こんにちは!
今回は、韓国軍のパイロットスーツを分析します。
今回のモデルは陸軍仕様ですが、あるいは各軍共通装備なのかもしれません。
やはりアメリカ軍のパイロットスーツが原型のようですね。
今回のアイテムは、殆どのパッチ(ワッペン)が揃った極上品ですよ!
目次
- 1 韓国軍難燃パイロットスーツ(セージグリーン)とは?
- 2 韓国軍難燃パイロットスーツ(セージグリーン)の全体及び細部写真
- 3 韓国軍難燃パイロットスーツ(セージグリーン)の特徴とは?
- 4 韓国軍難燃パイロットスーツ(セージグリーン)の製造とサイズのデータ
- 5 韓国軍難燃パイロットスーツ(セージグリーン)まとめ
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1 韓国軍難燃パイロットスーツ(セージグリーン)とは?
韓国軍もやはりアメリカ軍の指導を受けて兵器や装備を整えてきましたね。
でも面白いのは、アメリカ軍兵器のみならず、旧ソ連/ロシア製やヨーロッパ製の兵器を採用・運用しているところですね。
素人考えでは、補給とかが複雑になるのでは?…と心配になりますが、現在もそのまま問題運用しています。
そんな韓国軍の個人装備は、やはりアメリカ軍を参考にしながらも、韓国独自の工夫を加えた衣類などを採用していますよ。
今回のモデルも、アメリカ軍のパイロットスーツを参考に開発したようです。
(今回は、ほぼそのままのデザインを採用していますね。)
さてさて、それはどんなパイロットスーツなのでしょうか?
今回は韓国軍マニアのみならず、パイロット装備コレクターのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 韓国軍難燃パイロットスーツ(セージグリーン)の全体及び細部写真
全体前面
デザインは、アメリカ軍のCWU–27Pに似ていますね。
前面上半身
カラーは、やや濃いセージグリーンです。
前面下半身
ニーポケットのジッパー方向と深さに注意
全体背面
背面上半身
背面下半身
前面上半身裏側
前面下半身裏側
背面上半身裏側
背面下半身裏側
襟周りレイアウト
丸襟ですね。
肩の補強生地
胸ポケット
ウエストの調整ストラップ
マジックテープで調整
腰のスリット
ジッパーで開閉
左内股のナイフポケット
ダットファスナーで開閉
金属製のハトメは、ナイフに繋がるコードを結びつけておくためのもの。
ダットファスナーはブラス製でセージグリーンに塗装されています。
ニーポケット
かなり深いデザイン
左右とも水平に開くジッパーで開閉
足首のジッパー
マチ付きです。
袖ポケット
表面にフラップ付きペンポケットあり。
袖
僅かにテーパー付き
袖口はマジックテープで開閉・調整
背中にはアクションプリーツ付き
ジッパーはいつもの「ROSE」
韓国製品は官給品、モデル品問わず、このジッパーを使用している事が多いですね。
階級章
大尉さんのようです。
陸軍航空群パッチ(ワッペン)
UH–60が描かれていますね。
部隊パッチ
何故か胸ポケットに入っていたパッチ
今回のスーツを着用していたパイロットの原隊でしょうか?
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3 韓国軍難燃パイロットスーツ(セージグリーン)の特徴とは?
生地は、やや濃いセージグリーンのアラミド製で、ざらっとした肌触りはアメリカ運のものと似ていますね。
面白いのは、所々(襟や肩の補強生地?)には、薄く中綿が入っているところです。
そのため、やや厚みを感じますね。
(微妙なので、気付きにくいです。)
デザインは、アメリカ軍のCWU–27Pを参考にしているようです。
構成は、丸襟、エポレットなし、胸ポケット×2、腰スリット×2、膝ポケット×2、左ナイフポケットで、ウエスト、袖口はマジックテープで開閉、足首にはジッパーがあって、スーツの着脱を容易にしています。
そう言えば、膝ポケットが省略されています。
その代わり、水平ジッパーで開放するニーポケットが左右にあります。
これはとても深いポケットなのですが、作戦中(操縦中)ポケット内の小物は取り出しにくそうですね。
この辺りが、韓国独自の改良でしょうか?
全体的な縫製は正確かつ丁寧で、韓国製品に多い「雑で手抜き」な感じはないですね。
さすがの韓国も、パイロット装備には良い仕事をしているようです。
今回は、陸軍のヘリコプターパイロットが仕様していた…と思われるモデルで、サウデュード(低視認性)のパッチ(ワッペン)が付属していましたよ。
4 韓国軍難燃パイロットスーツ(セージグリーン)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1990年代
・製造場所 韓国
・契約会社 韓国
・製造会社 〃
・材質 アラミド
・表記サイズ 不明
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約149センチ
肩幅 約52センチ
身幅 約57センチ
袖丈 約58センチ
ウエスト 約50センチ
股下 約72センチ
裾幅 約19センチ
・状態 中古極上品
・官民区分 官給品
・入手場所 東京のイベント
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5 韓国軍難燃パイロットスーツ(セージグリーン)まとめ
全体的な雰囲気は、アメリカ軍CWU–27Pの「将官クラス用」モデルにも似ていますね。
一部のポケットを省略していることから、オリジナルのCWU–27Pより使い易くなっていますよ。
(例えばバイクなどで使用する場合は、使い勝手が良いかも。)
でもパイロットとして作戦に参加する場合、ポケットが減っているのはどうなのでしょうね?
さて今回のモデルですが、都市部の大手ミリタリーショップでは、定期的に入荷しているようです。
またネットオークションやフリマでも見かける事があります。
サイズが問題ですが、入手はなんとか可能なのではないでしょうか?
ところが稀少国の稀少品…というのを逆手に取って、かなりの高額で販売しているところもあります。
注意しましょう。
私は、古いモデルや空軍、海軍仕様モデルの入手を試みたいと思います。
今回は、珍しい韓国軍のパイロットスーツを分析しました。
次回は、アメリカ軍が大戦中に支給した時計を分析します。
お楽しみに!
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参考:他国のパイロットスーツはこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
Twitterで見つけました!
ねえ見てーーーー!!!
— ワト@とうらぶ垢 (@watokadu_tk) 2021年1月31日
足場が全部取り外されてるよーーー!!!
熊本城天守閣が復活してるよーーー!!! pic.twitter.com/PvGL3cfiBA
地震で被災した熊本城の復元が概ね終わったようですね。
件の地震では、古い石垣が残っていたというのが印象的でした。
いつか見学したいですね!
読んでいただき、ありがとうございました。
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