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インドの独自迷彩です!【インドの軍服】陸軍迷彩ジャケット(プラントブラッシュパターン)とは? 0460 🇮🇳ミリタリー

今回は、1980年代と思われるインド陸軍迷彩ジャケットを分析します。

独特の生地で製造された夏季用モデルのようです。

迷彩も独特ですね!

とても貴重なものですが、このアイテムもデッドストックですよ!

   目次

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1  インド陸軍迷彩ジャケット(プラントブラッシュパターン)とは?

つい最近、インド軍と中共軍の衝突がありましたね。

 

https://twitter.com/sankei_news/status/1273057066022625281?s=21

 

この戦闘で、中共軍は多大な被害を出して敗退したという記事がありました。

 

中共軍の侵略を毅然とした態度で防いだインド軍。

 

他国からの侵略に「遺憾砲」や「外交砲」は全く役に立たないことがわかりましたね。

 

今回のモデルは、そんなインド軍が1970年頃から使用(推定)していた迷彩服になります。

 

おそらく、宗主国であったイギリスの迷彩服からヒントを得たと思われる独特の迷彩が目を惹きますね。

 

また、驚くべき性能の生地が用いられているのもすごいです。

 

さてさて、それはどんな迷彩ジャケットなのでしょうか?

 

今回は、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!!

2  全体及び細部写真です!

前面f:id:akmuzifal6489:20200719072248j:image

 

背面
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前面裏側
内ポケットはありません。
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背面裏側
迷彩は裏側に助けています。
これはこれで、乾燥地帯で使えそうな色調ですね。
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襟周りのレイアウト
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タグ
これしかありませんでした。
生地のメッシュ状の編み方に注意!
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エポレット
テーパー付きのラウンドタイプです。
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胸ポケット
中央にプリーツ付き
ボタンで開閉
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腰ポケット
こちらも胸ポケットと同様です。
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タイトなデザインです。
肘に小判型の補強生地あり。
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袖口
マチはなく、ボタンで開閉。
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分かりづらいですが、背面ウエスト付近は絞られていますね。
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独特の迷彩パターン
乾燥地帯に生えている丈の短い草のようですね。
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3  その特徴とは?

迷彩はタン(殆どライトブラウン)にレッドブラウンとディープグリーンで、植物の葉のようなパターンを描いています。

 

よく用いられる手法で、ブラウンとグリーンの重なるところはブラックに近いブラウンになるのですが、今回のモデルは、グリーンの色調が濃くてその効果が半減していますね。

 

特筆すべきは、その生地です。

 

目の荒いメッシュのような織り方で、通気性が抜群に良いのですが、手で触るとなんと生地が冷たいです。

 

今回撮影すべく、倉庫から引っ張り出した時に感じました。

 

まるで濡れてるように冷くて、何処かで水漏れしてるのかと思ったくらいでした。

 

もしかしたら、材質は麻が混じっているのかもしれませんね。

 

デザインは、エポレット付き、胸ポケット×2、腰ポケット×2のコートタイプです。

 

全体的な縫製は、まあまあで、インドスタンダードです。

 

でもパキスタン物より頑丈ですよ。

4  製造とサイズのデータです!

・製造又は契約年度 1980年代

・製造場所     インド

・契約会社     インド

・製造会社      〃

・材  質     コットン

          リネン(?)

・表記サイズ    L

         (日本人のL)

・各部のサイズ(平置)

          着丈 約77センチ

          肩幅 約49センチ

          身幅 約56センチ

          袖丈 約60センチ

・状  態     デッドストック

・官民区分     官給品

・入手場所     東京の専門店

・入手難易度    4(極めて困難)

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5  まとめ

メリハリの効いた迷彩が素晴らしいですね。

 

これは日本のフィールドでも効果が高そうですよ。

 

迷彩パターンといい、使用されている生地といい、これからの季節にぴったりの迷彩服ですね。

 

サバイバルゲーム、野鳥観測、狩猟、場合によっては釣りにも使えるかもしれませんよ。

 

さて素敵な迷彩服なのですが、何故か品薄な状態が続いています。

 

もしかしたら、輸出制限がかけられているのかもしれませんね。

 

先の中共軍との戦闘では、全ての兵士が今回のモデルの後に採用された新型の迷彩服を着用していました。

(ターバン型のヘルメットには、一部今回のパターンが残っていましたが。)

 

そのため、本国では用途廃止が始まっていると思うのですが…。

 

とは言え、インド軍を代表する素晴らしい迷彩服なので、初心者のあなたにもなんとか入手して欲しいですね。

 

入手する方法としては、大阪の東南アジアに強い「C」店に確認するか、ネット専門店やオークションで網を張ってみましょう。

(気長に待っていただけるなら、このジャケットもオークションに出品する予定です。)

 

私は、同じ生地のトラウザース(?)やシャツを探してみます。

 

今回は、インド陸軍の涼しい迷彩ジャケットを分析しました。

 

いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!

 

それでは、また次回をお楽しみに!

(20220922更新)

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参考:他のインド軍装備はこちらです。⬇︎ 

www.military-spec-an.com

 何かとインドと関係しているパキスタンの装備はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

    ✳︎     ✳︎     ✳︎

インド…といえば、我々の世代(?)では何を置いても「レインボーマン」ですよね!

 

以前、にゃにゃにゃ工務店(id:JuneNNN)さんが、そのレインボーマンに関する大切なことを記事にしていました。 

junemutsumi.hatenablog.com

面白いですね。懐かしいですね。

(ニャンズが可愛い💕)

もう一度、フルに観たい特撮の一つです。

何とかDVDを入手しなければ!

 

読んでいただき、ありがとうございました。

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