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シンプルイズベストの見本!【ドイツ軍の装備品】トレンチナイフ(3リベット・ウッドハンドルタイプ)とは? 1009 🇩🇪 ミリタリー DUITSLAND ARMY TRENCH KNIFE(3 RIVETS WOODHANDLE)1910S

今回は、1910年代のドイツ軍トレンチナイフを分析します。

第一次大戦中に開発されたモデルですが、第二次大戦でも普通に使用されました。

ブレードの形状は、後のアメリカ軍ナイフやバヨネットの参考にされましたね。

中古品でかなりの使用感がありますが、迫力のある一品ですよ!

   目次

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1 ドイツ軍トレンチナイフ(3リベットウッドハンドルタイプ)とは?

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戦場の兵士に限らず、我々が屋外で生活する際にナイフは重要な役割を果たします。

 

ある冒険家に言わせると、ナイフの有無が生死を分けるのだとか?

 

…それほどでなくても、我々が普段行う「ゆるいキャンプ」でもナイフは必需品でテントの設営、調理などに使用することが多々あります。

 

今回のモデルは、ドイツ軍が二つの大戦時に使用したトレンチ(塹壕)ナイフになります。

 

多数が量産された、標準的なモデルの一つですね。

 

このナイフは、勿論戦場でのキャンプなどにも使用しますが、主たる目的は対人戦闘用でした。

 

特に第一次大戦における塹壕戦(戦場に掘られた人が通る溝を奪い合う戦い)では、影の主役となっていましたよ。

 

さてさて、それはどんなナイフなのでしょうか?

 

今回は、ドイツ軍装備マニアのみならず、ミリタリーナイフコレクターのあなたと一緒に、確認していきましょう!

 

2  全体及び細部写真です!

左側面f:id:akmuzifal6489:20220627064337j:image

 

右側面f:id:akmuzifal6489:20220627064330j:image

 

ブレード右側面
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ハンドル右側面
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ブレード左側面
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ハンドル左側面
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ブレード左右
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ブレード峰側
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クロスガードと刻印
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ブレードはハンドルまで伸びているフルタング型
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リベットは鉄製
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ハンドルエンド
フルタングなので、ブレードの一部がエンドまでありますね。
これは頑丈です!
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3  その特徴とは?

ブレードはカーボンスティール(炭素鋼)で、ハンドルの下端まで一体のフルタングモデルです。

先端の峰側が削られていますが、ダブルエッジ(両刃)ではありません。

 

イギリス製のトレンチナイフ(フェアバーンサイクス)などでは、凶悪な両刃(ダガー)になっていますが、今回のモデルはより量産に適したブレードと言えそうですね。

 

クロスガードは金属(ブレードと同じくカーボンスティール)製、ハンドルは木製で3個のリベットで取り付けられています。

 

ハンドルは上下で形状が違っていて、暗闇で使用する時でも、どちらが刃側なのか瞬時に判別可能です。

(これ重要ですよ!)

 

全体的な作りは、少々雑で完全な量産品ですね。

 

今回のモデルは、実際に使用されていたもので、ブレードやハンドルにはとても傷が多いです。😅

 

あと、シース(鞘)は付属していませんでした!😭

(シース…探さなくては!シースだけ売ってるものなのでしょうか?)

4  製造とサイズのデータです!

製造・契約年度 1910年代

製造場所    ドイツ

契約会社    ドイツ

製造会社     〃

材  質    カーボン
         スティール

        ウッド

各部のサイズ  全長 約cm

        前幅 約cm

     ブレード長 約cm

     ブレード厚 約cm

     ハンドル長 約cm

     ハンドル幅 約cm

状  態   中古並品

官民区分   官給品

入手場所   東京の専門店

入手難易度  3(困難)

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5  まとめ

日本同様刃物産業が発達していたドイツでは、従来から多種多様なナイフが製造されていましたね。

 

それが一層加速されたのが第一次世界大戦でした。

 

第一次大戦では接近戦が重視されたため、参加した各国は各レベル(民間及び官給品)で創意工夫を凝らしたナイフを製造しましたよ。

 

特にイギリスは、伝統的なダガーナイフを数多く支給しましたね。

 

でもドイツのナイフは、凝った造りのイギリス軍ナイフなどに比べて、よりシンプルで量産向き、かつ初心者にも扱いやすいモデルが多いです。

(用兵思想が全く違っているのが面白いですね。)

 

今回のモデルも、どちらかというと扱いやすい(ブレードが長いですが…😅)デザインになっています。

 

今回のモデルにシース(鞘)はありませんが、専用のシース(金属製)があれば、より安全に携行できますね。

 

ところが、この種のドイツ軍トレンチナイフの官給品は、現在とても少なくかつ高価で取引されています。

 

また、主に中共(中国)から、まあまあ品質のモデル品も販売されていますが、これも意外に高額です。

 

総じてドイツ軍マニアやミリタリーナイフマニア以外は手を出さない方が無難でしょう。

 

それでも探しているあなたは、ドイツ軍物に強いSHOPやネットオークションを当たってみましょう!

 

購入する場合は、ナイフ自体の程度の注意するとともに、ダブルエッジ(両刃)のナイフは購入しないようにしましょう!

(ダブルエッジナイフは、所有しているだけで銃刀法違反に抵触する恐れがあります。)

 

また、理由なくナイフを所持(例えばキャンプで使用後車のダッシュボードコンテナに置き忘れていたとか)していると、警察の職務質問などを受け、最悪逮捕、書類送検される場合があります。

 

本人の意思とは裏腹に、犯罪者扱いされますので十分注意しましょう!

 

今回は、ドイツ軍が二つの大戦で使用したトレンチナイフの一つを分析しました。

 

いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!

 

それではまた、次回をお楽しみに!

(20231119更新)

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参考:他のミリタリーナイフに関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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読んでいただき、ありがとうございました。

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