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6番目の傑作!【イギリス軍装備品】陸軍MARK6ヘルメット(&DPMヘルメットカバー)とは?0883 🇬🇧 ミリタリー

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今回は、1990年代のイギリス軍MARK6ヘルメットを分析します。

近年の先進的なヘルメットの一つですね。

材質についてはマニアでも意見が分かれています。

使用感がありますが、程度は良好ですよ!

   目次

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1  イギリス陸軍MARK6ヘルメット(&DPMヘルメットカバー)とは?

第一次大戦から第二次大戦にかけて、イギリス軍の主力(?)ヘルメットは皿型のMARK1ヘルメットでした。

(他には空挺部隊専用のヘルメットがありましたが、今回は割愛させていただきます。)

 

第一次大戦の戦訓から生まれたこのヘルメットは、イギリス軍や連邦国そしてアメリカ軍でも使用されましたね。

 

主に上空からの瓦礫などから頭部を保護できましたが、

 

しかし量産向けでしたが、防御力という意味では、敵国ドイツ軍のヘルメットよりは劣るものでした。

 

イギリス軍MARK1ヘルメット

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その後第二次大戦末期には、より防御力を高めたMARK4ヘルメットを開発します。

 

イギリス軍MARK4ヘルメット

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これは1980年代まで使用されましたが、さらに防御力を向上させたヘルメットを開発しました。

 

それが今回のモデルMARK6です。

 

それまでのヘルメットは鋼鉄製でしたが、薄かったのでライフル弾は言うに及ばず、場合によっては拳銃弾をも通してしまうものでした。

 

しかし、今回のMARK6ヘルメットは、一説によると拳銃弾は止めて、ライフル弾もその威力を減じる優秀なヘルメットらしいですね。

 

さてさて、それはどんなヘルメットなのでしょうか?

 

今回は、イギリス軍装備マニアのあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  MARK6ヘルメットの全体及び細部写真

左斜め前より

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側面

やはり耳の部分がやや垂れ下がっていますね。
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背面
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上面
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下面

額と後頭部、そして頂部には薄いパットがあります。
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タグは剥がされていました。😓
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ヘルメット上部にあるゴム製の突起
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側面の耳付近
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中には持ち主のサインが!
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サスペンションは紐で調整

その上にはウレタンパットがあります。
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DPMヘルメットカバーを取り付けた状態

左斜め前より。
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前面
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側面
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背面
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上面
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下面
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チンストラップは3点式で、ネックバンドも兼ねています。
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チンストラップは、リングに通してダットファスナーデ留めます。
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チンストラップにはチンカップ(レザー)付き!

これは安定しますね。
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付属のDPMヘルメットカバー

表面

外側には偽装用のゴムテープが縫い付けられています。

…が経年変化で伸びてヘロヘロになっています。😓

(未使用品が欲しいです!)
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最優のサイドは補強されていますね。
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裏面
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タグ

折り畳んで縫い付けられています。
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カバーは後部の紐で締め付けてヘルメットに取り付けます。
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3  その特徴とは?

表面の手触りは硬質プラスティックですが、本体の材質はナイロン繊維という説とケブラー繊維という説があります。

 

とあるSHOPで程度の悪い中古品を見たときに、表面の塗装が剥がれていて、材質が露出していました。

 

それを見たときに、黄色い色の繊維で、一見ケブラーに見えたのですが、本当はどうなのでしょう?

本体は半艶消しのODで塗装されていて、表面に砂粒のようなものをコーティングしてあります。

 

デザインは、まるで卵をスパっと切ったようなデザインで、他国のような庇(ひさし)はありません。

(もしかしたら大戦中のイギリス軍空挺ヘルメットを基にしているのかも。)

 

チンストラップは3点式で、大戦中のドイツ軍空挺ヘルメット(…をコピーしたイギリス軍空挺ヘルメットも)などと同様のシステムですね。

 

こめかみから顎を結ぶストラップに連結して、後頭部に回るストラップがあるのが特徴です。

 

頂部のサスペンションは、ループを紐で調整するタイプですね。

 

全体的な作りは、他のイギリス軍装備同様、丁寧な仕上げですよ。 

4  製造とサイズのデータ

・製造又は契約年度 1980年代

・製造場所     イギリス

・契約会社     イギリス

・製造会社      〃

・材  質     コットン

・表記サイズ    L

         (日本人のM〜L)

・各部のサイズ   全長 約29センチ

          全幅 約25センチ

          全高 約20センチ

・状  態     中古上品

・官民区分     官給品

・入手場所     埼玉の専門店

・入手難易度    3(困難)

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5  まとめ

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砂漠用迷彩カバーを取り付けた状態

 

今回のモデルは一般兵科用です。

(空挺用はよく似たデザインですが、もっと軽量で内装のクッション性が優れたモデルになります。)

 

湾岸戦争前から実戦配備されていますね。

 

独特のデザインなので、遠目でも識別できます。

 

今回は中古のDPMカバーが最初から付属していました。

 

こうやってカバーを付けると、丸い独特の形も不明瞭になり、かつDPMの効果も相まってフィールドでの迷彩効果が高いですね。

 

同じくDPMのユニフォームと合わせると、日本でも普通に使えそうですよ。

 

サバイバルゲーム、野鳥観測そして登山では少々重く使いずらいかもしれませんが、野生動物の襲撃が予想される狩猟ではより安心できるのではないでしょうか?

 

ところで、1990年代までは中古品ですら入手難だったこのヘルメットも、近年では比較的多く見かけるようになりました。

(さすがに大手通販サイトでは取り扱っていませんが…。)

 

噂ではイギリス本国で新型のMARK7が配備されつつあるとのこと。

 

今回のモデルも、次第に用途廃止になっていくかもしれませんね。

 

ならば、今後はさらに数が出回るのかも。

 

期待して待ちましょう!

 

今回は、イギリス軍の一般兵科用のMARK6ヘルメットを分析しました。

次回は、ドイツ軍の防寒着を分析します。

お楽しみに!

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参考:他のヘルメットに関する記事はこちらです。⬇︎

🪖ヘルメット(Helmet) カテゴリーの記事一覧

www.military-spec-an.com

イギリス軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎

🇬🇧イギリス(United Kingdom) カテゴリーの記事一覧

www.military-spec-an.com

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読んでいただき、ありがとうございました。

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