
今回は、1990年代のアメリカ軍性能強化防暑ジャケットを分析します。
以前分析したアメリカ軍トロピカルコンバットジャケット(ジャングルファーティーグ)の直系とも言えるジャケットですね。
迷彩ユニフォームが主流の現代では、何か新鮮な印象を受けます。
まさかのデッドストックですよ!
目次
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1 アメリカ軍性能強化防暑ジャケット(グリーン483)とは?

各国軍が採用する各種戦闘装備。
とりわけ戦闘服に関して現在では、ほとんどの国で迷彩ユニフォームが採用されていますね。
これは迷彩の持つ効果を考えると、兵士の生存率を向上させるために必要不可欠である…というのは自明の理ですが、世の中には「世界の流れに逆行」する国(部隊?)もあるようです。
今回のモデルは、当時ウッドランド迷彩のBDU(バトルドレスユニフォーム)が全盛期の1990年代にアメリカ軍が採用した熱帯用単色ジャケットになります。
デザインこそBDUですが、その雰囲気はかつてのトロピカルコンバットジャケット(通称ジャングルファーティーグ)を彷彿させるカラーが素敵ですね。
ある意味「先祖返り」の装備と言えるでしょう。
さてさて、それはどんなジャケットなのでしょうか?
今回はアメリカ軍装備マニアのみならず、夏に使用できるトロピカルコンバットジャケットの代替品をお探しのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
前面
生地色が違うだけで受ける印象も全く違いますね。

背面

前面裏側

背面裏側

襟周りレイアウト

開襟状態

前合わせはボタンのみ。

タグ①

タグ②
1999年度契約品です。

胸ポケット
2個のボタンで開閉。


左胸ポケット
ポケットフラップ上端にはスリットあり。


ポケット内部にはペン用の小ポケットあり。

腰ポケット
こちらもボタンで開閉。


袖
脇下には余裕がありますが、肘から下はほぼストレートですね。


肘の補強生地
面積が大きいですね。

袖口はボタンで開閉・調整。


背面のヨークはありません。

フロント頂部のボタンホールに付いていた紙タグ

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3 その特徴とは?
生地は、薄いコットン/ナイロンのリップストップ(引き裂け防止加工生地)で、「483」という色番号のグリーンで染められています。
色調としてはOG(オリーブグリーン)よりやや暗く、緑味が強いですね。
デザインは、当時のウッドランドBDU(バトルドレスユニフォーム)と同じです。
構成は、エポレットなし、胸ポケット×2、腰ポケット×2で、左胸ポケット内にはペン用の小ポケットがあります。
ただしウエストのサイズ調整タブはありません。
また背面のヨークはなく、とてもシンプルな裁断ですね。
全体的な縫製は、少々雑ですが強度は抜群のアメリカ軍スタンダードな仕立てです。
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 1999年
製造場所 アメリカ
契約会社 アメリカ
製造会社 〃
材 質 コットン
ナイロン
表記サイズ S-R
(日本人のL)
各部のサイズ(平置)
肩幅 約42cm
身幅 約56cm
着丈 約78cm
袖丈 約61cm
状 態 デッドストック
官民区分 官給品
入手場所 東京の専門店
入手難易度 1(容易)
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5 まとめ
1980年代のウッドランドのBDU支給と並行して、民生品のBDUも各社から販売されていました。
(現在も継続して販売されています。)
その中にOD(オリーブドラブ)やOG(オリーブグリーン)のモデルがありましたね。
今回のモデルは、そんな市販品に触発されて開発・採用された物なのでしょうか?
一説には、今回のジャケットは特殊部隊を主体に支給されたとのこと。
あるいは特殊部隊の要望で開発されたのかもしれませんね。
何故なら、彼らは一般兵科との差別化を常に考えているからです。

実際、かつてのトロピカルコンバットジャケットに比べて、ナイロン混紡ですし、生地もやや厚めであることから、濡れても乾燥が早く擦り切れにも強いので、より特殊部隊向けかも。
ところで今回のモデルに関して面白いエピソードがあります。
1990年代の沖縄嘉手納基地のアメリカフェストに行った某ショップの店長が、今回のモデル(上下!)を着て歩いていた特殊部隊員を発見(ウッドランドだらけだったので、とても目立っていたそうです。)。
写真を撮ろうとカメラを構えたら、スーっといつの間にかいなくなってしまったとか。
なるほど、見ず知らずの日本人にでも顔バレしたくないので、撮影されないようにしていたのですね。
あと、うろ覚えまたは錯覚だったのかもしれませんが、1980年代末の製品で、デザインがかつてのアメリカ軍トロピカルコンバットジャケット(4th)と同じデザイン(ポケットフラップやポケットが斜めタイプ)のBDUを見たことがあります。
一種の再生産品かもしれませんが、興味深いですね。
(欲しい!)
それはさておき、今回のモデルですが数は少なくサイズも限定されていますが、辛うじて大手通販サイトでも入手可能です。
おそらく有名ショップにも在庫しているのでは?
そのため入手は比較的容易でしょう。
ただし少数生産品のようなので、入手はお早めに!
私はセットで使用するトラウザーズやハットを探してみたと思います。
今回は、アメリカ軍がウッドランドBDU採用中に生産した特殊なグリーン単色の性能強化防暑ジャケットを分析しました。
いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!
それではまた、次回をお楽しみに!
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参考:他のアメリカ軍熱帯装備に関する記事はこちらです。⬇︎
他のアメリカ軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎
各国軍の単色衣類に関する記事はこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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