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【インドネシアの軍服】陸軍リバーシブル迷彩フィールドジャケット(ミッチェルパターン)とは? 0637 🇮🇩 ミリタリー

こんにちは!

今回は、1980年代のインドネシア軍リバーシブル迷彩フィールドジャケットを分析します。

フィールドジャケットでリバーシブルは珍しいですね。

でも完全リバーシブルではありませんでした。

残念ポイントがありますが、今回はデッドストックですよ!

   目次

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1  インドネシア陸軍リバーシブル迷彩フィールドジャケット(ミッチェルパターン)とは?

以前もインドネシア軍DPMフィールドジャケットを分析しましたね。

 

でも、今回は待った地違う迷彩パターンのフィールドジャケットになります。

 

元々、オランダの植民地であったインドネシア。

 

インドネシア軍としては、あまり迷彩服に興味がなかったようですね。

 

でも近隣(?)ベトナムで発生した二つの戦争(インドシナ戦争、ベトナム戦争)でフランス軍やアメリカ軍が、各種迷彩服を着用していたことに刺激を受けて、1970年代末くらいから迷彩服の開発を進めていたようです。

 

そこで参考にしたのが、かつての宗主国オランダ…ではなく、やはりアメリカの装備だったようですね。

(尤も、オランダ軍自体も当時は迷彩服採用に消極的でしたが…。)

 

今回のモデルには、アメリカが1940年代に開発(諸説あり)した…とされる通称ミッチェルパターン(絵柄通りリーフパターンとも呼ばれる場合もあります。)が採用されていますね。

 

しかもリバーシブル!

 

赤道付近の国でフィールドジャケット、そしてリバーシブルとは、いったい何を想定していたのでしょうね?

 

そもそもそれは、どんなフィールドジャケットなのでしょうか?

 

今回は、インドネシア軍マニアのみならず、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  インドネシア陸軍リバーシブル迷彩フィールドジャケット(ミッチェルパターン)の全体及び細部写真

迷彩側前面

全体的なデザインは、アメリカ軍のM65フィールドジャケットに似ていますね。

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迷彩側背面

中央に一部迷彩のプリントミス(色が薄くなっている)があります。

迷彩が短い間隔で繰り返しプリントされていますね。
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単色側前面

オリーブグリーンではなく、濃緑色ですね。
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単色側背面
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前合わせは、ジッパーとダットファスナーです。
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タグ

単色側にあります。

…ということは、迷彩側が表側になりますね。
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エポレットは迷彩側のみです。

テーパーなしのクサビ型。
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迷彩側胸ポケット

ダットファスナー(金属製)で開閉
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迷彩側腰ポケット

こちらもダットファスナーで開閉
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僅かにテーパーが付いています。
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袖口はタブとマジックテープで開閉

三角生地も装備
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襟はチンストラップで立てることができますが…ゆるゆるですね。
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背中のアクションプリーツ…らしきデザイン。

殆ど機能していません。
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襟の裏にはジッパーが。
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中には、やはり簡易フードがありました。
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リップストップ生地の状況
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単色側胸ポケット

プラスティックの  ダットファスナーで開閉
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単色側腰ポケット
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ポケット内部はホワイトの生地
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腰のドローコード

単色側に出ています。

取り出し口には金属製のハトメ
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3  インドネシア陸軍リバーシブル迷彩フィールドジャケット(ミッチェルパターン)の特徴とは?

迷彩は、ライトグリーンの生地に、濃淡3色のグリーンとブラウンを用いて広葉樹の葉を描いています。

(葉脈(主脈) までも描いたものあり!ブラウンは、差し詰「枯葉」といったところでしょうか?)

 

また、濃いブラウンで枝も描かれています。

 

迷彩パターンは、アメリカ軍がヘルメットカバーやテントに使用したミッチェルパターンにそっくりですが、配色はやや違っているようです。

 

一方、単色側はグリーンで、色調は旧日本軍機に用いられた濃緑色に近いですね。

 

生地は、両面ともコットンとポリエステルの混紡で、薄いリップストップになっています。

 (通気性は抜群です!)

 

デザインは、やはりアメリカ軍のM65フィールドジャケットを参考にしているようです。

 

構成は、迷彩側がエポレット付き、胸ポケット×2、腰ポケット×2で、襟には簡易フードが内蔵されていました。

 

単色側は、エポレットなし、胸ポケット×2、腰ポケット×2でタグ、ジッパー、袖の三角布は剥き出しで、やはりこちらの側が裏側のようです。

 

全体的な縫製は、やや雑で強度も足りないようです。

4  インドネシア陸軍リバーシブル迷彩フィールドジャケット(ミッチェルパターン)の製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度     1980年代

 ・製造場所                   インドネシア

 ・契約会社                   インドネシア

 ・製造会社                            〃

 ・材質                          コットン

            ポリエステル

 ・表記サイズ                XL

                                   (日本人のL)

 ・各部のサイズ(平置)

                                    着丈  約77センチ

                                    肩幅  約51センチ

                                    身幅  約61センチ

                                    袖丈  約56センチ

 ・状態                        デッドストック

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 ヤフオク

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5  インドネシア陸軍リバーシブル迷彩フィールドジャケット(ミッチェルパターン)まとめ

ミッチェルパターンは、とても稚拙でお世辞にも効果がある(?)とは言い難い迷彩でしたが、色調を変えることで、こんなにも印象が変わるんですね。

 

この色調だったら、ジャングルでも一定の効果がありそうですよ。

 

反面、単色側は完全リバーシブルではなく、少々使いづらいですね。

 

でも迷彩側をメインに使用し、単色側のポケットは内ポケット、そしてグリーンのライニングがあると考えると、これはこれで使えるジャケットかもしれませんね。

 

サバイバルゲーム、狩猟、野鳥観測、キャンプ場でのかくれんぼなどには、問題なく使用できそうです。

 

薄い生地ですが、2枚合わせになっているので、インナーを工夫したら春秋でも使えるのでは?

 

ただし、このジャケットも品薄です。

 

インドネシア軍としては、使用期間が短かったようですね。

(私も5年に一回見かけるくらいです。日本ではまず出回っていないですね。)

 

でも探してみる価値はありますよ。

 

東南アジア物に強い大阪の「C」店、ネットのフリマやオークションを覗いてみましょう!

 

私は、存在は不明ですが、同じ迷彩の戦闘服上下セット(デッドストック?)を探してみたいと思います。

 

今回は、珍しいインドネシア軍のちょっと変わったリバーシブルフィールドジャケットを分析しました。

次回は、現在の季節にぴったりなアメリカ軍の防寒装備を分析します。

お楽しみに!

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参考:他のインドネシア軍装備はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

インドネシア軍が参考にした迷彩パターンの衣類はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

   ✳︎               ✳︎               ✳︎

 

読んでいただき、ありがとうございました。

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