こんにちは!
今回は、アメリカ軍のパイロット用カバーオールを分析します。
以前も同モデルを分析しましたが、今回のモデルは全くの未使用品になります。
過去記事:アメリカ空軍パイロットスーツK–2B(セージグリーン中古)
まるで、昨日製造されたような印象ですよ!
目次
- 1 アメリカ空軍パイロットスーツK–2B(セージグリーン・デッドストック)とは?
- 2 アメリカ空軍パイロットスーツK–2B(セージグリーン・デッドストック)の全体及び細部写真
- 3 アメリカ空軍パイロットスーツK–2B(セージグリーン・デッドストック)の特徴とは?
- 4 アメリカ空軍パイロットスーツK–2B(セージグリーン・デッドストック)の製造とサイズのデータ
- 5 アメリカ空軍パイロットスーツK–2B(セージグリーン・デッドストック)まとめ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
1 アメリカ空軍パイロットスーツK–2B(セージグリーン・デッドストック)とは?
アメリカ軍の官給品衣料は、他国に類を見ない徹底した管理がなされていますね。
衣類に縫い付けられているタグを観ると、概ねそれがどんなもので、製造や契約の年度が判明します。
(朝鮮戦争以前のものは、難しいモデルもありますが…。)
今回のモデルもその製造年度から、ベトナム戦争当時の空軍装備と識別できます。
でもこれは、ある理由でどうしても欲しかったものの一つです。
首尾よく入手できて良かったです。
2020年現在、このスーツがこの状態で残っていることは、まさに奇跡的な出来事かもしれませんね。
さてさて、それはどんなパイロットスーツなのでしょうか?
今回は、アメリカ空軍マニアのみならず、パイロット装備コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!
ところで、あなたは西暦何年生まれですか?
2 アメリカ空軍パイロットスーツK–2B(セージグリーン・デッドストック)の全体及び細部写真
全体前面
前面上半身
コットン製ですが、生地はピカピカで艶があります。
前面下半身
全体背面
背面上半身
背面下半身
前面裏側上半身
前面裏側下半身
背面裏側上半身
背面裏側下半身
タグ
契約年度は1964年ですが、製造は1963年のようです。
この頃は、黒タグから白タグへの移行期でしたね。
襟周りレイアウト
胸ポケットとウエスト調整タブ
右膝ポケット
足首のジッパー
マチ付きです。
左膝のナイフポケット
ダットファスナーで開閉
左膝のポケット
垂直のジッパーで開閉
ウエストタブは ダットファスナーで開閉
左袖ポケット
ジッパーで開閉
袖
立体裁断で複雑です。
手首はタブで調整可能
ふくらはぎポケット
ジッパーで開閉
ウエストにはジッパー付きのスリットが。
肩には補強生地が縫い付けられています。
メインジッパー
刻印は「CROWN」で鋳造製です。
一部で別のジッパーが使用されていました。
刻印は「CC」
スポンサーリンク
スポンサーリンク
3 アメリカ空軍パイロットスーツK–2B(セージグリーン・デッドストック)の特徴とは?
生地はセージグリーンのギャバジンに似た、目が細かく肌触りの良いコットン製です。
未使用品なので、生地の色が濃く残っていますね。
見た目、セージグリーンというよりは、グレイのようにも見えます。
生地には、なんと艶が残っていますよ。(キレイです!)
デザインは、同モデルの標準的なタイプです。
構成は、まる襟、胸ポケット×2、腰スリット×2、膝ポケット×2、ナイフポケット、ふくらはぎポケット×2、左袖ポケットで、ウエストや手首は ダットファスナーでサイズを調整できます。
今回のモデルは、多くのジッパースライダーが鋳造タイプですが、強い衝撃が加わると折れることもあります。
取扱注意ですね。
4 アメリカ空軍パイロットスーツK–2B(セージグリーン・デッドストック)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1963年製造
・製造場所 アメリカ
・契約会社 アメリカ
・製造会社 〃
・材質 コットン
・表記サイズ M–R
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約157センチ
肩幅 約46センチ
身幅 約56センチ
袖丈 約60センチ
ウエスト 約45センチ
股下 約74センチ
裾幅 約19センチ
・状態 中古上品
・官民区分 官給品
・入手場所 ヤフオク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
5 アメリカ空軍パイロットスーツK–2B(セージグリーン・デッドストック)まとめ
私事ですが、じつは1963年生まれです。
そうです。
今回のパイロットスーツは、私と同級生なんですよね。
このスーツは、40歳になった記念に購入しました。
(たまたま、入手できました!)
なんか、本当の同期という感じで、愛おしいです💕
こんな感じで、同級生の装備も集めているのですよ!
…変態の話はさておいて、まだ難燃繊維に切り替わる前のパイロットスーツですが、材質がコットンなので実際に着用すると快適です。
特にこの季節では、汗がずっと残っている感じがするノーメックスにはない「サラサラ感」が魅力ですね。
ただ、洗濯を繰り返すとひどく褪色するところが難点です。
デッドストックはもう少なくて希少ですが、中古品ならまだ普通に入手可能です。
キャンプやバイクにいかがですか?
(忠実なモデル品もありますよ!)
今回は、1963年製のアメリカ軍パイロットスーツK–2Bを分析しました。
次回は、アメリカ軍の影響をモロに受けた海上自衛隊の飛行服を分析します。
掘り出し物ですよ!
お楽しみに!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
参考:他のアメリカ空軍パイロットスーツはこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
Twitterで可愛いモフモフを見つけました💕
走るわたあめ☺️💖💞 pic.twitter.com/AAuvxpWF11
— 腹ぺこ猫♡動物動画 (@onakapekorineko) 2020年7月15日
ポメさんでしょうか?
元気をいただきました。
明日も頑張るぞ!おおー!
読んでいただき、ありがとうございました。
スポンサーリンク
【スーパーSALE★15%OFF大特価!】HOUSTON ヒューストン 米軍 5K-2B フライングスーツ
スポンサーリンク