今回は、1940年代のアメリカ旧陸軍航空隊A-10レザーグローブを分析します。
残念ながらモデル品ですが、とても良くできています。
各種レザージャケットにピッタリのアイテムですね。
新品で購入後、普段使いの中古品ですが程度は極上ですよ!
目次
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1 アメリカ陸軍HBT迷彩トラウザーズ(ダックハンター・国産H社モデル品)とは?
ところであなたは日常の生活で手袋を使用することがありますが?
私はバイク(ミッション付のオフロードタイプ)通勤なので、ほぼ一年中使用しています。
でもかつては毎年寒候期になると悩んでいました。
…というのも暖候期なら薄手で通気性の良い手袋を使用すれば問題ありませんが、寒候期は防寒を考慮した手袋を使用しなければならないからです。
冬用バイク手袋も販売されてはいますが、往々にして分厚い造りで装着すると微妙なクラッチワークやスロットル操作が難しいものが多いですね。
かといって暖候期用の手袋は当然使用できません。
(グリップヒーターなどの電熱装備は一長一短ありますしね。)
そこで選んだのが今回のモデルです。
このモデルは、1940年代に旧アメリカ陸軍航空隊(USAAF)でパイロットを含むエアクルーに支給されたA-10レザーフライトグローブのモデル品です。
廉価版ですが、とても忠実に造られていて、多くの問題は解決しましたよ!
さてさて、それはどんなレザーフライトグローブなのでしょうか?
今回は、旧アメリカ陸軍航空隊装備マニアのみならず、レザージャケットに合うレザーグローブをお探しのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
上面
旧陸軍航空隊(AAF)のプリントが目を惹きますね。
下面
ライニングは起毛したポリエステル生地
私が使用しているのはサイズ「S」で、中指が8センチ用ですね。
パキスタン製。
下面拡大
独特のレザー裁断が目を惹きますね。
親指は二枚のレザーで構成されています。
右手
左側面
右手
右側面
全体的には一枚のレザーで手を包むようなデザイン。
手首にはニット付きで冷気を遮断します。
手首内側のニットには、半円形のレザーが縫い付けられています。
これは…
グローブを装着する場合に、ここを引っ張ってニットにダメージを与えない工夫ですね。
かつての陸軍航空隊マーク(プリント)
装着時
(左手)
底面
右側面
上面
拳を作った状態
上面
手の甲には三本のステッチあり。
下面
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3 その特徴とは?
レザーはシールブラウン(焦茶色)にコーティングされたゴートスキン(山羊革)で、薄く新品の状態から柔らかいですね。
(同じメーカーの製品では、レザーがブラックのモデルもあり。)
裏側のほぼ前面に起毛した薄いウールのライニングがあるのである程度の保温力もあります。
デザインは、手の甲と掌を一枚のレザーで包むように縫製されていて、親指の一部、他四指の側面が別パーツになっていますよ。
(レザーグローブでは比較的多いデザイン?)
また甲には三本のステッチがあります。
手首付近にはニットを配し、冷気の侵入を防いでいますね。
特筆すべきは脈拍部のニットで、半円形のレザーが縫い付けられているところです。
これは手袋を装着する際、ここを引っ張ってより確実に装着できるのと、ニット保護が目的ですね。
全体的な縫製は、モデル品にも関わらず正確かつ丁寧で、確かな技術を感じる仕立てです。
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 2020年代
製造場所 パキスタン
契約会社 不明
製造会社 パキスタン
材 質 ゴートスキン
ウール
ポリエステル
表記サイズ S
(日本人のM)
各部のサイズ(平置)
全長 約25cm
全幅 約11cm
状 態 中古極上品
官民区分 民生品
入手場所 大手通販サイト
入手難易度 1(容易)
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5 まとめ
なかなかの再現度なのに安価に入手できるコスパの高いグローブですね。
じつは私自身ヘビーローテーション中のグローブで、これまでに5足ほど使い倒しています。
新品から手にフィットし、レザーなので風を防ぎライニングもあるため、ある程度の保温力もあるのが素晴らしいです。
(気温の秋〜春までカバーしてくれるのは嬉しいですね。)
何よりアメリカ軍のレザージャケットなどに相性ピッタリの軍物グローブというのも有り難いですね。
これまで多くのモデル品が製造されていますが、今回のパキスタン製がお安いのに仕立てが良くコストパフォーマンスが高い気がします。
また、大手通販サイトでも多数取り扱われていて、いつでもどこでも誰にでも購入可能なのが嬉しいですね。
注意点としては、ゴートスキンなのでハードな使用(力が加わる作業とか)は控えた方が良いですね。
そして使用に伴いレザーが伸びてくるので(サイズにもよりますが)できればワンサイズ小さいものを購入するのがベストかもしれません。
高級品志向のあなたには、ちゃんと国内の有名フライトジャケットメーカーから超忠実な復刻版が販売されていますよ。
(今回のモデルが3足購入できるくらいの価格ですが…😅)
ただ、こだわらないあなたには今回のモデルがピッタリですね!
あなたのシチュエーションに合わせて購入を決定してください。
今回は、旧アメリカ陸軍航空隊が支給していたA-10レザーフライトグローブのモデル品を分析しました。
いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!
それではまた、次回をお楽しみに!
(20250101)
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参考:今回のモデルが似合うジャケットに関する記事はこちらです。⬇︎
各国軍のグローブ(手袋)に関する記事はこちらです。⬇︎
各国軍の防寒装備に関する記事はこちらです。⬇︎
第二次大戦期における各国軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
読んでいただき、ありがとうございました。
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