こんにちは!
今回は、タイ王国軍の迷彩服を分析します。
なかなか素敵な迷彩パターンですよ。
目次
- 1 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(デジタル迷彩)とは?
- 2 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(デジタル迷彩)の全体及び細部写真
- 3 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(デジタル迷彩)の特徴とは?
- 4 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(デジタル迷彩)の製造とサイズのデータ
- 5 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(デジタル迷彩)まとめ
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1 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(デジタル迷彩)とは?
微笑みの国として有名なタイ王国。
第二次大戦中の二股外交は、本当にお見事でした。
(日本を支援しながら、連合国にも取り入ってましたね。素晴らしいです!)
戦後は、いち早く国連に加盟しましたね。
勿論、日本やドイツのような敵国条項の対象になっていません。
戦後は、東南アジアの共産化を阻止する優良国として、アメリカの絶大な支援を得ました。
しかし2014年軍事クーデターが勃発。
現在も軍事政権が国の実権を握っていますよ。
そんな経緯もあってかタイ王国軍の装備は、アメリカ系でまとめられていますね。
今回のモデルは、そんなタイ王国が近年装備した迷彩戦闘服になります。
さてさて、それはどんな迷彩服なのでしょうか?
「おまけ」もあわせて、早速確認していきましょう!
2 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(デジタル迷彩)の全体及び細部写真
前面
素敵なデジタル迷彩ですが、使用しているカラーは、アメリカ系のウッドランドですね。
背面
迷彩パターンは比較的短い間隔でプリントされています。
前面裏側
ホワイトの生地にプリントしているので、迷彩生地の裏側は目立ちます。
背面裏側
迷彩は、濃いカラーは裏側に透けていますね。
前合わせはボタンのみです。
タグ①
申し訳ありません。読めません。
(勉強しておきます。)
タグ②
さらに読めません。
右胸ポケット
2個のボタンで開閉
腰ポケット
こちらも2個のボタンで開閉
左胸ポケット
ポケットフラップにはスリットがあってペンが差せます。
ポケットの中には、ペンポケットが。
タイ国を示す文字でしょうか?
刺繍です。
袖
肘の補強生地は、比較的小さい面積です。
袖口はボタンで開閉・調整
ウエストにはサイズの調整タグが。
おまけのフィールドキャップ
アメリカ海兵隊や航空自衛隊のように八角帽です。
裏側はホワイト
帽子のタグ
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3 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(デジタル迷彩)の特徴とは?
迷彩ですが、カーキをベースに、レッドブラウン、グリーン、ブラックの小さなダットで、葉のようなパターンを描いています。
今風ですね。
これは私見ですが、前作のリーフパターンの配色を変更して、パターンをダット単位に変更させたのではないでしょうか?
生地はコットンツイルで丈夫ですが、気温の高いタイでは通気性に問題がありそうです。
デザインは、以前のアメリカ軍のBDUそのものですね。
典型的な4ポケットのコートタイプで、エポレット、袖ポケットなしです。
アメリカ軍ウッドランド迷彩服などでは、後に廃止されたウエストのサイズ調整タブがまだ残っていますよ。
縫製は丁寧で、レベルの高さを感じさせます。
4 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(デジタル迷彩)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 2000年代
・製造場所 タイ
・契約会社 タイ
・製造会社 〃
・材質 コットン
ナイロン
・表記サイズ 2
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約74センチ
肩幅 約51センチ
身幅 約55センチ
袖丈 約61センチ
・状態 デッドストック
・官民区分 官給品
・入手場所 ヤフオク
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5 タイ王国陸軍迷彩ジャケット(デジタル迷彩)まとめ
迷彩の色調はオーソドックスですが、パターンが細かくボカシを加えたようなものになっているので、日本の森林でも迷彩効果が高そうですね。
ただ、しっかりした生地で通気性が今ひとつのため、日本の夏でも少々暑いかもしれません。
(タイ王国は日本より蒸し暑いと聞いていますが、大丈夫なのでしょうか?)
逆に、この戦闘服の下にセーターなどを着込むと、日本の秋くらいなら過ごせそうです。
このモデルのデザインは、アメリカ軍ウッドランド迷彩服(初期型)のデザインそのまま採用しています。
このBDUは、シンプルかつ使いやすいことで定評がありますね。
今回のモデルも同じイメージで使用できる戦闘服と言えます。
サバイバルゲーム、野鳥観察そして狩猟にも使えそうですね。
私もできるだけ早く、トラウザースを入手して、山歩きに備えたいです。
今回は、タイ王国軍の比較的新しい迷彩服を分析しました。
次回は、東南アジアつながりで、ベトナムの有名な迷彩服を分析します。
おそらく当時物だと思われます。
お楽しみに!
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参考:各国のデジタル迷彩服関連の記事はこちらです。⬇︎
www.military-spec-an.com 今回のモデルの原型とも言えるアメリカ軍BDUの記事はこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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