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要注意のメーカー製です!【アメリカの軍服】M65フィールドジャケット(OG単色・3rd・チェロキー社製)とは?0977 🇺🇸 ミリタリー

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今回は、1970年代のアメリカ軍M65フィールドジャケットを分析します。

ミリタリーフリークのみならず、ファッション業界でもファンが多いジャケットですね。

でも、中にはこんな製品がありました!

デッドストックですが少々問題点がありましたよ!

   目次

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1  アメリカ軍M65フィールドジャケット(OG単色・3rd・チェロキー社製)とは?

古くはM38フィールドジャケットから始まるアメリカ軍近代フィールドジャケット史。

 

その頂点に君臨するのがM65フィールドジャケットでしたね。

 

一切の妥協をせず、戦闘と防寒に特化したデザインは、今なお各国軍のフィールドジャケットに影響を与え続けています。

 

M65フィールドジャケットは、その数字どおり1965年に採用され、2020年代まで使用されていましたが、その間多くのメーカーが製造に携わりました。

 

中でもA社G社は特に有名ですね。

 

今回のモデルを製造したチェロキー社も、そのメーカーの一つなのですが、あまり良い噂を聞かない…悪い意味で有名なメーカーでもあります。

 

今回、偶然入手することができて、分析する機会を得ました。

 

結果、やはりいくつかミスを発見しましたよ!

 

さてさて、それはどんなM65フィールドジャケットなのでしょうか?

 

今回はM65フィールドジャケットファンのみならず、軍装品コレクションベテランのあなたと一緒に確認していきましょう!

2  全体及び細部写真です!

前面

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背面
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前面裏側
ほぼ前面にコットンポプリンのライニングが設けられています。
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背面裏側
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襟はチンストラップで立てることができます。
実はこれが本来のM65フィールドジャケットですね。

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前合わせはジッパーとダットファスナーです。
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タグ
1975年度契約品です。
ブルーインクのボールペンで何か記入されています。
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タグの下には何かのナンバーが!
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エポレットはテーパーなしのクサビ型
ボタンで開閉
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胸ポケット
ダットファスナーで開閉
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腰ポケット
こちらもダットファスナーで開閉
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ほぼストレートですね。
でも立体裁断なので生地に余裕があります。

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袖口はマジックテープで開閉・調整
袖裏側にはライナー用のボタン。
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勿論、例の三角生地もあります。
これもマジックテープで開閉
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背中のアクションプリーツ

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前見頃裏側のライナー用ボタンf:id:akmuzifal6489:20220323161352j:image

 

腰のドローコード
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裾のドローコードf:id:akmuzifal6489:20220323162253j:image

 


襟裏にはジッパーがあって…
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中には簡易フードがあります。
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フード付け根の伸縮素材(OD部分)
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フードの生地ナンバー?
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フードもライニングと同じくコットンポプリンなのですが、色調が大きく違っていました。
上:フード
下:ライニング
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メインジッパーと襟裏ジッパー

刻印はいずれも「SERVAL」
あまり聞かないメーカーです。
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3  その特徴とは?

生地はOG(オリーブグリーン)のコットン/ナイロン混紡サテンで、やや厚く防風性能が高いです。

今回のモデルはデッドストックなので、生地がとても美しいですね。

 

デザインは、いわゆるサードタイプと呼ばれる、シリーズ3番目のモデルになります。

 

各ジッパーがブラスで、袖にマチがないのが特徴でしたね。


このモデルはOG単色ウッドランド迷彩のモデルがありますよ。

 

構成は、エポレット付き、胸ポケット×2、腰ポケット×2で、ほぼ前面にライニングがあり、かつオプションで専用のライナーを取り付けることができます。

 

今回のモデルは、以下の特別な特徴がありました。

 

腰ポケットフラップの長さが左右で違う。
これは縫製ミスなのか、このメーカー特有のデザインなのかは不明。
左右とも同じで、内側端のポケットフラップが短いです。チェロキー社製M65フィールドジャケット

 

ライニングを取り付けるボタンにズレがある。
M65フィールドジャケットのライナーは左右同じ位置にボタンホールがあったような気がします。
チェロキー社製M65フィールドジャケットのライナー用ボタン

 

前見頃裾裏側の縫製ミスチェロキー社製M65フィールドジャケットの前見頃裾裏側の縫製ミス

 

左袖のタブ縫製ミスと修正
どうやらタブごと袖に縫い付けてしまい、後で糸を外したようです。
当然、ライニングは一部縫製されていません。チェロキー社製M65フィールドジャケット左袖縫製ミスと修正

チェロキー社製M65フィールドジャケット左袖縫製ミスと修正2

 

…と、こんなふうに縫製ミスが散見されました。

でも、他は特に問題なさそうです。

4  製造とサイズのデータ

・製造又は契約年度 1975年

・製造場所     アメリカ

・契約会社     アメリカ

・製造会社      〃

・材  質     コットン

          ナイロン

・表記サイズ    S-R

         (日本人のM〜L)

・各部のサイズ(平置)

          着丈 約77センチ

          肩幅 約48センチ

          身幅 約56センチ

          袖丈 約62センチ

・状  態     デッドストック

・官民区分     官給品

・入手場所     東京の専門店

・入手難易度    3(困難)

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5  まとめ

実は、チェロキー社のM65フィールドジャケットは、日本ではあまり出来の良くないことで有名です。


あるブロガーは「タグにボールペンで何か記入されているのは、検査でハネられた個体ではないか?」と推測している人もいますね。

 

真相は不明ですが、この出来ではそう思われても仕方ありません。

でも、もしそうなら検査に合格したものも存在するはずですよね。

 

今後もサンプルを入手して確認したいところです。

 

ところで今ひとつの出来とメーカーではありますが、デッドストックのM65フィールドジャケット(OG単色・3rd)は、もう殆ど残っていないようですね。

 

今回のモデルは出来が今ひとつですが、人気も今ひとつのために探せばデッドストック(とか極上品)が入手できるかもしれませんね。

 

どうしても未使用品のM65フィールdジャケットが着たいあなたは、ぜひ探してみてください!

 

私は、同社のタグにボールペンで記入されていないデッドストック品、または実際に使用されてパッチ(ワッペン)のついた個体を探してみたいと思います。

 

今回は、もしかしたら買わない方が良いかもしれないアメリカ軍M65フィールドジャケットを分析しました。

 

いやー、軍装品って本当に面白いですね!

 

それではまた、次回をお楽しみに!

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参考:アメリカ軍M65フィールドジャケットと世界の類似品に関する記事はこちらです。⬇︎ 

www.military-spec-an.com

     ✳︎     ✳︎     ✳︎

読んでいただき、ありがとうございました。

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