
今回は、2010年代のスペイン陸軍迷彩AFVスーツを分析します。
以前分析したスペイン陸軍迷彩ユニフォームと同じ迷彩生地が使用されています。
まだ一般的にはあまり出回っていない最新型ですね。
残念ポイントがありますが、ほとんど使用感のない極上品ですよ!
目次
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1 スペイン陸軍迷彩難燃AFVスーツ(カバーオール・デジタルパターン)とは?

各種作業になにかと使い勝手の良いカバーオールですが、いつもいつも後方での作業で使用するとは限りません。
場合によっては最前線の敵弾飛び交う中での作業を強いられることもあるでしょう!
その場合には、ODやOGの単色カバーオールでは、敵兵の的に成りかねないですよね。
そこで各国軍のAFV(アーマードファイティングビークル:装甲戦闘車両)のクルーも同様で、かつては単色生地を用いたモデルが多かったですが、次第に迷彩生地のカバーオールが製造・支給されるようになりましたよ。
今回のモデルは、スペイン軍が開発・支給したAFVクルー用スーツ(カバーオール)なります。
他国の模倣に明け暮れていたスペイン軍が、他国を参考にしながらも独自の創意工夫を詰め込んだデザインと迷彩生地が魅力ですね。
そして重要な機能も付加されていましたよ!
さてさて、それはどんな迷彩AFVスーツなのでしょうか?
今回は、スペイン軍装備マニアのみならず、世界のAFVスーツコレクターのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
全体前面

前面上半身

前面下半身

全体背面

背面上半身

背面下半身

前面上半身裏側

前面下半身裏側

背面上半身裏側

背面下半身裏側

襟周りレイアウト

襟はチンストラップで立てることができます。

前合わせはジッパーのみ。
でも股間をとおりこして右膝付近まで開放できますね。

勿論、上下から開くダブルジッパーなのですが、下のスライダーはプルタブが破損していました。😭

タグ
3枚あります。



肩の補強生地にはパッドを内蔵。

背面上部にはマジックテープ付きスリットあり。

スリットの中にはレスキュー用ハンドルが!

背面ハンドルの付け根
しっかり縫い付けられていますが…迷彩生地の強度が保つのでしょうか?

背面のアクションプリーツ
左右にあります。

胸ポケット
ジッパーで開閉。

左胸ポケットにあるネイムタグ用マジックテープ。

ウエスト部裏側

ウエストのサイズ調整ストラップはボタンホール付きの黒いゴムテープ。
ちゃんと両側にプルタブ付き。

袖
テーパー付き。


袖口にはマジックテープで開閉するタブとジッパーがあります。


袖の補強生地
代面積です。
肘にもパッドを内蔵。



袖国籍パッチは縫い付けはなく取り外すことができます。

袖ポケット
表面にはペン用ポケットとペンの脱落を防ぐフラップ付き。



膝ポケット
左右にあります。
ジッパーで開閉。

膝にもパッドを内蔵。

膝裏側
パットの厚みがよくわまりますね。

裾にはマジックテープで開閉するタブ付き。


他にジッパーもあります。
ジッパーは前面にあるのが珍しいですね。
マチ付き。

約1/3周にはゴムを内蔵。

左ふくらはぎポケット
ジッパーで開閉。

臀部の補強生地
アメリカ軍BDUのように円形です。

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3 その特徴とは?
迷彩は、ライトグリーンの生地に、一部を塗り残すようにグレイ、オリーブグリーン、ブラウン、タン、チャコールグレイを用いて概ね水平方向に流れる各種サイズの雲型をプリントしてあります。
(都合7色迷彩ですね。)
四角いダットで構成しているため、パターンの多くは境界が階段状になっています。
生地はやや厚いビスコース/難燃繊維のリップストップで、少々ガサガサしていますよ。
この迷彩パターンは、最新の迷彩ユニフォームに使用されている物と同じですね。
デザインは、やはりアメリカ軍のパイロットスーツが原型のようです。
構成は、エポレットなし、胸ポケット×2、腰ポケット×2、膝ポケット×2、ふくらはぎポケット×2、袖ポケットで、肩・肘・膝にはパッド入りの補強生地があります。
手首、足首はジッパーで開閉できます。
面白いのはフロントのジッパーで、一般的な股間までではなく、なんと膝まで延長されていますよ。
(今回のモデルは下側のジッパースライダーが破損しています。)
より脱ぎたやすくした配慮だと思われますが、他に例がありませんね。
全体的な縫製は、丁寧かつ正確…なのですが、ジッパーなどのパーツは少々強度不足の可能せがあります。
購入後の取り扱いには要注意ですね。
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 2010年代
製造場所 スペイン
契約会社 スペイン
製造会社 〃
材 質 ビスコース
難燃繊維
表記サイズ 2-N
(日本人のL)
各部のサイズ(平置)
肩幅 約50cm
身幅 約60cm
袖丈 約61cm
ウエスト 約49cm
着丈 約163cm
股下 約77cm
裾幅 約16cm
状 態 中古極上品
(難あり)
官民区分 官給品
入手場所 千葉の専門店
入手難易度 3(困難)
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希少な十字軍銀貨フェルディナンド マヨルカ島スペイン 1315 テンプル騎士団の十字架
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5 まとめ
今回のモデルは、出張時にたまたま見つけた古着屋さんで購入しました!
見つけた時は嬉しかったですね!
(古着屋さん最高!)
ところがチェックするとフロントジッパーの下部スライダーが破損していました。
どうしたものか…と店頭で購入を躊躇していると、店員さんが割引を持ちかけてくれて、とても安価に入手することができましたよ。
(古着屋さん最高!2)
ネット通販が主流の現在ですが、やはり対面でのやり取りも別の楽しさがあって良いですね。
それはともかく、AFVスーツとしては後発なので各種パッドを装備するなど実戦に即したデザインが秀逸ですよね。
迷彩も日本のフィールドで効果を発揮しそうですよ。
これは優れたスーツと言えるのでは?

ただ残念なことに、現在日本における入荷量は極端に少ないようです。
先の古着屋さんも、海外から個人輸入で入手した物だとか?
でもスペインは他のヨーロッパ諸国同様、軍装品の払い下げにも積極的なので、いつか大量に輸入されるかもしれません。
探しているあなたは、少し待ってみましょう!
(同じ生地の迷彩ユニフォームは、徐々に数が増えてきていますよ!)
私は、存在は不明ですが同じ迷彩生地製のフィールドジャケットを探してみたいと思います!
今回は、スペイン陸軍の最新迷彩難燃AFVスーツ(カバーオール)を分析しました。
いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!
それではまた、次回をお楽しみに!
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参考:同じ迷彩生地を用いたスペイン軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎
各国軍のAFV装備に関する記事はこちらです⬇︎
www.military-spec-an.comwww.military-spec-an.com
他のスペイン軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎
各国軍の迷彩装備に関する記事はこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
読んでいただき、ありがとうございました。
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スペインのドイツ軍団コンドル 1936 金真鍮メダル PCGS SP64 第三帝国
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