こんにちは!
今回は、2010年代のアメリカ海軍ユーティリティカバーオール(ツナギ)を分析します。
このモデルからは生地に特殊な加工がなされているようですね。
おそらく最新モデルなのではないでしょうか?
階級章が付いていますが、デッドストックですよ!
目次
- 1 アメリカ海軍ユーティリティカバーオール(難燃モデル)とは?
- 2 アメリカ海軍ユーティリティカバーオール(難燃モデル)の全体及び細部写真
- 3 アメリカ海軍ユーティリティカバーオール(難燃モデル)の特徴とは?
- 4 アメリカ海軍ユーティリティカバーオール(難燃モデル)の製造とサイズのデータ
- 5 アメリカ海軍ユーティリティカバーオール(難燃モデル)まとめ
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1 アメリカ海軍ユーティリティカバーオール(難燃モデル)とは?
以前当ブログでも、一般的なアメリカ海軍ユーティリティ・カバーオールを分析しました。
シンプルで使い易く、しかもどこかカッコ良いのが特徴でしたね。
しかし生地の材質は、一般的なポリエステルとコットンの混紡でした。
今回も同じようなカバーオールなのですが、時代を反映してか難燃性が付加されていましたよ。
やはり艦艇でも、戦車や航空機と同じように、戦闘中に火災が発生する場合もあるので必要な機能だと思いますね。
(ミッドウェイにおける日本空母の教訓もあります。)
カバーオールの機能もそうですが、生地のカラーも変更されていましたよ!
さてさて、それはどんなユーティリティカバーオールなのでしょうか?
今回は、アメリカ海軍装備マニアのみならず、キャンプでも安心して使用できる「ツナギ」をお探しのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 アメリカ海軍ユーティリティカバーオール(難燃モデル)の全体及び細部写真
全体前面
全体的なデザインは、通常のユーティリティカバーオールと同じです。
前面上半身
前面下半身
全体背面
背面上半身
背面下半身
前面上半身裏側
前面下半身裏側
背面上半身裏側
背面下半身裏側
前合わせはジッパーのみです。
タグ
2015年度契約品です。
ジッパーは「IDEAL」で、勿論上下から開くダブルジッパーです。
階級章は縫い付けられているのに、何故か紙タグが付いたままでした。
胸ポケット
ポケットフラップ両端は縫い付けられていますね。
ウエストのスラントポケットとベルトループ
裾
ストレートです。
袖
テーパー付き
袖口
ボタンで開閉・調整
ヒップポケット
こちらも胸ポケット同様ポケットフラップ左右端が縫い付けられています。
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3 アメリカ海軍ユーティリティカバーオール(難燃モデル)の特徴とは?
生地は、難燃加工された黒に近いブルーのコットン製ツイルで、生地は薄いですが化繊混紡モデルに比べてやや重いです。
コットン自体にもある程度の難燃性があるのですが、それに加えて難燃性の加工がされているので、ある意味最強の記事と言えるでしょう。
また、フライトジャケットなどに使用されているノーメックスやアラミドのようなナイロン系ではないので、吸湿性があって肌触りも優れているのが有難いですね。
(反面繰り返される洗濯で、難燃機能がどうなるのか疑問もあります。)
デザインは、一般的なユーティリティカバーオールと全く同じですね。
構成は、エポレットなし、胸ポケット×2、腰スラントポケット×2、ヒップポケット×2で、このモデルにもウエストにベルトループがあります。
全体的な縫製は、陸軍のフィールドジャケットなどに比べて、やや丁寧で正確ですね。
強度も必要十分なようです。
4 アメリカ海軍ユーティリティカバーオール(難燃モデル)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 2015年
・製造場所 アメリカ
・契約会社 アメリカ
・製造会社 〃
・表記サイズ 42S
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約157センチ
肩幅 約46センチ
身幅 約55センチ
袖丈 約58センチ
ウエスト 約49センチ
股下 約73センチ
裾幅 約25センチ
・状態 デッドストック
・官民区分 官給品
・入手場所 沖縄の専門店
・入手難易度 2(やや困難)
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5 アメリカ海軍ユーティリティカバーオール(難燃モデル)まとめ
今回のモデルの難燃性は、おそらく生地が全く燃えないというスーパー生地ではないようです。
燃え上がりにくく、かつ火がついても急速に炭化して炎が出ることがない…そんな加工が施されているのでは…と想像しています。
(着古したら、破棄する前に試してみたいですね。)
パイロットスーツや戦車兵用スーツと違って、ちゃんとしたベルトループがあることから、通常のベルトが使用できるのが利点ですね。
これによりナイフや各種バッグ(ループ付き)が装着できて便利です。
また、パイロットスーツほどではありませんが、比較的ポケットも多いのでいろんなシチュエーションで使用できそうですよ。
このカバーオールも、安全で使える衣類と言えそうです。
ただ、一般的なユーティリティカバーオール(難燃性の無いモデル)より遥かに品薄ですね。
以前「潜水艦乗組員用」のカバーオールがありましたが、同じくらい少ないですよ。
それでも2021年現在、オークションなどでも稀に出品されています。
オークションの「アラート」機能を利用してキーワードを登録しておけば、あるいは早く見つかるかもしれませんね。
(比較的新しい装備なので、なくなることはなさそうです。)
探す際には、生地のカラー(写真写りで大きく変わっている恐れもありますが…。)やタグを参考にしましょう!
今回は、高機能でキャンプにも安心して使えるアメリカ海軍カバーオールを分析しました。
次回は、旧ユーゴスラビアの迷彩服を分析します。
お楽しみに!
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参考:他のアメリカ海軍ユーティリティ装備はこちらです。⬇︎
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Twitterで見つけました!
アメリカヤマシギのノリノリダンスが可愛すぎる、餌となるワームを探している親と練習している子供の様子pic.twitter.com/8Shb982sRC
— 最多情報局 (@tyomateee) 2021年3月17日
子供(雛?)が一生懸命マネしているのが可愛いです💕
しかし、親鳥は身体をこんなに揺らしているのに、頭と嘴の位置が殆ど変わらないのはすごいですね。🤔
「大切な所はブレない!」「目標を見据えて気力を充実させる!」
武道や普段の仕事、それにブログ運営にも通じるものがある…ような気がしました!
読んでいただき、ありがとうございました。
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