今回は、1990年代の南アフリカホームランドボプタツワナ陸軍迷彩シャツを分析します。
ずっと国籍不明軍という扱いでしたが、この度国籍が判明しました。
迷彩パターンはイギリス軍が採用していたものですね。
それはともかく、今回もデッドストックですよ!
目次
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1 南アフリカホームランドボプタツワナ陸軍迷彩シャツ(DPM)とは?
かつては、その迷彩効果から本国イギリスのみならず、世界各国でコピーされて使用されたDPM。
旧イギリスの植民地や連邦国以外にも、イギリスとはあまり関係のない国でも採用されていましたね。
当ブログでも、官給品は元よりモデル品に至るまで、多数のDPMを用いた衣料品を分析してきました。
今回のモデルは、イギリス以外で製造されたDPM衣料品になります。
南アフリカホームランドの一国であるボプタツワナ軍の装備品ですね。
なかなか仕立てがよく、第3国(アジア製でしょうか)の関与が疑われます。
さてさて、それはどんな迷彩シャツなのでしょうか?
今回は、南アフリカホームランド各軍装備マニアのみならず、DPMマニアのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
前面
前合わせはボタンのみです。
(ポケットは隠ボタン)
背面
前面裏側
背面裏側
襟周りレイアウト
襟の契約年度とサイズスタンプ
1993年度契約品です。
メーカータグ
ランドリータグ
裏側左裾付近にあります。
カッタータグ
エポレット
テーパーなしのラウンド型です。
胸ポケット
ボタンで開閉。
袖
テーパー付き
袖口はボタンで開閉
前身頃下部裏側には、予備のボタンが2個
ボタンは迷彩のプラスティック製
このボタン、どこかで見たような…。
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3 その特徴とは?
迷彩は、タンの生地にダークグリーン、ダークブラウン、ブラックを用いて、はけで小さく丸く塗ったようなパターンを描いています。
お馴染みDPMなのですが、平均的なイギリス軍のDPMより、色調が暗く一つ一つのパターンが僅かに大きいですね。
生地は、コットンとポリエステルのサテンで、軽量かつ丈夫で肌触りも良いです。
(どこかで見たことのある生地ですよ。)
デザインは、エポレット付き、胸ポケット×2、襟は開襟のシャツタイプです。
ごく一般的な夏季または乾燥地帯用の迷彩服ですね。
全体的な縫製は、正確かつ丁寧で上質な仕立てと言えます。
製造は他国だと思われます。
この身幅にこの袖丈は、明らかにアジア人用ではないようです。
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 1993年
製造場所 不明
契約会社 不明
製造会社 〃
材 質 コットン
ポリエステル
表記サイズ M
(日本人のL)
各部のサイズ(平置)
着丈 約80cm
肩幅 約42cm
身幅 約57cm
袖丈 約65cm
状 態 デッドストック
官民区分 官給品
入手場所 ヤフオク
入手難易度 3(困難)
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5 まとめ
惜しいことにトラウザースの入手は叶いませんでした。
もし上下で揃えれば、夏のサバイバルゲーム、狩猟、野鳥観測、キャンプにピッタリですね。
日本のフィールドでも十分な効果が期待できそうです。
ただし、今は亡き南アフリカホームランドの一国、ボプタツワナ軍の迷彩服なのでもう入手は困難でしょう。
稀少品だと思われます。
(よもや探している人はいないと思いますが…。)
でも、もしあなたが探しているなら、オークションやネットフリーマーケット、そして古着屋さんをチェックしてみましょう!
私は、トラウザースやハット(キャップかな?)を探してみたいと思います。
今回は、南アフリカホームランド国であるボプタツワナ軍の迷彩シャツを分析しました
いやー軍装品って、本当に面白いですね!
それでは、また次回をお楽しみに!
(20241025更新)
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参考:他の南アフリカホームランド国の迷彩装備はこちらです。⬇︎
* * *
Twitterで見つけました。
まじ効果あるな
— ニノマエハジメ/u3 (@ninohajim) 2021年4月6日
蜂類一切来なくなったわ
俺の手作りダミー蜂の巣やるやん pic.twitter.com/ZcAHSgeJAb
この程度のレベルで効果あるのか、この程度だから効果があるのか?🤔
難しいですが、ダミー「スズメバチの巣」は効果があるとの説がありますね。
自宅用に作ってみようかな?
読んでいただき、ありがとうございました。
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