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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

カナダの軍服 陸軍迷彩ジャケット(CADPAT)とは? 0229 🇨🇦 ミリタリー

こんにちは!

今回は、カナダ軍の迷彩服を分析します。

全世界でブームになっている、多色デジタル迷彩のルーツといえます。

この迷彩を初めて見たときも、時代の波を感じましたよ!

(まさか大流行するとは…。←先の読めない中年!)

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   目次

1  カナダの軍服 陸軍迷彩ジャケット(CADPAT)とは?

第二次大戦前中にドイツで実用化された個人用迷彩服ですが、戦後各国はその重要性に気付き、各種迷彩服を開発してきました。

でも、規模の大きな軍隊を持つ国ほど、迷彩服採用に消極的でしたね。

(フランスのように迷彩服自体を拒否したのは例外としても…。)

兵士の数によっては、費用も莫大にかかるため、二の足を踏むのは当然かもしれませんね。

カナダ軍も同様で、迷彩服(DPM空挺スモック)は当初空挺部隊のみに支給されていました。

(儀式専用(?)の迷彩服…という装備もあったようですが…)

ところが2000代初頭に、何の前触れもなく、全く新しい迷彩服の採用を発表しました。

驚きました。

しかも、それまでには無い画期的な迷彩だったのでさらに驚きました。

これは軍装品マニアのみならず、世界各国も同様でしたね。

カナダに何があったのでしょう?

以来、多くの国で同じコンセプトの迷彩服を開発されています。

今回のモデルは、そんなカナダ軍入魂のデジタル迷彩服になります。

さて、どんな迷彩服でしょうか?

早速、確認していきましょう!

2  迷彩ジャケットの全体及び細部写真

 前面

まさにウッドランド(森林)迷彩ですね。

胸ポケットは、これまでのカナダ軍同様、マガジンパウチも兼ねています。

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迷彩の繰り返し間隔がとても長いですね。
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生地が薄いので、迷彩は裏側に透けています。

内ポケットに注意

今回のモデルは、ウエストと裾のドローコードは最初から抜かれていました。
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背面裏側
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前合わせはボタンのみです。
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タグ
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胸ポケット

角度が付いていて、ボタンで開閉

ボタンは、カナダ発祥の生地テープでボタンを縫い付けるタイプです。

生地テープに余裕を持たせて、ポケット容量の変化に対処させています。

それに合わせて、ポケットフラップも長めを採用
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腰ポケット

こちらもボタンで開閉

ポケット口には、生地の折り返しがあります。
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肘の補強布生地

肘から手首まであります。
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袖口は、マチなしで2個のボタンで開閉・調整
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前身頃中央にランクスライド(階級章取り付け具)を装備

イギリス的ですね。
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肩のタブには  マジックテープが。

国籍パッチ(ワッペン)取り付け用か?
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内ポケット

大容量ですが入口が狭く、マジックテープは超強力です。
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ウエストのドローコード用ハトメ 

金属です。

裾も同様です。
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ウエストには2本のタックが縫製されています。

スタイリッシュなのは、この影響でしょうか?
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迷彩色の細部

オリーブグリーンはミックス(2色の掛け合わせ)です。
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3  その特徴とは?

まず迷彩ですが、ライトグリーンをベースにオリーブグリーン、ライトレッドブラウン、ブラックの四角い小さなダットで雲、葉、帯のパターンを描いています。

ダットは小さく、パターン自体の間隔も長いですよ。

凄い迷彩です。

(一説には、アメリカ海兵隊の迷彩服も、この迷彩が原型だとか?)

生地は、とても薄く隙間も多いですね。

これはODの夏用戦闘服と同じ生地のようです。

デザインもOD戦闘服と同じで、標準的な4ポケットのジャケットタイプです。

カナダ軍は、イタリア空挺服のように胸ポケットがマガジンパウチも兼ねています。

他国のような袖ポケットはありません。

印象的には、少し古い戦闘服といった感じです。

4  製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度     2004年

 ・製造場所                   カナダ

 ・契約会社                   カナダ

 ・製造会社                        〃

 ・材質                          コットン

                                      ポリエステル

 ・表記サイズ                7036

                                   (日本人のL)

 ・各部のサイズ(平置)  

                                    着丈  約79センチ

                                    肩幅  約45センチ

                                    身幅  約56センチ

                                    袖丈  約59センチ                                          

 ・状態                        中古極上品

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 ヤフオク

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5  まとめ

実際にこのジャケットを着て、真夏に会社敷地の草刈りをしました。

使ってみると通気性は抜群で、生地には吸湿性もあり、とても快適でしたよ。

(周囲の社員からは、変な目視線を感じました。何か問題があったのでしょうか?)

やはり夏用の戦闘服ですね。

この迷彩は、その色調から日本のフィールドでも充分に効果を発揮しそうです。

サバイバルゲームや野鳥観測でも十二分に使用できそうですよ。

一説には、各種暗視装置にも効果があるとか?

狩猟や釣りにも使用できるかもしれませんね。

ただ現在日本では、今回のモデルと砂漠用以外は目にしたことがないです。

防寒装備もあると聞いていますので、今後探して入手したいですね。

(入手したら分析しますね!)

 

今回は、多色デジタル迷彩の先駆けとなったカナダ軍の最新迷彩服を分析しました。

次回は、大陸つながりでアメリカ軍の防寒着を分析します。

お楽しみに!

参考:他国のデジタル多色迷彩服の記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com    ✳︎               ✳︎               ✳︎

読んでいただき、ありがとうございました。

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