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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

【日本の戦跡】旧日本海軍航空機用掩体壕(シェルター)類とは? 0567 🇯🇵 ミリタリー

こんにちは!

今回は、鳥取県米子市にある旧日本軍の航空機用掩体壕(シェルター)類を分析します。

ミリタリーマニアのあなたは、もうご存知ですよね。

航空自衛隊美保基地/米子空港に隣接する施設ですよ!

(有名ですよね。)

国道からも観られますね。

あまり知られていませんが…じつは、いくつもあるのです!

   目次

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1  旧日本海軍航空機用掩体壕(シェルター)類とは?

先月、出張で米子市に行ったのですが、要件が予想以上に早く終わりました。

 

すぐ帰るという考えもありましたが、これを機会に、前から気になっていた旧軍の航空機用掩体壕(シェルター)を急遽観に行くことにしました。

(勿論、会社の許可を得て…ですよ💕)

 

ここは、ミリタリーマニアや航空祭マニアには殊に有名ですよね。

 

一部は国道からも見られますよ。

(ミリタリーマニアでなくても、ご存知の方がいらっしゃるかもしれませんね。)

 

ところで航空機用掩体壕とは、敵の攻撃から航空機を守るためのシェルターのことです。

 

機銃や機関砲では破壊できないくらい頑丈に作られているのが特徴ですね。

 

一見小山のように見えるのですが、基礎はコンクリートで作られていて、掩体壕の上には木々が植えられています。

 

今回の掩体壕は、その殆どが開口部を北に向けているのが印象的でした。

(太平洋戦争中、アメリカの機動部隊は太平洋側(南)から攻撃してきたらしいですね。)

 

詳細は、以下のとおりです。

 

なお私有地になっている掩体壕内への立ち入りは、所有者の許可を得なければなりません。

見学される際には、ご注意ください。

(今回は、一部所有者の許可を得て撮影しています。)

 

⑴  航空写真

概ね航空自衛隊美保基地/米子空港の南東(地点)の県道47号線沿いにあります。

神社もないのにここだけ緑が多いのは、明らかに不自然ですね。

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Google earthより引用

 

拡大

今回確認できたのは写真のです。

から反時計回りで、歩いてきました。

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               Google earthより引用

 

本当は、まだあるかもしれませんが、今回はこの5箇所です。

 

⑵  所在地

鳥取県米子市大篠津町

 

⑶  アクセス

JR米子空港駅徒歩7分(県道47号線沿い)

 

⑷  問い合わせ先

  米子市役所(代表0859(22)7111)地域振興課

 

今回は、旧日本軍マニアのみならず、全く航空機掩体壕の存在を知らないあなたと一緒に、確認していきましょう!

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2  国道沿いの掩体壕個人所有

航空写真では緑の少ない場所にあります。

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Google earthより引用

 

北西側

一見小山か雑木林ですが、よく見ると人工的な建造物がありますね。

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北東側
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東側
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西側
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南側
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開口部拡大

その大きさから、低翼単葉単発の戦闘機や攻撃機を格納していたようです。

(海軍だったので零戦や彗星(空冷エンジン)だったのでしょうか?)
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奥の方は低く狭くなっています。

(当時の航空機は尾輪式なので、機体後部が低かったですね。)

現在は倉庫として使っているとのことです。

f:id:akmuzifal6489:20201031005424j:image

 

戦後75年経っていますが、まだしばらく大丈夫そうです。

 でも、一部にヒビが入って老朽化も進んでいます。

(鳥取中西部地震の影響でしょうか?)

なんとか修復して保存してほしいですね。
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おそらく戦闘機を格納したのではないかと思われる掩体壕ですね。

戦時中(1943年以降)に造られたものですが、丁寧な造りにはさすが日本製ですね。

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3  国道から南に入った住宅地にある弾薬庫個人所有

❶の掩体壕の南側にあった弾薬庫です。

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Google earthより引用

 

南西側

航空機用掩体壕に比べると、小ぶりな建物です。

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北西側
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グーグルストリートビューに載っていましたよ。

(時期や季節が違うようです。)

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Google street viewより引用

 

やはりここも倉庫として使用されているようですね。
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農業の機械や道具がいっぱい。
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前面の切り欠きが気になりますね。
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天井の金具
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奥の壁の凹み
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正面の切り欠き 

なんでも中央にチェーンブロックのレールがあったとか。(所有者談)

重い爆弾をチェーンブロックで持ち上げて格納したんですね。
f:id:akmuzifal6489:20201031005757j:image 

 

