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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

【アメリカの軍服】パイロットスーツCWU–27P(デザート)とは? 0320 🇺🇸 ミリタリー

こんにちは!

今回は、アメリカ軍のパイロットスーツを分析します。

1960年代に開発され、現在も使用されているアメリカ初の難燃パイロットスーツです。

残念ながら今回はデザート(砂漠)用になります。

でも偶然入手したデッドストックですよ!

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   目次

1  アメリカ軍パイロットスーツCWU–27P(デザート)とは?

アメリカ軍は、1950年代に傑作パイロットスーツであるK–2Bを開発・支給しました。

(これは、以前のブログで分析しましたね。)

このパイロットスーツは、デザインが優れていて、世界各国で類似品が作られるなど、とても優秀なスーツでした。

ただ実戦を重ねていくと、欠点も露呈してきます。

それは火に弱いということでした。

材質がコットンだったため、一度火がつくと燃え上がってしまうのですね。

そこで、難燃繊維を用いて開発されたのが、今回のモデルです。

ベトナム戦争中の1960年代末に開発され、マイナーチェンジを繰り返し、なんと現在まで使用されている息の長いパイロットスーツですよ。

今回のモデルは、通常のセージグリーンとは違い、乾燥地域での使用を想定したデザートカラーになります。

さて、どんなパイロットスーツなのでしょうか?

早速、確認していきましょう!

2  アメリカ軍パイロットスーツCWU–27P(デザート)全体及び細部写真

前面全体

一見デザインは、K–2Bに似ていますね。

でもウエストや袖のダットファスナーが見られません。

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前面上半身
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前面下半身
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背面全体
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背面上半身
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背面下半身
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前面上半身裏側
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前面下半身裏側
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背面上半身裏側

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背面下半身裏側
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タグ
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デッドストックなので、こんな紙タグも付属
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肩にエポレットはありませんが、補強生地が縫い付けられています。
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胸ポケットは角度が付いていて、ウエストまである大容量です
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ウエストのサイズ調整ストラップ

マジックテープで調整

K–2Bの  ダットファスナーより軽量化が図られています。
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右膝ポケット

ジッパーは、水平に開きます。
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ふくらはぎポケットと足首ジッパー
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ふくらはぎポケット
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左膝ポケットとその内側にあるナイフ用ポケット

膝ポケットは、垂直に開きます。
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ナイフポケット内には専用のコードが内蔵されていて、ナイフに結び付けることにより、紛失を防止できます。
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各ジッパーは、ライトカーキの生地に、反射防止の黒染めブラス製です。
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ネームタグ用マジックテープは、最初から付属
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左袖のシガレットポケット

新しいモデルなので、ペンポケット用の「蓋」が付いてます。

これでFOD対策も万全?
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袖口も調整はマジックテープに変更されています。
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背中のアクションプリーツも健在です。
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ジッパーは、軍規格(MIL–SPEC)をクリアした「YKK」製です。
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  ダットファスナー裏の刻印
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前身頃のストームフラップ裏には、謎のナンバリングが?
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生地の織り方

通気性抜群ですね。
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3  アメリカ軍パイロットスーツCWU–27P(デザート)その特徴とは?

生地はノーメックス(難燃ナイロン)で、今回のモデルはカラーがデザートピンクです。

とても通気性が良いですね。

型式のCWUとは、コールド・ウェザー・ユニフォームの略で、寒候期に使用する一連の装備なのですが、寒候期にこのパイロットスーツでは少々(かなり)寒いのではないでしょうか?

(だからこその、フライトジャケットや防寒カバーオールなのでしょうね。システムで運用することが前提なのですね。)

デザインは、K–2Bの最後期型と似ていますが、袖やウエストのダットファスナーが、全てマジックテープに変更されています。

これだけでも軽量化が達成できていますし、破損時の修理も容易になりました。

アメリカの改善意識は凄いですね。

(良し悪しがありますが…。) 

4  アメリカ軍パイロットスーツCWU–27P(デザート)製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度   1996年

 ・製造場所                   アメリカ

 ・契約会社                   アメリカ

 ・製造会社                        〃

 ・材質                          ノーメックス

                                (難燃ナイロン)

 ・表記サイズ                40–R

                                   (日本人のL)

 ・各部のサイズ(平置)  

                                    着丈  約160センチ

                                    肩幅  約50センチ

                                    身幅  約52センチ

                                    袖丈  約59センチ

        ウエスト  約48センチ

          股下  約75センチ

          裾幅  約20センチ

 ・状態                        デッドストック

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 沖縄アメリカ軍の

                            フリーマーケット

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5  アメリカ軍パイロットスーツCWU–27P(デザート)まとめ

今回のモデルは、砂漠用のカラーですが、セージグリーンのタイプは、驚くことにアメリカ4軍(陸・海・空・海兵隊)で使用されています。

時代や用途によってエポレットが追加されたり、マイナーな変更点があったりしますが、基本は大きく変わらずもう50年以上も使用されているのですね。

勿論今回のモデルも、K–2B同様、世界中で参考にされて類似モデルが製造されています。

「強いアメリカ」…は、単にカラ元気だけではなく、地道な装備開発からも窺い知ることができますね。

(なんとか日本も、あらゆる面でアメリカの一強を崩せるようにしたいものです。)

さて、今回のモデルですが、他のアメリカ軍ノーメックス製品と同様に、火がついても燃え上がることはなく、瞬時に炭化して人体を守ります。

キャンプなどでも安心して使用できる反面、生地に吸湿性がないため、真夏は汗で少々べとつきます。

また夏限定仕様としても、トイレは少々不便な場合もあります。

野外活動からファッションまで、幅広く使用できますが、予め不便な点を考慮した使用を追求してみましょう。

今回のモデルは品薄ですが、セージグリーンモデルなら、程度も価格も千差万別です。

時代が古く程度が良いと高額になりますが、実用には最近製造されたモデルを入手するのが良いでしょう。

将来の事を考えている方は、ベトナム戦争時代のフルパッチ極上品を探してみましょう。

(きっと役に立ってくれるはずです。)

サイズを選ぶ際に注意したいのは、あまりに身体にピッタリしたものを選ぶと、しゃがんだ時に臀部が突っ張ったりする場合があります。

各種サイズが準備されているので、やや大きい物を選びましょう!

 

今回は、アメリカ軍を代表するパイロットスーツを分析しました。

次回は、ロシア軍の迷彩服を分析します。

お楽しみに!

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参考:今回のモデルの原型となったK–2Bはこちらです。⬇︎ 

www.military-spec-an.com

アメリカ軍のデザート(砂漠用)装備はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

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昨日の雪から一変、今朝は晴れていました。

このチャンスを活かし。出社前に洗濯(単身赴任中)しておこうと思ってベランダに出たら、鳥さん(おそらくイソヒヨドリ)が、そこら中に爆撃(糞撃?)していました!

雪だったので、ベランダで休んでいたのでしょうか?

言ってくれれば部屋で休ませてあげたのに…。

仕方がないので、清掃のみして出社しました。

(洗濯は明日実施で。)

仕方ない(?)ので次の休みには…餌台を作ってあげようかな?

 

読んでいただき、ありがとうございました。

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