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今回は、2000年代の韓国空軍フライトジャケットを分析します。
アメリカ軍の難燃フライトジャケットに似ていますね。
カッコイイデザインです。
残念ポイントもありますが、全く着用感のない極上品ですよ!
目次
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1 韓国空軍フライトジャケット(難燃タイプ・ライナー付)とは?
国の行く末が、我が国にも大きな影響を与える韓国。
強力な空軍を有することでも有名ですね。
特にF–15Kスラムイーグルは、機数こそ60機に届いていませんが全ての面で日本のF–15を凌駕する戦闘攻撃機であり、一大脅威となっています。
反日を国是とし、仮想敵国が日本の韓国は、とても恐ろしい存在ですね。
そんな韓国空軍は、日本と同様にアメリカ軍指導の下、空軍戦力を整えてきました。
そのためパイロット装備も、アメリカ軍の影響を強く受けていますよ。
今回のモデルは、そんな韓国空軍が採用したフライトジャケットで、アメリカ軍のフライトジャケットによく似たデザインとなっています。
でも独特の工夫がありましたよ。
さてさて、それはどんなフライトジャケットなのでしょうか?
今回は、世界のフライトジャケットをコレクションしているあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
前面
シェルはセージグリーンのおそらくアラミド系生地ですね。
背面
背中で生地を縫い合わせてあるのが特徴です。
前面裏側
ライニングはやや濃いセージグリーン。
前身頃のジッパーは、ベストタイプのライナー用。
背面裏側
襟周りレイアウト
前合わせはジッパーのみです。
内ポケット
左胸のみです。
ダットファスナーで開閉。
腰ポケット
パッチポケットではありません。
マジックテープで開閉。
ポケット口には折り返しがあります。
胸のマジックテープ
左袖ポケット
ジッパーで開閉。
ペンを抑える大きいフラップ付き。
袖ポケットのジッパー刻印
袖
テーパーが付いています。
袖ニット
タイトです。
筒縫いではなくて、長方形のニット生地を筒状に縫い合わせてあります。
右袖のマジックテープ
腰ニット
こちらもタイトですね。
背面の継ぎ目
前身頃のジッパー
袖ポケットと同じメーカーです。
ジッパーはいずれもプラスティックジッパー。
専用ライナー
ベストタイプです。
ポリエステル製のようで、中綿入りのキルトになっています。
袖部左右の処理
何故かパーツの長さが足りなかったり、取り付け位置が違っていますね。
ジャケットへ取り付けるためのジッパー
無刻印
ライナー本体には文字が。
どうやら静電防止対策が施されているようです。
ジッパーエンド
何故かジッパーの長さがライナーとジャケットで違っていました。
もしかしたら同じサイズのライナーではないかもしれませんね。
ライナー装着時の前面
ジャケットにライナーを取り付けると、ジャケットの肩が少々崩れて斜めになりますね。
背面
どうやらライナーが左右で各部の寸法が違っているのが原因のようです。
ジッパーの長さが違っていたのは製造ミスでしょうか?
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3 その特徴とは?
もっとも大きい特徴は、取り外し可能のライナーを装備していて、広い温度帯をこの一着でカバーできるところですね。
シェルの生地は、1990年代のアメリカ軍のCWU–45P、–36Pに似た、艶のあるセージグリーンのナイロン製です。
おそらく難燃繊維(アラミド系)製だと思われます。
一方ライニングは、濃いセージグリーンのコットンとポリエステルの混紡のようです。
ライナーはポリエステル製で、同じくポリエステルの中綿内蔵のキルトで、暖かそうですね。
でも、今回のライナーはサイズが違っていたのか、ジャケットに装着するとジャケットが斜めになってしまいます。
デザインは、エポレットなし、腰ポケット×2、袖ポケット、内ポケットで、袖ぐちと裾にはニットを配して、冷気の侵入を防いでいます。
全体的な縫製は正確ですが、やや強度が足りないところがあるようです。
また、今回のモデルはタグやスタンプがいっさいありませんでした。
それどころが、タグが縫い付けられていた痕跡もありません。
いったいどういった経緯で日本に流れてきたのでしょうか?
4 製造とサイズのデータ
製造・契約年度 2000年代
製造場所 韓国
契約会社 韓国
製造会社 〃
材 質 難燃ナイロン
表記サイズ 不明
(日本人のL)
各部のサイズ(平置)
着丈 約61cm
肩幅 約49cm
身幅 約60cm
袖丈 約60cm
状 態 中古極上品
官民区分 官給品?
入手場所 東京のイベント
入手難易度 3(困難)
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5 まとめ
生地こそアメリカ軍のフライトジャケットに似ていますが、その開発コンセプトは大きく違っているジャケットですね。
使用する温度帯としては、アメリカ軍のCWU–36P(ライトゾーン)とCWU–45P(インタオミディエイトゾーン)の中間くらいでしょうか?
より汎用性に富んでいる運用が可能です。
デザインも秀逸で、とてもファッショナブルなフライトジャケットといえます。
でもタグが無かったり、疑問のあるライナーの仕立てから、今回のモデルは検査落ちの製品なのかもしれません。
(もっとサンプルが欲しいところです。)
そしてアライド系の難燃繊維を使用しているなら、やはり気になるのは紫外線による褪色ですね。
他のサンプルが入手できるまで、しばらく日光や蛍光灯に当たらないように保管しようと思います。
今回のモデルは、私もたまたま見つけたもので、入手して以降、目にすることはありませんでした。
(韓国軍のパイロット装備は、とても入手が困難ですね。)
それでも数年に一回くらいの割合で、国内のオークションに出品されていますよ。
探しているあなたは、諦めず待ってみましょう!
私は、同じジャケットのタグ付きを探してみたいと思います。
今回は、珍しい韓国空軍のフライトジャケットを分析しました。
いやー軍装品って、本当に面白いですね!
それでは、また次回をお楽しみに!
(20231017更新)
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参考:他の韓国軍パイロット装備に関する記事はこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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