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元祖!砂漠専用?【イギリスの軍服】ウインドプルーフトラウザーズ(デザートカラーバージョン)とは?0993 🇬🇧 ミリタリー

今回は、1940年代のイギリス軍ウインドプルーフトラウザーズを分析します。

以前分析した迷彩生地バージョンの色違いですね。

このシリーズは、驚くほど高価なことでも有名です。

欠品がありますが、程度は極上ですよ!

   目次

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1  イギリス軍ウインドプルーフトラウザーズ(デザートカラーバージョン)とは?

その昔、戦争で兵士が着用する衣類は派手なものが多かったですね。

 

これは刀や槍、弓矢などが主な個人の携行武器だった頃は接近戦が主体で、何より味方を識別するのが主な目的でした。

 

ところが小銃の性能が向上し、照準眼鏡(スコープ)を取り付けて目視可能範囲外からの狙撃が可能になると、派手な制服は格好の標的(文字通り「カモ」)になってしまいましたね。

(それでも派手な軍服を着用し続けた軍隊は存在しましたが。)

 

参考:第一次大戦初期のフランス軍制服
(青いジャケットやコートに赤いトラウザーズ!)

pin.it

https://pin.it/2pjYgPg

 

そのため多くの国は目立たないカラーの制服を採用していきました。

 

中でも世界中に植民地を持っていたイギリスでは、ボーア戦争の頃からカーキ(黄褐色)の制服を採用するなど、早くから対応していましたね。

 

第二次大戦においても、イギリス軍は迷彩生地を使用したデニソンスモック以外にも単色ながら、いくつかのスモックを製造しました。

 

今回のモデルは、主に砂漠で使用するためのスモックとペアで使用するトラウザーズになります。

 

通常の砂漠用戦闘服(多くは半袖、短パンでした。)の上に着用するものですね。

 

さてさて、それはどんなトラウザーズなのでしょうか?

 

今回は、コアなイギリス軍装備マニアのあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  全体及び細部写真です!

前面
左右非対称デザインですね。
f:id:akmuzifal6489:20220525172355j:image

 

背面
迷彩生地バージョンにあった股間の補強生地がありませんね?
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前面裏側
紙タグが縫い付けられていました。
f:id:akmuzifal6489:20220525172259j:image

 

背面裏側
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ウエスト周りレイアウト
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タグ跡
購入時から紛失していました。😓
(意図的に外されているようです。)
f:id:akmuzifal6489:20220525172321j:image

 

迷彩生地バージョンのタグ
本来はこんなタグが付いていたはずです。イギリス軍ウインドプルーフトラウザーズ(迷彩生地バージョン)のタグ

 

左膝ポケット
ボタンで開閉
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膝には補強生地あり。
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テーパー付き
f:id:akmuzifal6489:20220525172401j:image

 

ウエストのテープ
分厚いコットン製平紐
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ボタン
マホガニーブラウンのプラスティック製f:id:akmuzifal6489:20220525172341j:image

 

裏側に縫い付けられていた紙タグ
撮影時に外れてしまいました!😅f:id:akmuzifal6489:20220525172330j:image

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3  その特徴とは?

生地は、濃淡2色のタン(またはサンド)に染められた、コットンギャバジンで、軽量ながら防風性能が高いです。

生地拡大
遠目には一色に見えますが、よく見るとミックスですね。
1940年代イギリス軍ウインドプルーフトラウザーズの生地拡大

 

デザインは、基本的に迷彩生地バージョンと同じで、ウエストにはコットンの平紐、左膝前面にはポケットがあるという左右非対称ですね。

 

ただし、股間の補強生地は省略されています。

 

面白いのは、前合わせも省略されているところですね。

 

あくまで制服の上に着用するオーバーパンツといった位置付けです。

 

全体的な縫製はとても繊細かつ正確で、イギリス軍らしい上質な仕立てです。

4  製造とサイズのデータ

・製造又は契約年度 1940年代

・製造場所     イギリス

・契約会社     イギリス

・製造会社      〃

・材  質     コットン

・表記サイズ    2

         (日本人のXXL)

・各部のサイズ(平置)

        ウエスト 約56センチ  

          着丈 約120センチ

          股上 約42センチ

          股下 約80センチ

          裾幅 約27センチ

・状  態     中古極上品

・官民区分     官給品

・入手場所     東京の専門店

・入手難易度    3(困難)

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5  まとめ

第二次大戦中の北アフリカでは、ドイツ軍と死闘を繰り広げたイギリス軍。

 

名将(迷将?)モントゴメリー将軍率いる「第8軍」が有名ですね。

 

タミヤ1/35ミリタリーミニチュアの「イギリス第8軍歩兵セット」によると、意外に軽装だったことがわかります。

https://www.tamiya.com/japan/products/35032/index.html

www.tamiya.com

砂漠の夜は気温が下がるので、今回のモデルがあれば保温と迷彩にも効果があったかもしれませんね。

(勿論、全員に支給された訳ではなかったようですが…。)

 

本来なら、同じ生地製のスモック(ジャケット)と一緒に分析するべきところなのですが、あまりに高価なために買い逃しました。😅


またチャンスがあったら購入して分析してみたいです。😃

 

今回のモデルの他に、雪上用のホワイト、夜間用(?)のブラック、オリーブ色のデニム生地製のモデルもあります。

いつか全種揃えたいですね!

 

今回は、大戦中イギリス軍ウインドプルーフトラウザーズのデザートカラーバージョンを分析しました。

 

いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!

 

それではまた、次回をお楽しみに!

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参考:同じデザインの迷彩生地バージョンに関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

大戦中のイギリス軍迷彩服に関する生地はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

その他のイギリス軍装備に関する記事はこちらです!

https://www.military-spec-an.com/archive/category/🇬🇧イギリス(United%20Kingdom)

www.military-spec-an.com

    ✳︎     ✳︎     ✳︎

読んでいただき、ありがとうございました。

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