いつだってミリタリアン!

軍装品コレクション歴45年以上の元自衛官がお届けするミリタリーブログです。初心者コレクターの疑問点を解消します!

地域限定?【ロシアの軍服】陸軍チベット地域用迷彩パーカー(フレックパターン)とは? 0758 🇷🇺 ミリタリー

f:id:akmuzifal6489:20210519151941p:plain

今回は、2010年代のロシア軍迷彩ジャケットを分析します。

ある地域限定(?)で使用するべき迷彩服のようです。

(地域限定は珍しいですね。)

迷彩パターンは、あなたもご存知のあの迷彩です。

今回は、着用感のない極上品ですよ!

   目次

スポンサーリンク 

 

スポンサーリンク

1  ロシア陸軍チベット地域用迷彩パーカー(フレックパターン)とは?

ミリタリーマニアから迷彩服の「沼」と恐れられているロシア軍。

 

多種多様な迷彩服を採用・支給していますね。

 

「君子危うきに近寄らず」という諺がありますが、君子ではないのでガンガン足を踏み入れている当ブログです!

 

これまでも多数のロシア軍迷彩服を分析してきました。

 

今回のモデルは、タグの品名から「チベット」方面で使用されるべき迷彩服のようです。

 

確かにそれらしい色調ですが、迷彩パターンはドイツのフレックパターンに酷似していますよ!

(このジャケットはPX品という説もありますね。)

 

さてさて、それはどんな迷彩服なのでしょうか?

 

今回は、ロシア軍マニアのみならず、ドイツ軍フレック迷彩ファンのあんたと一緒に、確認していきましょう!

2  ロシア陸軍チベット地域用迷彩パーカー(フレックパターン)の全体及び細部写真

前面

迷彩で不鮮明ですが、左右非対称デザインです。

f:id:akmuzifal6489:20210518194220j:image

 

背面

迷彩はドイツのフレックパターンの色違いのような印象です。
f:id:akmuzifal6489:20210518194231j:image

 

前面裏側

ライナー用のボタンやジッパーはありません。
f:id:akmuzifal6489:20210518194242j:image

 

背面裏側
f:id:akmuzifal6489:20210518194251j:image

 

上半身レイアウト
f:id:akmuzifal6489:20210517162924j:image

 

前合わせはボタンのみです。
f:id:akmuzifal6489:20210517162946j:image

 

タグ

表と裏

今風ですね。
f:id:akmuzifal6489:20210517163114j:imagef:id:akmuzifal6489:20210517163105j:image

 

胸スラッシュポケット

左側にあってボタンで開閉
f:id:akmuzifal6489:20210517162938j:imagef:id:akmuzifal6489:20210517163003j:image

 

腰ポケット

角度が付いています。

ボタンで開閉
f:id:akmuzifal6489:20210517163042j:imagef:id:akmuzifal6489:20210517162858j:image

 


f:id:akmuzifal6489:20210517163038j:imagef:id:akmuzifal6489:20210517162932j:image

 

袖ポケット

左右にあります。

こちらはマジックテープで開閉
f:id:akmuzifal6489:20210517162950j:imagef:id:akmuzifal6489:20210517163123j:image

 

肘の補強生地

触るとゴワゴワしています。もしや…
f:id:akmuzifal6489:20210517163127j:image

 

やはり二重になっていて中に何か入っていました。

(マジックテープで開閉)
f:id:akmuzifal6489:20210517163012j:image


中にはヘリンボーンの生地が縫い付けられたウレタンのパットが入っていました。
f:id:akmuzifal6489:20210517163029j:image

 

袖には横方向に細い生地が縫い付けられていますね。

f:id:akmuzifal6489:20210517162954j:image

 

パットの入っていた所を見ると、横方向にマジックテープが。

これで手首の絞りを調整します。

f:id:akmuzifal6489:20210519142841j:image

 

袖口にはゴムを内蔵

f:id:akmuzifal6489:20210517163025j:image

 

フード

生地とデザインの関係で、自立します。
f:id:akmuzifal6489:20210517163007j:image

 

喉元のボタンとフード前縁のドローコード

プラスティック製のロックもあります。

f:id:akmuzifal6489:20210517163100j:imagef:id:akmuzifal6489:20210517163139j:image

 

フード背面
f:id:akmuzifal6489:20210517163056j:image

 

フードの深さはマジックテープとドローコードで調整できます。

なかなか凝ったデザインですね。
f:id:akmuzifal6489:20210517162942j:image

 

肩から背中上部は生地が二重になっています。

何故かリップストップの生地
f:id:akmuzifal6489:20210517162916j:image

 

裾は独特のデザインで、前身頃下端が短いです。

あまり見掛けないデザインですね。
f:id:akmuzifal6489:20210517162903j:image

内ポケット

ナイロン製で、マジックテープで開閉

簡易的ですが防水仕様です。
f:id:akmuzifal6489:20210517162958j:imagef:id:akmuzifal6489:20210517163131j:image

 

ウエストのドローコード

端末と途中に調整用のロック付き
f:id:akmuzifal6489:20210517162908j:image

 

