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【アメリカの軍服】空軍グランドクルー用MA–1(8279F)とは? 0289 🇺🇸 ミリタリー

こんにちは!

今回は、1980年代のアメリカ軍のグランドクルー用MA–1を分析します。

かつてのフライトジャケットも、現在ではグランドクルー(地上勤務員)用に格下げされていますね。

でも、タダでは起きないのがMA–1ですね。

今回も中古品ですが、程度は良好ですよ!

   目次

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1  アメリカ空軍グランドクルーMA–1(8972F)とは?

1950年代に開発され、ナイロン製フライトジャケットの頂点を極めたMA–1。

 

これまでいくつもモデルチェンジして、各時代で活躍しました。

 

しかし、概ね1970年代から次第にフライトジャケットの座から退いていきましたよ。

 

原因は材質のナイロンでした。

(ナイロンは火に弱かったのですね。)

 

敵機や地対空ミサイルの攻撃などでコクピット内に火災が発生した場合、ナイロン装備は高温で溶けて身体に張り付き、パイロットに深刻な火傷を負わせました。

 

そのため、火に触れても溶けたり燃え上がることのない難燃繊維を用いたフライトジャケットが開発され、1970年代後半から装備されていったのですね。

 

時代の流れの中で、MA–1は旧式化していきます。

 

こうして「フライトジャケット」の称号を外されたMA–1は、次の場所「地上」で活躍することになりました。

 

それが、今回のジャケットです。

 

でも、単にそのままではなく、適度な改造がなされていましたよ!

 

さてさて、それはどんなMA–1なのでしょうか?

 

今回は、MA–1ファンのみならず、使える防寒着をお探しのあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  アメリカ空軍グランドクルーMA–1(8972F)の全体及び細部写真

前面

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背面
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前面裏側

ライニングのカラーがインディアンオレンジからセージグリーンに変更されています。

地上での活動を考えたら当然のデザインですね。

伝統の内ポケットも廃止されています。
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背面裏側

各部の縫製はとても強固で、ステッチから解れそうもありません。

市販品は、このあたりが弱いですね。
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前合わせはジッパーのみです。

ジッパーはブルーイング(黒染め)されています。

迫力がありますね。
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腰ポケット

ポケットフラップ付きで  ダットファスナーで開閉

ポケット内部の生地は毛布生地です。(しかもOD!)
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左袖のシガレットポケット

現代では、小物入れとして使用されることが多いですね。
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袖、腰、襟にはご存知の通りニットです。

ウールで柔らかいのですが、破損しやすいのがネックですね。
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襟付近の裏側

ストームフラップは、上端がラウンドでジグザグタイプのステッチです。
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表裏で肩のあたりにステッチがあります。

伝統ですね。
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ジッパーは黒染めしたブラスです。

(迫力がありますね。)

スライダーには裏側にプルタブを取り付けるループがありますが、プルタブ自体は取り付けられていません。

メーカーは「SCOVILL」です。
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ポケットの  ダットファスナー裏側
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タグ

1987年度契約品で、サブタイプは「F」です。
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3  アメリカ空軍グランドクルーMA–1(8972F)の特徴とは?

シェル、ライニングともナイロンですが、インナーライニング(中綿)はポリエステルになっています。

 

そのため、従来のモデルより軽量で暖かいですよ。

 

カラーは暗いセージグリーンです。

 

メーカーによって色調にバラツキがあるのは、アメリカ軍被服の常識ですね。

 

少し前の型(中期型)はライニングがインディアンオレンジでしたが、今回のモデルはシェルとよく似たセージグリーンに変更されています。

 

同時に、伝統だった内ポケットは廃止されていますね。

(ちょっと惜しい気もします。)

 

また、中期型から装備されたポケットフラップが継承されていますよ。

 

袖のシガレットポケットも健在です。

 

全体的な縫製は、アメリカ軍スタンダードで、少々雑ながら強度は十分ですね。

4  アメリカ空軍グランドクルーMA–1(8972F)製造とサイズのデータ

・製造又は契約年度 1987年

・製造場所     アメリカ

・契約会社     アメリカ

・製造会社      〃

・材  質     ナイロン

          ポリエステル

・表記サイズ    M

        (日本人のL〜XL)

・各部のサイズ(平置)

         着丈 約56センチ

         肩幅 約48センチ

         身幅 約62センチ

         袖丈 約58センチ

・状  態    中古極上品

・官民区分    官給品

・入手場所    愛知県の専門店

・入手難易度   2(やや困難)

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5  アメリカ空軍グランドクルーMA–1(8972F)まとめ

皮肉なことに、今回のモデルの少し前から、中綿がポリエステルに変更され、着やすく暖かくなりましたね。

 

ちょうどその頃(1980年代)に、アメリカ海軍戦闘機パイロットの活躍を描いた「トップガン」が放映されました。

 

そして何故か、当時まだフライトジャケット末期にあったMA–1が大ヒットしたのは記憶に新しいところです!

(読者の大半は、あなたより年齢がずっと下なので知らないでしょうが!←…と、奥(神)様からツッコミが…。)

 

おそらく、主人公が着用していたG–1レザージャケット目当てで買いにいったものの、めちゃ高価であったためMA–1で妥協したのではないでしょうか?

それはあなたでしょう?…と、またも鋭いツッコミ!)

 

それはともかくMA–1のデザインは、シンプルで着やすく必要十分なポケットが設けられていたことから、兵士には大人気でした。

 

特に、機甲部隊(戦車部隊)のクルーには人気で、何故か陸軍戦車部隊のパッチ(ワッペン)を付けたMA–1も多く見られますね。

(どうやって入手したのでしょう?そもそも、戦車の方が火災多いと思いますが…。)

 

現在では、ミリタリー界隈のみならず、ファッション界や作業服関係でもモデル品が作られていますね。

 

どうやら、これからも定番として生き残りそうです。

 

使用上の注意は、火気厳禁であるということ。

(タバコの灰でも穴が開くくらいなので要注意です。)

 

あと真冬の屋外で使用する場合は、ネックウォーマーとオーバーパンツは欠かせませんね。

 

市販品はカラーやサイズも各種準備されているので、お好みに応じたものを着用できそうです。

 

私は、引き続き官給品メインで着用したいと思います。

 

また、中期型のデッドストックも探してみますね。

 

今回は、地上用に格下げされたフライトジャケットMA–1を分析しました。

次回は、アメリカ軍の現用フライトジャケットを分析します。

お楽しみに!

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参考:MA–1の初期型はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

 MA–1の影響を受けたと思われる各国のフライトジャケットはこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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   ✳︎               ✳︎               ✳︎

プーさん率いる、天安門事件国で、コロナウイルスによる肺炎患者が出ました。

そして日本にも上陸したようですね。

いつも発生は彼の国なので、もしかしたら新しく開発した生物兵器なのではないか?

…なんて疑ってしまいますね。

今後、春節関連で全世界に拡がっていくかもしれません。

また、受信料徴収放送局も、あたかも渡航していた日本人が感染したみたいな偏向報道をしていました。

我国の放送局は、やはり国民を陥れようとしているようです。

どちらも気をつけましょう!

 

読んでいただき、ありがとうございました。

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