こんにちは!
今回は、アメリカ海軍のジャケットを分析します。
日本でも大人気のジャケットです。
暖かさでもトップクラスですよ。
目次
- 1 アメリカ海軍A–2デッキジャケット(後期型)とは?
- 2 アメリカ海軍A–2デッキジャケット(後期型)の全体及び細部写真
- 3 アメリカ海軍A–2デッキジャケット(後期型)の特徴とは?
- 4 アメリカ海軍A–2デッキジャケット(後期型)の製造とサイズのデータ
- 5 アメリカ海軍A–2デッキジャケット(後期型)まとめ
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1 アメリカ海軍A–2デッキジャケット(後期型)とは?
アメリカ海軍は、第二次大戦前から「N–1」というデッキジャケットを支給していました。
これは寒候期用の防寒ジャケットで、シェルはジャングルクロスという独特の織り方をした生地を用いて、ライニングはアルパカ(💕)の毛織物が張ってありました。
とてもリッチで防寒能力も高いモデルでしたが、重量があり、かつ生産性に問題がありました。
またデザインも、少々古臭い(…とは思えないのですが)ということで、1950年代に新しいモデルに更新されました。
それが今回のモデルです。
ただし、左胸ポケットのフラップが長方形になった後期型になります。
さて、どんなジャケットでしょうか?
早速、確認していきましょう!
2 アメリカ海軍A–2デッキジャケット(後期型)の全体及び細部写真
前面
シンプルなジャケットです。
背面
前面裏側
ほぼ前面にライニングが準備されています。
ライニングは化繊のボアです。
背面裏側
前合わせはジッパーとボタンです。
タグ
1982年度契約品です。
ドライクリーニング禁止です。
胸ポケット
ダットファスナーで開閉
腰のスラッシュポケット
ウエストの調整タブ
金属バックルです。
袖は二重になっていて、中の袖はニットです。
襟にチンストラップはありません。
購入当初からステンシルで所属(?)が記入されていました。
ライニングは脇の部分は開いています。
ジッパーはYKK
うなじのループ
この型のボタンが官給品の証です。
(民生品の多くは、BDUタイプのボタンです。)
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3 アメリカ海軍A–2デッキジャケット(後期型)の特徴とは?
シェルはコットンとナイロンの混紡で、初期型はODでしたが、後期型はOGになっています。
アメリカ軍採用のナイロンは紫外線により茶色く変色してくるのが特徴で、今回のモデルも日光が当たる所はやや変色していますよ。
ライニングのボアは、ポリエステルのようです。
デザインは、アメリカ軍が大戦中に採用していた、陸軍のM41ジャケットを原型としたデッキジャケット…を概ね踏襲しています。
左胸に ダットファスナーで開閉するパッチポケットが付いていますが、ポケットフラップの形が、野球のホームベース型が、初期型になります。
4 アメリカ海軍A–2デッキジャケット(後期型)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1982年
・製造場所 アメリカ
・契約会社 アメリカ
・製造会社 〃
・材質 コットン
ナイロン
・表記サイズ L
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約74センチ
肩幅 約50センチ
身幅 約62センチ
袖丈 約64センチ
・状態 中古上品
・官民区分 官給品
・入手場所 ヤフオク
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5 アメリカ海軍A–2デッキジャケット(後期型)まとめ
モデルチェンジしたデッキジャケットは、一般的な素材に変更されたことにより軽量化がなされました。
またデザインも一般的なものになって、違和感のないものになりました。
(個性もなくなった?)
実際にこのジャケットを着用してみると、シンプルなので気軽に、そしてザックリ着られますね。
加えて暖かいです。
ライニングのボアは効果絶大です。
それでいて洗濯は洗濯機で可能なので、本当に使い易いジャケットと言えます。
注意点はサイズです。
私の場合、アメリカ軍物では、40(インチ)かMが適正サイズなのですが、このデッキジャケットについては、Lが適正で、XLでも着用できなくはない感じです。
つまり、平均的に1サイズ小さい造りになっているようです。
購入される時には、要注意ですね。
このジャケットは、日本では一部のバイカーさんに人気がありますね。
ひとつ大きいサイズを選ぶと、袖も長くバイクでも問題なく使用でき、暖かいのが魅力のようです。
(袖が二重になっているのも助かりますね。)
勿論、サバイバルゲーム、野鳥観察、狩猟の防寒ジャケットにも充分に使えますよ。
(迷彩が必要な場合は、各種スモックを着用で!)
購入する場合は、実寸と程度、そして袖のニットが残っているかよく確認しましょう。
最近有名なブランドが、モデル品を発売していますね。
未使用品でサイズも豊富、カラーも数種類準備されているので、普段使いにはこちらが良いかもしれませんね。
今回は、気軽に羽織れるアメリカ軍のデッキジャケットを分析しました。
次回は、タイの迷彩服を分析します。
お楽しみに!
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参考:他国のデッキジャケット に関する記事はこちらです。⬇︎
他国の海軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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