こんにちは!
今回は、タイ王国軍の迷彩服を分析します。
同国最新(?)デジタル迷彩シリーズの第二弾になります。
今回はデッドストックですよ!
目次
- 1 タイ王国陸軍迷彩ユニフォーム(デジタルパターンその2)とは?
- 2 タイ王国陸軍迷彩ユニフォーム(デジタルパターンその2)の全体及び細部写真
- 3 タイ王国陸軍迷彩ユニフォーム(デジタルパターンその2)の特徴とは?
- 4 タイ王国陸軍迷彩ユニフォーム(デジタルパターンその2)の製造とサイズのデータ
- 5 タイ王国陸軍迷彩ユニフォーム(デジタルパターンその2)まとめ
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1 タイ王国陸軍迷彩ユニフォーム(デジタルパターンその2)とは?
微笑みの国と称されるタイ王国。
でも民間人が街中で許可なく迷彩服を着用していると、無条件で逮捕されるという、ミリタリーマニアは要注意の国でもありますね。😱
そんなタイ王国ですが、着々とデジタル迷彩服が支給されていますね。
今回のモデルは、ネットオークションで入手しました。
タイ王国陸軍のデジタル迷彩服は既に入手していたので、最初は購入する予定ではなかったのですが…。
出品されている商品の写真を観ると、説明できない違和感を感じました!
(マニアの勘?)
幸い価格も安かったので、とりあえず入札して、運よくその価格で落札することができました。
果たして、送られてきた商品は、最初の直感通り以前入手したものと違う箇所がありましたよ。
今回も謎の迷彩服と言えそうです。
さてさて、それはどんな迷彩服なのでしょうか?
今回は、迷彩服コレクションベテランいのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 タイ王国陸軍迷彩ユニフォーム(デジタルパターンその2)の全体及び細部写真
ジャケット
前面
背面
前面裏側
背面裏側
襟周りのレイアウト
前合わせはボタンのみです。
タグ①
英語表記ですね。
解せないです。
タグ②
こちらも英語表記です。
生地裏にはチャコでナンバリングが。
生地の種類でしょうか?はたまた、シリアル番号でしょうか?
エポレットはテーパー付きのクサビ型です。
右胸ポケット
2個のボタンで開閉
腰ポケット
こちらも2個のボタンで開閉
左胸ポケットにはポケットフラップにスリットあり。
ペンを差すためのものですが、ポケット内にペン用ポケットはありません。
左袖のペンポケット
袖はストレートで、シンプルな筒です。
袖口は、ボタンで開閉・調整
ウエストのサイズ調整タブ
右袖ポケット
マジックテープで開閉
官給品ボタン
表面が白くなっていますね。
トラウザーズ
前面
背面
前面裏側
背面裏側
前合わせはジッパーとボタンです。
こちらにもナンバリングが。
タグ①
ジッパー
刻印は「MIT」
右側面レイアウト
ウエストサイズ調整ストラップ
金属製バックル付きです。
臀部のポケット
2個のボタンで開閉
スラントポケット
カットは「R」が付いていますよ
膝カーゴポケット
2個のボタンで開閉
ポケットフラップは前側が縫い付けられています。
膝は立体裁断で、最初から曲がっている造り。
臀部から股間の補強生地
丸いタイプです。
臀部の合わせは、一部糸がほつれていました。
裾にはドローコート内蔵
違うモデルとの比較
前回のモデル
前面
今回のモデル
前回のモデル
背面
今回のモデル
背面
迷彩パターンも色調も別物なのが分かりますね。
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3 タイ王国陸軍迷彩ユニフォーム(デジタルパターンその2)の特徴とは?
迷彩は、ライトグリーンの生地に、ブラウン、グリーン、チャコールグレイの小さく四角いダットで、葉や雲型を描いています。
以前分析したモデルより、ベース色が明るい分メリハリがより効いている印象があります。
生地はコットンとポリエステルのツイルで、軽量です。
肌触りは、少々ざらざらしますが、悪くはないですよ。
デザインは、基本アメリカ軍が1980年代に採用したBDU(バトルドレスユニフォーム)タイプです。
でも、タイ王国独自な改良(?)で、エポレットと両袖にポケットが付加されています。
表面から見れば、縫製は正確に思えましたが、裏側から見ると股間の一部が解れていました。
勿論このモデルだけかもしれませんが…。
今回のモデルは、何故かタグが英語表記でした。
もしかして隣国で製造されたモデル品でしょうか?
4 タイ王国陸軍迷彩ユニフォーム(デジタルパターンその2)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 2010年代
・製造場所 タイ王国
・契約会社 タイ王国
・製造会社 〃
・材質 コットン
ナイロン
・表記サイズ M–R
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
ジャケット
着丈 約75センチ
肩幅 約48センチ
身幅 約57センチ
袖丈 約60センチ
トラウザーズ
ウエスト 約42センチ
着丈 約104センチ
股上 約32センチ
股下 約74センチ
裾幅 約22センチ
・状態 デッドストック
・官民区分 官給品
・入手場所 ヤフオク
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5 タイ王国陸軍迷彩ユニフォーム(デジタルパターンその2)まとめ
記事をまとめている間に、今回のモデルはいわゆるPX品ではないか?などという考えが浮かんできました。
(未確認)
…だとしたら、タグの英語表記も納得ですね。
或いは、全く別の用途があるのかもしれませんが…。😎
出自はともかく、この迷彩服も日本のフィールドで十分効果を発揮しそうな迷彩ですね。
BDUタイプというのも使い勝手が良いかもしれません。
サバイバルゲーム、狩猟、野鳥観測、等々夢が膨らみますね。
日本にも定期的に入荷しているようで、数は少ないですが入手は可能のようです。
値段も平均的に安価で、お求めやすいのも魅力ですよ。
東南アジアの衣類に強い大阪の専門店や、ネットオークションで網を張って掛かるのを待ちましょう!
今回は、タイ王国の不思議な迷彩服を分析しました。
次回は、この季節にぴったりなアメリカ軍のパイロットスーツを分析します。
渋いですよ。お楽しみに!
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参考:他のタイ王国の装備はこちらです。⬇︎
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私の地方では、ここしばらく梅雨の中休みが続いています。
本日から明日も梅雨前線は、本州南海上に停滞するようですね。
通常、梅雨明けは梅雨前線が北上して不明瞭になるパターンが多いですね。
この調子では、平年より梅雨明けが遅れるかもしれませんね。
これからも梅雨前線の位置に注意しましょう!
読んでいただき、ありがとうございました。
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