誘爆による航空機への被害を軽減するために、航空機用掩体壕から少し離れた位置に建てられています。

小ぶりな建物ですが、こちらも丁寧な仕上げで、技術の高さを感じました。

(この弾薬庫は個人所有ですが、所有者に許可をもらって中を撮影させていただきました。) 

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4  住宅地の墓地にある建物の跡

❷の弾薬庫の南にあります。

f:id:akmuzifal6489:20201104131856p:image

Google earthより引用

 

一見普通の小高い墓地なのですが…

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手前の蔦に覆われたコンクリートの塀のようなものに注目
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厚みがあって明らかに耐弾仕様のようです。
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厚さは30センチくらいあります。

90度に曲がって奥まで続いていますね。
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奥は雑に切り取ってありました。
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その裏には不自然なほど綺麗な法面が…。

明らかに人工建造物ですね。
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どんな建物があったのか、残念ながら不明ですが、今後も調査したいです。

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5  林の中にある掩体壕米子市所有

❸から森林地帯(?)を時計回りに迂回して国道沿いの森林の中にあります。

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Google earthより引用 

 

この掩体壕の手前に柵がありますが、米子市によると中に入っても良いそうです。

(スーツだったので、今回は諦めました😃)

 

❶と同じような造りですが、垂直の細い切り欠きが特徴ですね。

またより幅が広いことから、より大型機用なのでしょうか?

半分ほど土で埋まっています。

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この掩体壕の背面は、コンクリートで塞がれていました。
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これまでの掩体壕とは、仕様が違っていて興味深いですね。

やはり丁寧に作られていました。

 

衛生写真で見ると、広い範囲で林なので、もっと他にあるかもしれませんね。

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6  国道から入り込んだところにある掩体壕米子市所有

❶の東側で国道からやや入り込んだところにあります。

(国道からは見えません。)

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Google earthより引用

 

秘密基地感満載の掩体壕ですね。

おそらく75年前は、前面は開けていたのでしょう。

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全体的な形や大きさは①に酷似していますね。

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翼下の作業用でしょうか?

左右の下側にプール状のものをコンクリートで作ってあります。
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やはり先細りの構造
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こちらの掩体壕は①と同様に背面が開放されていました。
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現在は入り口付近に木々が茂っていますが、昔はおそらく何もなかったのかも。

 

当時を再現したいですね。

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7  旧日本海軍航空機用掩体壕(シェルター)類まとめ

離れた場所から眺めるだけの掩体壕もありましたが、全般的にはとても丁寧に造られていました。

 

老朽化は進んでいますが、戦後75年もノーメインテナンスで建ち続けているのは凄いです。

 

いかに設計や建築技術が優れていたか…というのを如実に表していますね。

(そういえば、弾痕は一切なかったですね。偽装が功を奏したのかも。)

 

現在は、一部個人の所有物になり倉庫として使われています。

 

でも、ぜひ米子市が譲り受けて補修・復元し、当時を再現した博物館として運用してほしいですね。

(実機は難しいので、実物大模型でOKなんですが…。)

 

来てみればわかりますが、ここはとてものんびりした雰囲気の場所です。

でも、かつてはここでも戦争していました。

 

その証拠となる今回の航空機用掩体壕…今後も後世に伝えるべく、残したい施設ですね。

(ここで何があったのか…人はどう過ごしたのか…。)

 

また、「次は、何があっても守りたい!」とも思いました。

 

…そんなことを考えながら帰る途中、任務の終えたYS–11が、ひっそりと空港内に展示されているのをみました。

(ちょっと前までC–1もあった気がしたのですが…。)

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時代を代表する傑作機でしたね💕 お疲れ様でした!

 

そういえば空港敷地内にも、掩体壕らしきものがありましたよ!

(いつか観にいきたいですね。)

  

今回は、鳥取県米子市にある旧日本海軍航空機用掩体壕(シェルター)類を分析しました。

次回は、通常路線に戻って、アメリカ軍のパイロット用トラウザースを分析します。

お楽しみに!

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    ✳︎               ✳︎               ✳︎

Twitterで見つけました。

他の現存する掩体壕(一部)です。

  

 

 

 

 

一口に掩体壕といっても、種類はたくさんありますね。

 

ちゃんと保存されて、あまつさえ説明用の看板が設置されているところもありますよ。

 

米子市の航空機掩体壕も放置ではなくて、ちゃんと保存して欲しいですね。

 

読んでいただき、ありがとうございました。

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