こんにちは!
今回は、1970年代からスウェーデン軍で使用されていたトラベルバッグを分析します。
シンプルなバッグですが、要所を抑えた堅実な造りが魅力的ですね。
今回のモデルは、デッドストックで購入後、現役で使用しているものです。
中古品ですが、程度は良いですよ!
目次
- 1 スウェーデン軍迷彩トラベルバッグ(旧型・コットンキャンバスタイプ)とは?
- 2 スウェーデン軍迷彩トラベルバッグ(旧型・コットンキャンバスタイプ)の全体及び細部写真
- 3 スウェーデン軍迷彩トラベルバッグ(旧型・コットンキャンバスタイプ)の特徴とは?
- 4 スウェーデン軍迷彩トラベルバッグ(旧型・コットンキャンバスタイプ)の製造とサイズのデータ
- 5 スウェーデン軍迷彩トラベルバッグ(旧型・コットンキャンバスタイプ)まとめ
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1 スウェーデン軍迷彩トラベルバッグ(旧型・コットンキャンバスタイプ)とは?
軍隊が使用するバッグと言われて、真っ先に思い出すのは、ダッフルバッグですね。
(自衛隊では衣のうと呼ばれていますよ。)
円柱形の長く大きなバッグは、大容量で多くの物が入れられる反面、重くなり持ち運びも大変です。
支給された個人装備を全部持って異動する場合ならともかく、ちょっとした演習や出張にはもう少し容量の小さいバッグが必要ですよね。
そのため多くの兵士は、中容量のバッグをPX(駐屯地内売店)などに出入りしている業者や大手ミリタリーショップが製造しているバッグを私費で購入することが多いです。
(ヘルメットバッグを支給されるパイロットやエアクルーはその分恵まれていますよね。)
ところが本当に兵士のことを考えている軍隊は、官給品でそんなバッグを装備しているのですね。
今回のモデルは、スウェーデン軍が自国兵士のために開発した、中容量のトラベルバッグです。
このバッグには、旧型と新型があって、それぞれバッグの生地が違っていますが、今回のモデルはコットンキャンバス製の旧型になります。
さてさて、それはどんなバッグなのでしょうか?
今回は、スウェーデン軍装備マニアのみならず、キャンプや仕事にも使用できる便利なバッグをお探しのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 スウェーデン軍迷彩トラベルバッグ(旧型・コットンキャンバスタイプ)の全体及び細部写真
全体形
前面
上面
右側面
左側面
底面
ネイムタグケース
園児や小学生みたいですね。
荷物なしの状態
ジッパーとDリング
ここにシリンダー錠やダイヤル錠でロックできます。
反対側にはジッパーを引くための取手付き
下面は合成樹皮でコーティングされた生地を使用。
防水なので、濡れた地面に置いても大丈夫です。
ジッパー
刻印は「GUSUM」
あまり見かけない会社ですね。
バッグ内の内ポケット
パッチポケットでフラップは左右縫い付けられています。
内ポケットのスタンプ
三つの王冠はスウェーデン軍官給品の証ですね。
1970年度契約品でしょうか?
ハンドルの付け根は裏側からも補強されています。
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3 スウェーデン軍迷彩トラベルバッグ(旧型・コットンキャンバスタイプ)の特徴とは?
生地はスウェーデン軍特有のグリーンに染められたコットンキャンバス製で、とても丈夫です。
底面には合成樹皮をコーティングしてある生地が使用されていて、防水仕様になっていますよ。
ハンドルはバッグをほぼ一周していて、ヘビーデューティバッグに多いデザインです。
上面にネイムタグケース、内部に内ポケット、ジッパーを閉めた部分にはDリングが装備されています。
(これで鍵もつけられますね。)
容量は、正確に何リットルかは不明ですが、N–3B、MA–1、ヘリクルージャケット、カナダ軍トラウザース、ベルギー軍半袖シャツ、イタリア軍セーターを入れて、まだ余裕がありました。
かなりの容量ですね。
(平均的なダッフルバッグよりは小さい容量です。)
ただしハンドルの形状から、これ以上荷物を詰め込んだり、重い物(書籍)とかを入れると手が痛くなりそうですよ。
手に下げて持って歩ける限界容量なのかもしれませんね。
アメリカ軍やドイツ軍のキットバッグなどは大きくて、持って歩くと底を擦ったりしますが、今回のモデルは全くそんなことがないですね。
(カラビナや他のストラップを使用すれば、肩掛けも可能ですよ!)
4 スウェーデン軍迷彩トラベルバッグ(旧型・コットンキャンバスタイプ)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1970年代
・製造場所 スウェーデン
・契約会社 スウェーデン
・製造会社 〃
・材質 コットン
・各部のサイズ 縦 約74センチ
横 約51センチ
奥行き 約56センチ
内ポケット
縦 約60センチ
横 約40センチ
・状態 中古極上品
・官民区分 官給品
・入手場所 岐阜の専門店
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5 スウェーデン軍迷彩トラベルバッグ(旧型・コットンキャンバスタイプ)まとめ
上手くパッキングすれば、一週間くらいの出張に使えそうなくらい便利な容量のバッグですね。
(あまつさえ、お土産のスペースもありますよ。)
底にクッションがないのが残念ですが、市販のウレタンパットやスポンジゴムを敷くと、パソコンやタブレットも収納しても安心ですね。
公共交通機関が発達している日本では、持って長時間歩くこともありませんし、電車の荷物棚や車のトランク、バスの最後尾スペースなどに収まるサイズも魅力ですね。
何より周りの人の誰もが持っていないバッグというのも、個性が発揮できて良いですね。
旧型はコットンキャンバス製なので、大事に使うとエイジングが施されて見た目もカッコ良くなってくるのが嬉しいです。
ただ、ひと頃デッドストックが多数販売されていましたが、2021年現在では殆ど見かけなくなりました。
でも、中古品なら大手通販サイトで現在でも入手可能ですよ。
ダッフルバッグより少容量ですが、ヘルメットバッグより大容量なバッグを、あなたも使用してみませんか?
今回は、使い勝手が良く、適切な容量のスウェーデン軍トラベルバッグを分析しました。
次回は、アメリカ軍のフライトジャケットを分析します。
お楽しみに!
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参考:他の軍物バッグはこちらです。⬇︎
スウェーデン軍の他の装備はこちらです。⬇︎
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Twitterで見つけました。
今日は、竹島の日でもあります。
今日は竹島の日です。竹島は1952年、韓国が一方的に「李承晩ライン」という境界線を設定し、奪い取りました。そして日本の漁船を「境界線を越えた」として不当に拿捕し続け、約4000人の日本人を抑留、そのうち8人は亡くなってます。この事実を忘れてはならない。 #竹島は日本固有の領土 pic.twitter.com/jUDVzpluCB
— 黒瀬 深 (@Shin_Kurose) 2021年2月21日
読んでいただき、ありがとうございました。
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