今回は、2010年代のタイ王国軍の迷彩ユニフォームを分析します。
同国最新(?)デジタル迷彩シリーズの第二弾ですね。
日本でも効果が期待できます。
今回はデッドストックですよ!
目次
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1 タイ王国陸軍迷彩ユニフォーム(デジタルパターン・その2)とは?
微笑みの国と称されるタイ王国。
でも民間人が街中で許可なく迷彩服を着用していると、無条件で逮捕されるという、ミリタリーマニアは要注意の国でもありますね。😱
そんなタイ王国ですが、着々とデジタル迷彩服が支給されているようです。
さて、今回のモデルは、ネットオークションで入手しました。
タイ王国陸軍のデジタル迷彩服は既に入手していたので、最初は購入する予定ではなかったのですが…。
出品されている商品の写真を観ると、説明できない違和感を感じました!
(マニアの勘?)
幸い価格も安かったので、とりあえず入札して、運よくその価格で落札することができました。
果たして、送られてきた商品は、最初の直感通り以前入手したものと違う箇所がありましたよ。
今回も謎の迷彩服と言えそうです。
さてさて、それはどんな迷彩服なのでしょうか?
今回は、迷彩服コレクションベテランいのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
ジャケット
前面
背面
前面裏側
背面裏側
襟周りのレイアウト
前合わせはボタンのみです。
タグ①
英語表記ですね。
解せないです。
タグ②
こちらも英語表記です。
生地裏にはチャコでナンバリングが。
生地の種類でしょうか?はたまた、シリアル番号でしょうか?
エポレットはテーパー付きのクサビ型です。
右胸ポケット
2個のボタンで開閉。
腰ポケット
こちらも2個のボタンで開閉。
左胸ポケットにはポケットフラップにスリットあり。
ペンを差すためのものですが、ポケット内にペン用ポケットはありません。
左袖のペンポケット
下端の裁断に注意。
袖はストレートで、シンプルな筒です。
袖口は、ボタンで開閉・調整。
ウエストのサイズ調整タブ
右袖ポケット
マジックテープで開閉
官給品ボタン
表面が白くなっていますね。
トラウザーズ
前面
背面
前面裏側
背面裏側
前合わせはジッパーとボタンです。
こちらにもナンバリングが。
タグ①
ジッパー
刻印は「MIT」
右側面レイアウト
ウエストサイズ調整ストラップ
金属製バックル付きです。
臀部のポケット
2個のボタンで開閉。
スラントポケット
カットは「R」が付いていますね。
膝カーゴポケット
2個のボタンで開閉
ポケットフラップは前側が縫い付けられています。
膝は立体裁断で、最初から曲がっている造り。
臀部から股間の補強生地
丸いタイプです。
臀部の合わせは、一部糸がほつれていました。
裾にはドローコート内蔵
違うモデルとの比較
前回のモデル
前面
今回のモデル
前回のモデル
背面
今回のモデル
背面
迷彩パターンも色調も別物なのが分かりますね。
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3 その特徴とは?
迷彩は、ライトグリーンの生地に、ブラウン、グリーン、チャコールグレイの小さく四角いダットで、葉や雲型を描いています。
以前分析したモデルより、ベース色が明るい分メリハリがより効いている印象がありますね。
生地はコットンとポリエステルのツイルで軽量です。
肌触りは、少々ざらざらしますが、悪くはないですよ。
デザインは、基本アメリカ軍が1980年代に採用したBDU(バトルドレスユニフォーム)タイプです。
でもタイ王国独自の改良(?)で、エポレットと両袖にポケットが付加されていますね。
構成は、ジャケットがエポレット付き、胸ポケット×2、腰ポケット×2、袖ポケット×2。
トラウザーズが、腰スラントポケット×2、ヒップポケット×2、膝ポケット×2です。
表面から見れば、縫製は正確に思えましたが、裏側から見ると股間の一部が解れていました。
(勿論このモデルだけかもしれませんが…😎)
今回のモデルは、何故かタグが英語表記でした。
もしかして隣国で製造されたモデル品(PX品)でしょうか?
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 2010年代
製造場所 タイ王国
契約会社 タイ王国
製造会社 〃
材 質 コットン
ナイロン
表記サイズ M–R
(日本人のL)
各部のサイズ(平置)
ジャケット
着丈 約75cm
肩幅 約48cm
身幅 約57cm
袖丈 約60cm
トラウザーズ
ウエスト 約42cm
着丈 約104cm
股上 約32cm
股下 約74cm
裾幅 約22cm
状 態 デッドストック
官民区分 官給品
入手場所 ヤフオク
入手難易度 3(困難)
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5 まとめ
記事をまとめている間に、今回のモデルはいわゆるPX品ではないか?などという考えが浮かんできました。
(未確認)
…だとしたら、タグの英語表記も納得ですね。
或いは、全く別の用途があるのかもしれませんが…。😎
出自はともかく、この迷彩服も日本のフィールドで十分効果を発揮しそうな迷彩ですね。
BDUタイプというのも使い勝手が良いかもしれません。
サバイバルゲーム、狩猟、野鳥観測、等々夢が膨らみますね。
日本にも定期的に入荷しているようで、数は少ないですが入手は可能のようです。
値段も平均的に安価で、お求めやすいのも魅力ですよ。
東南アジアの衣類に強い大阪の専門店や、ネットオークションで網を張って掛かるのを待ちましょう!
今回は、タイ王国の不思議な迷彩ユニフォームを分析しました。
いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!
それでは、また次回をお楽しみに!
(20230509更新)
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参考:他のタイ王国の装備に関する記事はこちらです。⬇︎
* * *
読んでいただき、ありがとうございました。
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