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伝統のデザインと最新迷彩!【ポルトガルの軍服】陸軍空挺迷彩ジャケット(デザートパターン)とは? 0031 🇵🇹 ミリタリー PORTUGUESE ARMY AIR BORNE TROOP DESERT CAMO JACKE(DPM)1990S

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今回は、1990年代のポルトガル陸軍デザート(砂漠)迷彩ジャケットを分析します。

空挺部隊が使用するジャケットですね。

迷彩生地は、あの有名な迷彩パターンを採用しています。

今回は中古ですが、殆ど使用されていない極上品ですよ!

  目次

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1  ポルトガル陸軍空挺迷彩ジャケット(デザートパターン)とは?

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長らくフランス軍のブラッシュパターンとよく似た迷彩を採用していたポルトガルですが、1990年代(諸説あり)からは、なんとイギリス軍と同様のDPMを採用しました。

(でも海兵隊はブラッシュパターンを継続中!)

 

今回は、そのDPMのデザート(砂漠用)パターンになります。

 

多くの国と同様、この迷彩生地も自国が使用している通常DPMの色違いになっていますね。

 

でもイギリス軍が、かなりの省略して2色にまとめたのに対し、ポルトガルは違う配色を選びました。

 

あなたはどちらの迷彩が効果あると思いますか?

 

そもそも、それはどんな砂漠用迷彩ジャケットなのでしょうか?

 

今回は、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう! 

2  全体及び細部写真です!

前面  
迷彩が美しいですね。
左胸一番上のマジックテープは空挺パラウイングパッチ用です。f:id:akmuzifal6489:20190417154426j:image

 

背面  
この写真では少々判り辛いですが、生地はリップストップです。
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前面裏側  
内ポケットはありません。
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背面裏側
生地は薄いのですが、迷彩は裏側に透けていませんね。
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前合わせはジッパーとボタン
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タグ① 表
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タグ① 裏
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タグ②  表
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タグ②  裏
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左胸ポケット  
ダットファスナーとボタンで開閉
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左胸ポケットの隠しポケットも従来通りです。
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隠しポケットはジッパーで開閉
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腰ポケット  
ダットファスナーとボタンで開閉
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袖口  
ボタンとストラップで開閉
ボタンは表に出ています。
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ジッパー  
スライダーに刻印なし。
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スライダーの裏側には、何かのマークが刻印されています。
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裾は内側に折り返されています。
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3  そ特徴とは?

迷彩は、デザートピンク、タン、ブラウンの3色で構成するDPMです。

 

配色は、パターンはともかく、アメリカ軍の3カラーデザートパターン(通称コーヒーステイン)に似ていますね。

 

DPMなのですが、イギリス軍の通常DPMとも微妙にパターンを変えているようです。

(これはこれでカッコイイかも?)

 

生地はコットンとポリエステルの混紡リップストップで、薄く軽量で肌触りも良く丈夫そうです。

 

デザインは、以前分析したポルトガル軍空挺スモックと同じですね。

(1950年代フランス陸軍空挺迷彩スモックが原型のようです。)

 

構成はエポレット付き、胸ポケット×4、腰ポケット×2で、袖口はストラップで調整するタイプ。

 

全体的な縫製は少々雑で不正確な部分もあり、強度もやや不足しているようですよ。

(ポルトガル軍スタンダード?)

 

せっかく素晴らしい生地を使用しているのに、少々残念な仕立てですね。

4  製造とサイズのデータです!

製造・契約年度 1990年代

製造場所    ポルトガル

契約会社    ポルトガル

製造会社      〃

材  質    コットン

        ポリエステル

表記サイズ   6

各部のサイズ(平置)

       着丈 約71cm

       肩幅 約42cm

       身幅 約59cm

       袖丈 約59cm

状  態   中古極上品

官民区分   官給品(推定)

入手方法   ヤフオク

入手難易度  3(困難)

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5  まとめ

軽く丈夫な生地で、サラサラしていることから、乾燥地帯で使用すると快適そうですよ。

 

でも日本では、使用するフィールドや季節が限定されそうな迷彩ですね。

 

しかも生地が薄く、かなり着込まないと冬は寒いかもしれません。

 

この迷彩も、一見迷彩に見えないので、むしろシティユース向きかもしれませんね。

 

デザイン的にはポケットが多く、使い勝手の良いスモックと言えます。

 

寒候期の河川敷などのサバイバルゲーム、野鳥観測、暖候期のファッションとして使用してみてはいかがでしょうか?

 

よく出回っているアメリカ軍やイギリス軍物とは少々違うデザインと配色なので、個性を主張したいあなたにおすすめです!

 

ただこの迷彩スモックも、日本への入荷数はとても少ないですね。

(ポルトガル軍の装備は、そうでなくても希少です。)

 

またサイズも小さいものが主体で、日本人のSからMが多いですね。

(逆に女性向けのサイズが多いとも言えます。)

 

探しているあなたは、大阪の「C」店や、東京の「E」店を当たってみましょう。

 

私は同迷彩のトラウザーズやハットを探してみたいと思います。

 

今回は、ポルトガルの最新デザート迷彩服を紹介しました。

 

いやー軍装品って、本当に素敵ですね!

 

それでは、また次回をお楽しみに!

(20231030更新)

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参考:他のポルトガル軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎ 

www.military-spec-an.com

他のデザート(砂漠)用装備はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

  ✳︎     ✳︎     ✳︎

読んでいただき、ありがとうございました。

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