今回は、1980年代のアメリカ軍沿岸警備隊の救難用ストロボライトを分析します。
残念ながらモデル品ですが、機能は官給品と殆ど変わらないですね。
いざというときのために、携行していると安心かもしれません。
今回は中古品ですが、使用感の少ない極上品ですよ。
目次
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1 アメリカ軍沿岸警備隊エマージェンシー・ストロボライト(モデル品)とは?
日本の海上保安庁と違って、アメリカ軍の一部でもある「アメリカ沿岸警備隊」
アメリカ海軍と比べると航空機や艦船の規模は小さいですが、特殊部隊も有する本格的な編成になっていますね。
個人装備で面白いのは、正式な個人携行火器にM14小銃が含まれているところです。
比較的風の強い洋上では、やはり7.62mmが有利ということなのでしょうか?
それはともかく、今回のモデルはそんなアメリカ軍沿岸警備隊が装備するストロボライトのモデル品です。
(同じような装備は、海軍にもありましたね。)
このモデルは、本体の一部が改良された近年のモデルを再現しています。
キャッチコピーは昭和ですが、まさに「オレンジ色のニクい奴」ですね。
(誰も知らないでしょ!…とまた奥(神)様からツッコミが!)
さてさて、それはどんなストロボライトなのでしょうか?
今回は、アメリカ軍沿岸警備隊ファンのみならず、野外で遭難する危険性のあるアクティビティ参加を考えているあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
前面
スイッチ周りは、アメリカ軍フラッシュライトのような仕組みです。
背面
大きな安全ピンが付属していますが、ピンの先端は尖っていません。
上面
底面
本体はオレンジの強化プラスティック製
(カラーはグレイもあります。)
スイッチ
OFFモード
点滅しません。
フラッシュモード
台形のスライドスイッチの上にある丸いスイッチを押している間は点滅。
ONモード
常時点滅します。
サイドにはマグネットがあって、車体や船体に貼り付けることができます。
レンズ部
特殊な電球(?)が付いています。
発光部は取り外し不可能です。
電池は単一1本です。
勿論防水で、電球部にはゴム製パッキンあり。
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3 その特徴とは?
本体はオレンジ色の強化プラスティック製で、レンズ部は透明です。
スイッチ部は、アメリカ軍フラッシュライトと同じような仕組みで、ON–OFFの他に、FLASHという丸いボタンを押している間のみ点滅するモードつき。
(でも、このモデルは使用中にどこか接触がおかしくなったのか、現在ではモードに関わらず、丸いスイッチを押すといつでも点滅してしまいます。)
本体にはマグネットもあって、船体や車体などのスチール(鉄)部分に装着することができます。
発光部は、細長い特殊なバルブ(電球)が使用されていて、現時点では分解不能です。
レンズ部と本体はネジで取り付けますが、ゴム製のパッキンがあって防水仕様です。
電池は単一を1本使用。
スイッチONの場合、約1秒に2回点滅します。
造りは似ていますが、一般のフラッシュライト(懐中電灯)のような機能はありません。
(あくまでストロボのみです。)
光量は意外に明るく、概ね3km先からの点滅は確認できていますが、おそらく反射板のある上面では、さらに遠くまで光が届きそうですよ。
4 製造とサイズのデータです!
製造契約年度 1980年代
製造場所 不明
契約会社 アメリカ
製造会社 不明
材 質 強化プラス
ティック
各部のサイズ 全長 約113mm
全幅 約54mm
状 態 中古極上品
官民区分 民生品
入手場所 沖縄の専門店
入手難易度 2(やや困難)
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5 まとめ
ハンディながらも単一電池を使用して長時間点滅させることができるのはありがたいですね。
アメリカ空軍が支給していた以前のストロボライトには専用の特殊な電池が必要でしたが、今回のモデルなら市販の電池仕様なので、気軽に使用できるのが魅力です。
ただ個人的には、マグネットや安全ピンの他に、各種紐(ひも)を通せるループが欲しい気もしました。
(紛失防止!)
ところで私も経験がありますが、野外で道に迷ったり、洋上で陸地から遠く流されたりする場合があります。
(特に夏のアクティビティでは多いですね。登山や海水浴など。)
そんなとき、昼夜を問わず自分の位置を他者に知らせる方法を持っている…ということはとても心強いです。
(心の平静を保つのに貢献してくれそうですね。)
ダイビング、登山、トレッキングなどの緊急事態用に装備したいですね。
ただ、ひと頃多く見かけた単一電池を使用したストロボライトは、何故か最近品薄です。
特にモデル品は安価で助かったのですが…。
それでもアメリカ軍基地周辺のミリタリー ショップでは、まだ入手可能かもしれません。
また、価格は上がりますが大手通販サイトでも類似の商品を取り扱っているようですよ。
これから梅雨も明けて、夏本番を迎えます。
海や山にくりだす前に、安全対策の一つとしてストロボライトを導入してみてはいかがでしょうか?
今回は、モデル品ながら使えるアメリカ軍沿岸警備隊のストロボライトのモデル品を分析しました。
いやー軍装品って、モデル品も本格的ですね!
それでは、また次回をお楽しみに!
(20231125更新)
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読んでいただき、ありがとうございました。
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