こんにちは!
さて今回は、再びブルガリアの迷彩服を分析します。
今回のモデルは、空挺装備ですよ。
目次
- 1 ブルガリア陸軍空挺迷彩ジャケット(ライナー付)とは?
- 2 ブルガリア陸軍空挺迷彩ジャケット(ライナー付)の全体及び細部写真
- 3 ブルガリア陸軍空挺迷彩ジャケット(ライナー付)の特徴とは?
- 4 ブルガリア陸軍空挺迷彩ジャケット(ライナー付)の製造とサイズのデータ
- 5 ブルガリア陸軍空挺迷彩ジャケット(ライナー付)まとめ
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1 ブルガリア陸軍空挺迷彩ジャケット(ライナー付)とは?
ブログ0009で紹介した迷彩服のシリーズですが、今回は防寒着です。
迷彩のパターンは大きく変わりませんが、ベースとなる色調が全く違っています。
何故でしょう? 用途で分かれているのでしょうか? 知りたいところです。
こうして改めて見ると、各国に空挺部隊ってあるんですね。
お金と暇があったら、取材旅行したいです。
この系列の迷彩服は、1950年代からマイナーチェンジを繰り返して現在も使用されていますね。
今回のモデルは、奇跡的にパラウイングのパッチと、ライナーが付属していました。
さて、通常の迷彩服とどう違うのでしょうか?
早速、確認していきましょう!
2 ブルガリア陸軍空挺迷彩ジャケット(ライナー付)の全体及び細部写真
ジャケット
前面
パラウイングのパッチにプライドを感じますね。
襟はフランス等のスモックのようにスタンドカラー
背面
腰にゴムが内臓されています。
前面裏側
前合わせは、ダットファスナーとジッパーです。
背面裏側 全面にライニングが用意されています。
英軍風に言うとフルラインでしょうか?
裏側からの袖口
小さな内ポケットがありますよ。
ジャケットのタグ 表側
ジャケットのタグ 裏側
読めません。不勉強で申し訳ありません。
ジッパーの引き手 刻印等はありません。 全体にダークブラウン
パラウイングと右胸ポケット
フラップ付きのスラッシュポケット
左胸ポケット AK系のマガジンパウチでしょうか? マジックテープで開閉
腰のスラッシュポケット
使いやすい場所にありますよ。 角度も計算されてますね。
腰後ろのポケット
ジッパーの引き手がヒョウタンみたいになっています。
各ポケットもそうです。
可愛いですね。
こんな風に左右に入口があって、中は通じています。
裾にはドローコードを装備 ヨーロッパ物の定番ですね。
左袖にも小さなポケットあり。 ファーストエイド入れでしょうか?
マジックテープで開閉
袖口はダットファスナーとジッパーで開閉
エポレット 小さいです
襟の後ろにジッパーがあって、中にダークブルーグレイの簡易フード装備 ナイロン製
一応フード用ドローコードもあります。
ここは同じ迷彩のフードが良かったのでは?(使うことが無いのかも。)
ライナー
分厚いですが、軽量です。
ちゃんと襟とジッパーがついていて、単体でも着用可能
側面にはマホガニーブラウンのニットを装備 体にフィットします。
茶プラスティックのジッパー 複雑な挿入口
ライナー装着時 もこもこです。
襟はスタンドカラーになって、寒い冬でも安心
伸ばすこともできる。奇跡的にジャケットと色調が同じです。
ライナーに縫い付けられたタグ 本来支給されたら外すものでしょうか? シリアルナンバー的な表記
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3 ブルガリア陸軍空挺迷彩ジャケット(ライナー付)の特徴とは?
以前紹介した、同じくブルガリア軍の迷彩シャツ&トラウザースは、ベースとなる色調がライトグレイグリーンでしたが、今回はダークグリーンとなっています。
これだけで迷彩の印象が全く変わりますね。
また、迷彩生地は独特の防風織されており、分厚いライナーと合わせることによって、高い防寒性能を発揮しそうです。
左胸には長方形の2連ポケットがありますが、これはAKシリーズのマガジンを格納するパウチかもしれませんね。
今度確認してみます。(本物はないですが。)
珍しいところでは、左右の腰にジッパーがあり、開くと大きなポケットになっています。
(ローデシア軍なんかに同じような装備がありますよ。)
腰にはゴムは内臓、ドローコードはありません。
伸びたらどうするのでしょう?
4 ブルガリア陸軍空挺迷彩ジャケット(ライナー付)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1980年代
・製造場所 ブルガリア
・契約会社 ブルガリア
・製造会社 ブルガリア
・材質 コットン
アクリル(推定)
ナイロン
・表記サイズ 不明
・各部のサイズ(平置)
着丈 約84センチ
肩幅 約47センチ
身幅 約56センチ
袖丈 約60センチ
・状態 中古極上品
・官民区分 官給品
・入手方法 ヤフオク
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5 ブルガリア陸軍空挺迷彩ジャケット(ライナー付)まとめ
写真を撮ったり、着てみたりすると、このジャケットが本当に兵士の為に作られていることがよくわかります。
さすがですね。
ベースの色調が暗くなったので、これも実際のフィールドでどんな見え方をするのか確かめたいです。
この色目なら、シティーユースにも使えそうですね。
ただし、ライナーを装着して着用すると、モコモコになって動きづらい感じでした。
あと、シルエットが丸くなって、なんか可愛いです。
今回は、ブルガリアの珍しいジャケットを分析しました。
次回は、またアジアの島国の迷彩服を分析します。
お楽しみに!
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参考:その他のブルガリア軍スプリンター迷彩服の記事はこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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