こんにちは! konです!
(総選挙では負けましたが、小さい頃から「きのこの山」派です😍)
今回は、南アフリカ軍の迷彩フィールドジャケットを分析します。
シャツはモデル品も含めて、よく見かけますが、フィールドジャケットは珍しいですね。
とても貴重なものですが、極上品ですよ!
目次
- 1 南アフリカ陸軍特殊部隊迷彩フィールドジャケットとは?
- 2 南アフリカ陸軍特殊部隊迷彩フィールドジャケットの全体及び細部写真
- 3 南アフリカ陸軍特殊部隊迷彩フィールドジャケットの特徴とは?
- 4 南アフリカ陸軍特殊部隊迷彩フィールドジャケットの製造とサイズのデータ
- 5 南アフリカ陸軍特殊部隊迷彩フィールドジャケットまとめ
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1 南アフリカ陸軍特殊部隊迷彩フィールドジャケットとは?
フィールドジャケットとは、主に防寒目的で通常の戦闘服の上に着用する上着のことを言います。
自衛隊では「戦闘外被」とか「戦闘服外衣」などと呼称されていますね。
第二次大戦後、各国とも創意工夫を加えたフィールドジャケットを開発・支給してきました。
代表的なものに、アメリカ軍M65フィールドジャケットがありますね。
今回のモデルは、1980年代に南アフリカ軍が特殊部隊用に開発したモデルになります。
少数精鋭を誇る特殊部隊の、それもフィールドジャケットなので、全般的に数が少ないですね。
予算の都合か、それとも最初から狙ったのか、他国にはないデザインが魅力ですよ!
さてさてそれはどんなフィールドジャケットなのでしょうか?
今回は、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 南アフリカ陸軍特殊部隊迷彩フィールドジャケットの全体及び細部写真
前面
背面
前面裏側
内ポケットはありません。
背面裏側
何か違和感を感じませんか?
そうです!
裏側全面にシェルと同じ生地(しかも表面(迷彩面))でライニングがあります。
そのため戦場で脱いでも、目立たないですね。
リッチなフィールドジャケットです。
インターライニング(中綿)はありませんが、防風、防寒性能に優れていますよ。
前合わせはジッパーと ダットファスナーです。
タグ
このメーカー以外は見かけないですね。
襟周りのレイアウト
襟はジッパーで立てることができます。
エポレット
テーパーなしのクサビ型です。
胸ポケット
ボタンで開閉
( ダットファスナーのモデルもあったような気がします。)
腰ポケット
こちらもボタンで開閉
腰のドローコードは表に出ています。
ダットファスナー
グリーンに塗装された金属製です。
ベージュのモデルもあったような気がします…。
袖は独特の裁断で肘くらいまでは余裕のある造り。
(下部がダラーんとしています。)
袖口はアイボリーのマジックテープで開閉
ライトブルーのモデルもあったような気が…。
今回のモデルには、中にライナー(おそらくM65フィールドジャケット用)が取り付けられるように、アメリカ軍型のボタンが取り付けられていました。
迷彩パターン
ローデシアのパターンに似ていますね。
でも、ローデシア軍ほど色調にばらつきがありません。
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3 南アフリカ陸軍特殊部隊迷彩フィールドジャケットの特徴とは?
迷彩は一見かつてのローデシア軍のものと似ています。
タンをベースにレッドブラウンとグリーンを用いて、刷毛で大きく塗ったようなパターンを描いています。
ローデシア軍との識別は、その色調と細い針のようなパターンの先端を観ればわかります。
ローデシア軍の迷彩が、その製造会社によって色調も大きく変わっていたのに対し、南アフリカの迷彩は大きな色調変化はありません。
(おそらく製造している会社数が少ないのではないでしょうか?)
そのため、概ね今回のモデルの色調が参考になります。
パターンは、針のようなパターンの先端が鋭い(尖っている)のがローデシア、丸まっている(尖っていない)のが南アフリカですね。
生地は、やや厚いコットンツイルで、ややガサガサしています。
(でも不快ではないですよ。)
デザインは、おそらくアメリカ軍M51フィールドジャケットを参考にしたであろうと思われルもので、構成は、エポレット付き、胸ポケット×2、腰ポケット×2でウエストにはドローコードがあります。
特筆すべきは、ライニング(内張)で、シェル(一番外側の生地)と同じ生地で全面に渡りライニングが付けられています。
なかなかこの処理は珍しいですね。
(通常は、重量増加を防ぐために、薄い生地をライニングに用いることが多いです。)
しかし、これにより防風、防寒性能がアップしていますよ。
また、今回のモデルは、M65フィールドジャケットのオプションライナーが装着できるようにカスタムされていました。
(これなら真冬でも大丈夫そうです。)
元オーナーは只者ではないですね。
4 南アフリカ陸軍特殊部隊迷彩フィールドジャケットの製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1980年代
・製造場所 南アフリカ
・契約会社 南アフリカ
・製造会社 〃
・材質 コットン
・表記サイズ M
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約75センチ
肩幅 約49センチ
身幅 約59センチ
袖丈 約61センチ
・状態 中古極上品
・官民区分 官給品
・入手場所 愛知県の専門店
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5 南アフリカ陸軍特殊部隊迷彩フィールドジャケットまとめ
シェルをライニングに使用するという手法、それも全面的に用いるというのは、良い考えですね。
実際にこのジャケットを冬に着用すると、下がTシャツ、セーターに身でもかなり暖かかったです。
使えるフィールドジャケットと言えそうですね。
迷彩パターンはあくまで乾燥地帯用ですが、季節を選ぶとサバイバルゲーム、野鳥観測、狩猟に使用できそうです。
また、南アフリカ特殊部隊の再現には、欠かせないジャケットですね。
惜しむらくは、絶対数が少ない上に、最近は品薄です。
また、見つけたとしてもかなりの使用感がある中古品が多いですね。
購入する場合は、よく程度を確認しましょう。
(気長に待っていただけるなら、このジャケットもオークションに出品予定です。)
南アフリカ特殊部隊の迷彩服に関しては、再現度の高いアメリカ製モデル品が発売されていましたが、どうやらこのフィールドジャケットはモデル化されなかったようです。
でも、欲しいアイテムですよね💕
今回は、南アフリカ軍の迷彩フィールドジャケットを分析しました。
次回は、フィールドジャケットつながりで、イタリア軍のモデルを分析します。
お楽しみに!
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参考:他の南アフリカの装備(モデル品を含む)はこちらです。⬇︎
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昨日、私の地方も梅雨明けしたのですが、雲が多く一時雨が降ったりして不安定な天気が続いています。
普通「梅雨明け十日」と言って、梅雨明け後10日くらいは晴天が続くことが多いのですが、今年は違うようですね。
今後、気温が上昇してくることを考えると、Cウイルスに加えて熱中症や食中毒にも注意ですね。
私も、部屋ではエアコンを(ガンガンに)点けて、食器は面堂終太郎…もとい面倒くさがらずこまめに洗おうと思います。
あなたも気をつけてくださいね。
読んでいただき、ありがとうございました。
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