こんにちは!
今回は、ベルギー軍の特殊部隊用迷彩スモックを分析します。
ベルギー軍といえば、空挺部隊がイギリス軍のデニソンスモックを範としたスモックが有名でしたね。
今回のモデルも、イギリス軍のあるスモックを参考にしたみたいですよ。
もしかしたら稀少なモデルかもしれないですね。
欠品がありますが、程度は良好です。
目次
- 1 ベルギー陸軍特殊部隊迷彩スモック(ジグソーパターン・SASタイプ)とは?
- 2 ベルギー陸軍特殊部隊迷彩スモック(ジグソーパターン・SASタイプ)の全体及び細部写真
- 3 ベルギー陸軍特殊部隊迷彩スモック(ジグソーパターン・SASタイプ)の特徴とは?
- 4 ベルギー陸軍特殊部隊迷彩スモック(ジグソーパターン・SASタイプ)の製造とサイズのデータ
- 5 ベルギー陸軍特殊部隊迷彩スモック(ジグソーパターン・SASタイプ)まとめ
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1 ベルギー陸軍特殊部隊迷彩スモック(ジグソーパターン・SASタイプ)とは?
特殊部隊といえば、真っ先に思い浮かべるのはイギリス軍のSASですね。
(…あれ?前にも書きましたっけ?)
他にもアメリカ軍のグリーンベレー、デルタフォース、シールズや、旧ソ連のスペツナズなども有名で、それぞれその活躍が映画になったりしていますよ。
では、他国はどうでしょうか?
あまり知られていませんね。…でも、実はあるのです。
(勿論◯◯◯にも…。)
今回のモデルは、ベルギーが軍の特殊部隊用に開発した迷彩スモックになります。
イギリス軍が第二次大戦中に開発した、防風迷彩スモックを原型として開発されました。
(勿論、そっくりそのままではありませんよ。)
伝統ある独特の迷彩がステキですね。
さてさて、それはどんな迷彩スモックなのでしょうか?
今回は、ベルギー軍マニアのみならず、特殊部隊装備コレクターのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 ベルギー陸軍特殊部隊迷彩スモック(ジグソーパターン・SASタイプ)の全体及び細部写真
前面
背面
迷彩生地は、1950年代のものに似ています。
前面裏側
背面裏側
フード左側面
フード右側面
エポレット
テーパー付きのクサビ型です。
胸ポケット
ボタンで開閉
腰ポケット
ボタンで開閉
脇の通気孔
しっかり裏側も補強生地が!
袖
Rがついていて袖口はボタンで調整できます。
袖のボタン裏側には、しっかり力布があります。
フード下部のドローコード
裾のドローテープ(コードかも)は入手時から紛失していました。
裾裏側には、別の生地で補強されています。
タグはこれのみ。
サイズの表記は、ベルギー軍の物と違っていますね。
(尤も、他のタグは無くなっている可能性もあり。)
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3 ベルギー陸軍特殊部隊迷彩スモック(ジグソーパターン・SASタイプ)の特徴とは?
迷彩は、1950年台の陸軍空挺迷彩スモック(ジグソーパターン)に似ていますね。
配色は、ライトカーキの生地に、ダークグリーン、レッドブラウン、ブラックで横にたなびく細い雲形を描き、一部にホワイトでまるで塗り残したように縁取っています。
この迷彩も、効果が高いことで有名ですね。
生地はコットンのツイルで、軽量です。
でも、ある程度の防風性能があるようですね。
肌触りは良いです。
デザインは、イギリス軍の軽量スモックを概ね踏襲していますが、一部が簡略化されていますよ。
構成は、プルオーバー(頭から被る)タイプ、フード・エポレット付き、胸ポケット×2、腰ポケット2ですが、イギリス軍スモックのような各ポケットのプリーツは省略されていますよ。
全体的な縫製は、一部不正確な箇所がありますが、頑丈です。
補強の必要な部分には、適切に処理されていて安心感があります。
今回のモデルは裾のドローテープ(またはコード)が欠品でした。
4 ベルギー陸軍特殊部隊迷彩スモック(ジグソーパターン・SASタイプ)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1960年代
・製造場所 ベルギー
・契約会社 ベルギー
・製造会社 〃
・材質 コットン
・表記サイズ 48
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約67センチ
肩幅 約62センチ
身幅 約56センチ
袖丈 約58センチ
・状態 中古良品
・官民区分 官給品
・入手場所 愛知県の専門店
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5 ベルギー陸軍特殊部隊迷彩スモック(ジグソーパターン・SASタイプ)まとめ
デニソンスモックを原型とした空挺スモックは、モデルによってはとても仰々しいものでしたが、今回のモデルは簡易的かつ効果的なスモックですね。
プルオーバーの面倒臭さはありますが、逆に風を防ぐことができて、保温に一役買っていますよ。
夏は素肌に。冬は普段着である防寒着の上からすぐに被れる迷彩衣類ってそんなにないですね。
おまけにポケットも多いことから使えるスモックと言えそうですね。
サバイバルゲームは勿論、野鳥観測、狩猟などに使えそうですよ。
しかし残念ながらこのモデルも見掛けません。
(おそらく元々製造数も少なく、酷使されて殆ど残っていないのではないでしょうか?)
でも、もしかしたら空挺スモックに混じって知らずに販売されているかもしれません。
根気良く探してみましょう!
気長に待っていただけるなら、このモデルもネットオークションへ出品予定ですよ。
今回は、珍しいベルギー軍の迷彩スモックを分析しました。
次回は、南アフリカの迷彩服を分析します。
お楽しみに!
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参考:今回のモデルが参考にしたイギリス軍装備はこちらです。⬇︎
他のベルギー軍迷彩服はこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
Twitterで見つけました。
何をどうやったら、こんなに仲良しになれるのでしょう?
ピューマのゴロゴロ音😊💕pic.twitter.com/Y9ANRD9877
— 動物の癒やし動画・写真🐶🐱【アニマルナビ】 (@animal_navi) 2020年10月2日
とりあえず、チュールでしょうか?
一緒にお昼寝希望です。💕😍
読んでいただき、ありがとうございました。
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