こんにちは!
今回は、オーストラリア軍の砂漠用迷彩服を分析します。
御察しの通り、例の「可愛い」迷彩シリーズのデザート版です。
目次
- 1 オーストラリア陸軍砂漠用迷彩ジャケットとは?
- 2 オーストラリア陸軍砂漠用迷彩ジャケットの全体及び細部写真
- 3 オーストラリア陸軍砂漠用迷彩ジャケットの特徴とは?
- 4 オーストラリア陸軍砂漠用迷彩ジャケットの製造とサイズのデータ
- 5 オーストラリア陸軍砂漠用迷彩ジャケットまとめ
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1 オーストラリア陸軍砂漠用迷彩ジャケットとは?
これまでオーストラリア軍迷彩服として、陸軍の通常迷彩、海軍の迷彩を分析してきました。
過去のオーストラリア軍迷彩服の記事はこちらです。⬇︎
今回は陸軍ながら砂漠用迷彩になります。
オーストラリア独特の色調が美味しそうですよ。(デザートだけに?)
どんな配色なのでしょうか?
早速、確認していきましょう!
2 オーストラリア陸軍砂漠用迷彩ジャケットの全体及び細部写真
前面
背面
前面裏側
背面裏側
前合わせはボタンのみです。…が、全部で6個もあります。
胸ポケット
左右ともジッパーで開閉します。ん?何処かで見たような…。
胸ポケットには、水抜き(砂抜き?)用の穴が開けてあります。
前身頃にはランクスライド(階級章取り付け用タブ)があります。マジックテープで開閉
袖ポケット
左右にあります。 左右ともマチ付きで同じデザインです。2個のボタンで開閉
袖
肘には面積の広い補強布が縫い付けられています。
袖口は、マジックテープで開閉・調整
マジックテープの配置
左右袖ポケットフラップはインシグニア(国籍マーク)、左袖の丸いものは部隊章用でしょうか?
タグは印字が消失していました、残念!
裾裏側下部に予備のボタンが準備されています。昨今のイギリス系装備に多いですね。
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3 オーストラリア陸軍砂漠用迷彩ジャケットの特徴とは?
迷彩は、クリームイエローをベースに、濃淡2色のタンとブラウンそしてライトパープルで、ウサギ、ミッキーマウス、スライム、ハートなどを描いています。
イメージは、カスタードクリームまたはバニラアイスにチョコ、ウエハース、薄めたブルーベリーソースをかけた感じです。
(スイーツしか思い浮かばないです。)
既に常識になっているデザートピンクは使用されていませんね。
生地はとても薄くてペラぺラです。
デザインは、胸と袖に合計4ポケットのシャツタイプですが、胸ポケットはジッパーで開閉します。
(角度は垂直です。)
なんか、リトアニアの砂漠用迷彩服に似ていますね。
リトアニア軍砂漠用迷彩服の記事はこちらです。⬇︎
4 オーストラリア陸軍砂漠用迷彩ジャケットの製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 2005年頃
・製造場所 オーストラリア
・契約会社 オーストラリア
・製造会社 〃
・材質 コットン
・表記サイズ 不明
・各部のサイズ(平置)
着丈 約80センチ
肩幅 約46センチ
身幅 約60センチ
袖丈 約67センチ
・状態 中古良品
・官民区分 官給品
・入手場所 大阪の専門店
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5 オーストラリア陸軍砂漠用迷彩ジャケットまとめ
今回のモデルも素敵な迷彩でした。
また、使用されているカラーもお菓子のようで、スイーツ好きにはたまらない迷彩ですね(?)
古今東西の迷彩服を観てきましたが、パープルを使用しているのは、他に南アフリカの迷彩(パープルとブラックの2色迷彩)だったと記憶しています。
生地が薄いのは、アメリカ軍の砂漠用迷彩服と正反対で面白いですね。
比較的新しい迷彩ですが、出回っている数は少ないです。
何故でしょう?
また出回っているのは、とても大きいサイズがメインですよ。
今回のモデルは、日本のフィールドでは鳥取砂丘でも目立ってしまいそうです。
サバイバルゲームや野鳥観察には向かないかもしれませんね。
ところで、今回の幸せな「ハート」は見つかりましたか?
ヒントは「ライトパープル」です。
ぜひ見つけてみてください!
(皆さんに幸福が訪れますように!)
今回は、オーストラリア軍の素敵な砂漠用迷彩服を分析しました。
次回は、ドイツのパイロットスーツを分析します。
おたのしみに!
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✳︎ ✳︎ ✳︎
読んでいただき、ありがとうございました。
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