裾のドローコード

中央のループに通されて抜けないようになっていますね。

こちらも調整用のロック付き
f:id:akmuzifal6489:20210517163135j:image


メインのボタン(大)

米軍のような肉厚プラスティック製

f:id:akmuzifal6489:20210517163050j:image

 

各ポケットのボタン(小)

f:id:akmuzifal6489:20210517163046j:image

 

参考:中国共産党のフレック迷彩コピー(色違い)迷彩

前面

中共

f:id:akmuzifal6489:20210518193645j:image

 

ロシア軍

f:id:akmuzifal6489:20210518194220j:image

 

背面

中共
f:id:akmuzifal6489:20210518193634j:image

 

ロシア軍

f:id:akmuzifal6489:20210518194231j:image

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

3  ロシア陸軍チベット地域用迷彩パーカー(フレックパターン)の特徴とは?

迷彩は上述の通り、現用ドイツ軍のフレック迷彩の色調を変えてコピーしています。

 

迷彩比較

ドイツフレック迷彩

いずれものパターンに注意

(パターンを合わせるために画像を90度倒してあります。)

f:id:akmuzifal6489:20210519134920j:image

 

今回のロシア軍モデル

(迷彩パターンを合わせるため画像を倒立させています。)
f:id:akmuzifal6489:20210519134935j:image

 

中共人民解放軍モデル
f:id:akmuzifal6489:20210519134908j:image

 

僅かな大小はありますが、ほぼ同じパターンですね。

 

配色は、タン、ライトグレイ、濃淡二色のブラウン、ブラックを用いて、斑点や雲型を描いていますよ。

(ロシア軍のものは中共人民解放軍にものに配色が似ていますね。どちらがコピーしたのでしょう?)

 

いずれもドイツの迷彩のコピーなので、機能も同じですね。

(近くでは細かい斑点に、離れて見ると大まかな雲形に見えるのが特徴でしたね。)

 

生地はコットンのツイルですが、肩や背中上部、肘、裾などの比較的擦り切れやすい部分には、補強のために同じ迷彩パターンのリップストップ生地が縫い付けられていますよ。

 

デザインは左右非対称で、フード付き、左胸ポケット、腰ポケット×2、内ポケットです。

 

面白いのは肘の補強生地はマジックテープで開放でき、中にウレタン製のパットが入っていたところです。

 

これなら土や草の少ない高地でも、肘を痛めることが軽減できそうです。

 

全体的な縫製は精密かつ丁寧で、かつてのロシア軍にみられた雑で強度の足りない製品とは雲泥の差ですね。

(この辺りがPX品説の根拠でしょうか?)

4  ロシア陸軍チベット地域用迷彩パーカー(フレックパターン)の製造とサイズのデータ

・製造又は契約年度 2013年

・製造場所     ロシア

・契約会社     ロシア

・製造会社      〃

・材  質     コットン

・表記サイズ    48/158−164

         (日本人のL)

・各部のサイズ(平置)

          着丈 約79センチ

          肩幅 約53センチ

          身幅 約61センチ

          袖丈 約63センチ

・状  態     中古良品

・官民区分     官給品

・入手場所     浜松の専門店

・入手難易度    3(困難)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

5  ロシア陸軍チベット地域用迷彩パーカー(フレックパターン)まとめ

 原型がドイツ軍の迷彩だけあって、素敵で効果的な迷彩ですね。

(トラウザースも入手したいところです。)

 

日本では秋から冬に使用できそうですよ。

 

サバイバルゲーム、狩猟、野鳥観測、キャンプ場でのかくれんぼ…など用途は様々ですね。

 

また、迷彩らしくないパターンなのでファッションの素材として使用するのも面白いかもしれませんね。

 

ただ、前合わせがボタンのみなので、風対策が万全ではありません。

 

例えライナーを準備したとしても、少々寒いかもしれません。

 

真冬に使用する場合は工夫が必要なようです。

 

さてこのパーカーですが、2021年現在、なかなか見掛けないアイテムの一つです。

 

でも本日現在、国内のオークションに新品の小さいサイズが出品されていますよ

page.auctions.yahoo.co.jp

 

探しているあなたは、サイズを確認して入札してみてはいかがでしょうか?

 

私は、同迷彩のトラウザースやキャップ(帽子)を探してみたいと思います。

 

今回は、珍しいロシア軍のチベット地域用迷彩ジャケットを分析しました。

次回は、航空自衛隊のフライトジャケットを分析します。

お楽しみに!

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

参考:他のロシア軍装備はこちらです。⬇︎

🇷🇺ロシア(Russia) カテゴリーの記事一覧 - いつだってミリタリアン!

    ✳︎     ✳︎     ✳︎

読んでいただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク


ロシア軍 SSO/SPOSN Smersh SVD/VSS スナイパー タクティカルベスト デジタルフローラ/オリーブ (オリーブ)

SSO/SPOSN ロシアミリタリーバックパック "Attack 2"

スポンサーリンク

Binary Star

Binary Star

  • SawanoHiroyuki[nZk]:Uru
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
WISH

WISH

  • ELISA
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes