
今回は、1980年代の韓国陸軍フィールドジャケットを分析します。
以前分析した韓国陸軍迷彩フィールドジャケット(ウッドランド迷彩・カラーパッチ付き)の前のモデルですね。
今回のモデルも、やはりアメリカ軍M51フィールドジャケットの影響を強く受けて
実際に兵士が使用していたも中古品ですが程度は良好ですよ!
目次
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1 韓国陸軍フィールドジャケット(OG・アメリカ軍M51フィールドジャケットデザイン)とは?

1950年6月25日に北朝鮮軍の一斉砲撃で開始された朝鮮戦争。
諸説ありますが、完全な奇襲だったようですね。
そこから約3年、韓半島は戦乱に明け暮れました。
この戦争で韓国軍は、大東亜戦争で日本軍に勝利したアメリカ軍の実力と装備に驚嘆しました。
朝鮮戦争休止後、韓国軍がアメリカ軍系装備に傾倒していったのは自然な流れだったのかもしれませんね。
今回のモデルは、そんなアメリカ軍の影響を大きく受けた韓国陸軍が開発・支給したフィールドジャケットになります。
原型はアメリカ軍が1951年に採用したM51フィールドジャケットですね。
でも今回のモデルでは、その後継のモデルのM65フィールドジャケットも参考にしているようですよ!
さてさて、それはどんなフィールドジャケットなのでしょうか?
今回は、コアな韓国(南朝鮮)軍装備マニアのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
前面
普通襟、ボタンダウンの袖口など、デザインはアメリカ軍M51フィールドジャケットに酷似していますね。

背面
でも背面左右には(目立ちませんが)アクションプリーツがあります。

前面裏側
ウエストのドローコードとライナー用のボタンに注意。
裏側のほぼ全面に、薄い生地のライニングがあります。

背面裏側

襟周りレイアウト

前合わせはジッパーとダットファスナーです。
これもアメリカ軍M51フィールドジャケットと同じですね。でも…

ジッパー頂部は湾曲させて縫い付けられていますね。
この意味は?

ジッパー
大判プルタブの刻印は「HOK」

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1986年度契約品です。

ウエストのドローコード
ブラックのナイロン製…ですが、オリジナルかどうかは不明です。
出口はボタンホールタイプ。

ライナーもシェルと同様、体側(たいそく)は別パーツになってますね。
ここは、M43/M50フィールドジャケットに似ています。

ライニングの下端はフリーです。

エポレットはテーパーなしのクサビ型。
ボタンで開閉。

胸ポケット
なんとボタンで開閉。
M43/M50フィールドジャケットの特徴も残していますね。


腰ポケット
こちらもボタンで開閉。


ポケット内側の生地はライニングと同じです。

袖
テーパー付。
肘付近には2本のタック。


袖口はボタンで開閉。
マチ付です。


左袖はボタンの位置が段違いに縫製されていました。
これはデザインかと思いきや…

右袖は袖口と並行に縫製。
どうやら左袖は縫製ミスだったようです。
(韓国軍装備あるあるですね。)

袖口のボタンマックスまで閉じると、手首はとてもタイトに締め付けるほど細くなります。
これ、本当に使用することを想定しているのでしょうか?


袖口には何かのテープ跡が。

袖にもライナー用ボタンあり。

アクションプリーツ。
アメリカ軍M65フィールドジャケットに似ています。

襟裏のステッチは波型でした。

裏側のライナー用ボタン。
ODのプラスティック製。
形状は大戦中の尿素ボタン(ブラウン)に似ていますね。

左胸の韓国軍マーク
陸海空軍を合体させたデザインでしょうか?

着用例

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3 その特徴とは?
シェルはOG(オリーブグリーン)に染められたコットン/ポリエステルのサテンで、軽量ながら防風性能に優れている…と思われますが、少々柔らかいのが気になります。
デザインは、アメリカ軍M51フィールドジャケットを踏襲しながらも、前作M43/M50や後継のM65フィールドジャケットの特徴も兼ね備えていますよ。
構成は、エポレット付き、胸ポケット×2、腰ポケット×2で内ポケットはありません。
裏側にはライニングがあり、背面左右にはアクションプリーツがありますが、各種ポケットはボタンで開閉します。
面白いのは前合わせのジッパーで、上端を意図的に湾曲させて縫い付けてあるところですね。
全体的な縫製は、正確かつ丁寧なのですが、一部大きな縫製ミスもあります。
標準的な韓国製品の仕立てですね。
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 1990年代
製造場所 韓国
契約会社 韓国
製造会社 〃
材 質 コットン
ポリエステル
表記サイズ 8(?)
(日本人のS〜M)
各部のサイズ(平置)
肩幅 約45cm
身幅 約56cm
着丈 約71cm
袖丈 約57cm
状 態 中古極上品
官民区分 官給品
入手場所 東京の専門店
入手難易度 2(やや困難)
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5 まとめ
原型のM51フィールドジャケットのデザインが優れていたため、それを踏襲した今回のモデルも全体的にはまとまっていますね。
初期型で問題だった重量は軽量化が達成されているようです。
ただ細部においては疑問点も多く、そのまま使用するのは少々問題があるようですよ。
今回のモデルの後に開発された、同軍ウッドランド迷彩生地のモデルは使用上の違和感がありませんでしたので、時代とともに改修は進んできるようですね。

さて今回のモデルですが、約30年くらい前では、普通に入手可能でしたが、流石に現在では見かけなくなりました。
しかし韓国軍でも近年まで使用していたので、まだ入手は可能だと考えます。
探しているあなたは、大手ミリタリーショップを中心に、オークションやリサイクルショップを当ってみましょう。
私は初期型を探してみたいと思います!
今回は、アメリカ軍M51フィールドジャケットを参考に開発された韓国(南朝鮮)陸軍のフィールドジャケットを分析しました。
いやー軍装品って、本当に面白いですね!
それではまた、次回をお楽しみに!
(20251108更新)
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参考:今回のモデルが参考にしたアメリカ軍フィールドジャケットに関する記事はこちらです。⬇︎
他の韓国軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎
各国軍の防寒装備に関する記事はこちらです。⬇︎
各国軍の単色衣類に関する記事はこちらです。⬇︎
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真実の歴史についてのポストです。
韓国語の字幕を付けました♪
— 南国育ちのゾンビっ子 (@Kiramin65) 2022年1月23日
手書き修正入れたので翻訳精度はそこそこだと思いますが間違えがあればご了承ください。 pic.twitter.com/4UgRE9hNsK
一日も早く、より多くの韓国人に「真実の歴史」を知ってほしいですね。
読んでいただき、ありがとうございました。
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1988年 アメリカ オリンピック 韓国 プルーフ 5ドル金貨 NGC i121434
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2017 韓国 1 オンス ゴールド 1 クレイ チウ チュンワン BU2017 Korea 1 oz Gold 1 Clay Chi Woo Chung Wan BU
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