵用も開発されているとか?
(そいえば日系人グリーンベレーのM氏も,ベトナム戦争中にパイロット用カバーオールが欲しかったって著書で言及していましたね。)
トイレは少々不便ですが、適切なサイズを着用していいる限りには、肌が露出することがなく、かつ激しい動きでも着衣が乱れることがないですね。
(ポケットの数は少ないかもしれませんが、ベスト型のWEBを装着すれば問題は少ないかもしれません。)
そんな便利なカバーオールですが、今回のモデルは南アフリカが兵士のために製造したモデルになります。
そのデザインから汎用モデルと思われますが、詳細な用途は不明です。
さてさて、それはどんなカバーオールなのでしょうか?
今回は、南アフリカ軍マニアのみならず、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 南アフリカ陸軍迷彩カバーオール(ソルジャー2000)の全体及び細部写真
全体前面
前面上半身
前面下半身
全体背面
背面上半身
背面下半身
前面上半身裏側
前面下半身裏側
背面上半身裏側
背面下半身裏側
襟周りレイアウト
前合わせはボタンのみです。
エポレット
テーパーなしのクサビ型
胸ポケット
ボタンで開閉
腰スラントポケット
袖
ほぼストレートです。
袖口はボタンで開閉
裾には外側にドローコードが。
ウエストはドローテープ付き
ん…よくみるとテープに使用された痕跡がありません。
もしやデッドストックなのでしょうか?
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1994年度契約品ですが…。
各ボタンは金属製のリベット留め。
このボタン…何処かで見たことが…???
なんか顔に見えてきました。
シュミラクニャ? シュミニャクラ?(書けていない!)現象でしょうか?
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3 南アフリカ陸軍迷彩カバーオール(ソルジャー2000)の特徴とは?
迷彩は、ライトグリーングレイ(明灰緑色)の生地に、濃淡2色のブラウンとグリーンで雲型を描いてあります。
都合5色迷彩ですが、塗り残されたタイトグリーングレイの部分には、濃いグリーンで小さな斑点や円形を描いてありますよ。
ブラウンの面積が最も広いので、全体的には赤っぽい迷彩ですね。
当初南アフリカオリジナル迷彩…だと思っていましたが、もしかしたらアメリカ軍砂漠用迷彩(チョコチップクッキー)の亜流ではないか?
…なんて思うようになりました。
生地は、コットンとポリエステルの混紡で、薄く軽量なサテンです。
デザインは、エポレット付き、胸ポケット×2、腰スラントポケット×2で、ウエストにはドローテープ、裾にはドローコードがあります。
全体的な縫製は、丁寧ですが少々強度が足りないようです。
このまま使用と選択を繰り返すと、綻びそうな箇所がありますね。
面白いのは、各部に使用されているリベット留めのボタンです。
表面のモールドが、5つ星と植物(オリーブ?)の枝葉でした。
このボタンは、第二次大戦終了後の1947年くらいにアメリカ陸軍が装備したHBTシャツに使用されていたボタンに似ています。
同じメーカーのボタンが使用されたのでしょうか?
それとも…???
4 南アフリカ陸軍迷彩カバーオール(ソルジャー2000)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1994年代
・製造場所 南アフリカ
・契約会社 南アフリカ
・製造会社 〃
・材 質 コットン
ポリエステル
・表記サイズ RL(L-R?)
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約165センチ
肩幅 約42センチ
身幅 約56センチ
袖丈 約67センチ
ウエスト 約50センチ
股下 約80センチ
裾幅 約24センチ
・状 態 中古極上品
・官民区分 官給品
・入手場所 個人売買
・入手難易度 3(困難)
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5 南アフリカ陸軍迷彩カバーオール(ソルジャー2000)まとめ
全体的には赤味の強い迷彩ですが、メリハリが効いているので、場所によっては日本でも効果がありそうですよ。
(特に森林の日陰とか?)
防寒性能は殆どないので、オールシーズンで使用するには工夫が必要になります。
でもシンプルで使い易いカバーオールですね。
サバイバルゲーム、狩猟、野鳥観測、作業などには普通に使えそうですよ。
ただ、絶対数が少ないのが難点ですね。
そもそも、ソルジャー2000の戦闘服すら品薄な状態なのに、カバーオールはさらに少ないようですね。
…とはいえ比較的新しいモデルなので、諦めず気長に探してみましょう。
私は、おそらく存在するであろうヘリクルー用や戦車兵用のカバーオールとフィールドジャケットを探してみたいと思います。
(それとボタンの謎を調査したいですね。)
今回は、南アフリカ軍の珍しい迷彩カバーオールを分析しました。
次回は、イギリス軍の作業ズボンを分析します。
お楽しみに!
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参考:他の南アフリカ軍(警察、ホームランドも含む)装備はこちらです。⬇︎
他のアフリカ諸国の装備はこちらです。⬇︎
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今朝も早朝ウォーキングしました!
夜明け前には気温は5℃まで下がってめちゃ寒かったですね。
(ウインドブレイカーと手袋が必要ですね。)
こうなるとニャンズは全く現れず、頼みのブク君も気配すら感じませんでした。
(なんて気温に正直なニャンズでしょう!ロシアでは雪の中を走り回っていると言うのに!)
しばらくニャンコに触っていないので、猫パワーが枯渇しつつあります。
(早急に近所の猫カフェへ行って、パワーを充填せねば!)
と言うことで、今回は会えなかったブク君の過去写真をアップです!
近所のボス猫ブク君(仮名)
丸いお腹が可愛いですね💕
読んでいただき、ありがとうございました。
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