今回は、1940年代から現在までのアメリカ軍メストレイを分析します。
メストレイといえば、アニメにも登場したステンレス製が有名ですね。
じつは合成樹脂製もあって、こちらは個性的なものが揃っていますよ。
中古品で使用感はありますが、程度は良好です!
目次
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1 アメリカ軍メストレイ(メスプレート・合成樹脂タイプ)4種(5品)とは?
軍隊における兵士の楽しみは、何を置いても「食事」ですよね。
ましてや美味しい食事なら言うことなし!
生死を分つ過酷な戦場を生き抜くためには必要不可欠なものです。
そのため各国とも兵士の食事には、より栄養価が高くしかも美味しいものを準備しています…よね?
ただその食器に関しては、それぞれのお国柄が反映されているようです。
今回のモデルは、アメリカ軍が第二次大戦から現代まで使用した(一部は現在でも使用中?)のメストレイのうち、合成樹脂製のものを集めてみました。
メストレイとは、いくつかの区画があるお盆のことで、通常直接料理を盛ったり、コップや皿などと一緒に使用します。
(キャンプ用品にも、いろんな形の製品がありますね。)
アメリカ軍では、基地内の食堂や、前線から離れた後方での食事に使用されることが多いですよ。
さてさて、それはどんなメストレイたちなのでしょうか?
今回は、アメリカ軍装備マニアのみならず、キャンプでも使用できる便利な食器をお探しのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 メストレイ4種の全体及び細部写真
トレイA(1945年モデル)
(大きさの比較用に、一般的なマグカップを置いてあります。)
上面
底面
左斜め上から
裏の刻印
濃いブラウンのモデルもあります。
メーカーも違っていました。
トレイB(1966年モデル)
上面
底面
左斜め上から
裏の刻印
読みづらいですが1966年の刻印が!
トレイC(1996年モデル)
上面
底面
左斜め上から。
裏の刻印
なんとリサイクルマークまで!
トレイD(2000年モデル)
(カラーにバリエーションあり。)
上面
底面
左斜め上から。
裏の刻印
料理盛り付け例
「100日後に鰻屋に行く桜」
— 中村桜∴ (@sakura__n) 2020年4月11日
4日目
米軍のメスプレートでお昼ごはん
昨日の残りものでアレンジ
パスタの具はハンバーグに
右上のニンジン🥕は清水ちゃんから教えてもらったオリーブオイル煮みたいなやつ、たまごは紅生姜入り
風でパセリが飛び散りました⛺️#清桜自炊部 pic.twitter.com/OubI3WntIy
久々に持ってるメスプレートを使ってみた。
— 紫の流星-AMR@The Great Awaking!! (@purplemeteo) 2021年8月25日
やっぱ、こっちの方が「品目多くしないと」感に駆られるわな。 pic.twitter.com/fizq8lC9w5
昨日Vショーで購入したメストレー(米軍?)を使って、本日早速投入。食う分量からして、もしかしたらこれで十分? pic.twitter.com/GryHFpq776
— 紫の流星-AMR@The Great Awaking!! (@purplemeteo) 2017年7月24日
みなさんメストレイ+各種食器で使いこなしていますね。👍
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3 その特徴とは?
トレイA
大戦中のモデル。
主に海軍などで使用されていたステンレス製のモデルと同じデザインですね。
カラーはブラウン2色の美しい斑(マダラ)模様で古い合成樹脂製です。
大小6個のコンパートメントに分かれていますよ。
概ね1950年代まで使用されました。
トレイB
ベトナム戦争前後のモデル。
やはり古い合成樹脂製ですが、大戦モデルよりも細かい模様ですね。
5個のコンパートメントに分かれています。
1950年代から1970年代まで使用されましたよ。
同じ材質でコップやお皿があります。
トレイC
1990年代のモデル。
カラーはダークアース。
カトラリーを入れるコンパートメントがあるのが特徴です。
全部で6個のコンパートメントに分かれています。
(トレイBの改良型?)
このモデルからは均質な強化プラスティックになります。
1980年代から1990年代まで使用されました。
トレイD
近年のモデル。
カラーはイエローですが、ライトブラウンのモデルもあります。
6個のコンパートメントに分かれていますが、このモデルから形が四角ではなく丸型に変更されていますね。
このモデルは、やや柔らかいプラスティック製で、コンパートメント底部には滑り止め加工があるのが特徴です。
また、エッジには重ね合わせて保管する際のストッパーがモールドしてあるのが特徴です。
1990年代から使用されています。
4 製造とサイズのデータ
製造場所 アメリカ
契約会社 アメリカ
製造会社 〃
材 質 合成樹脂
強化
プラスティック
各部のサイズ等
トレイA
縦 約30cm
横 約40cm
厚さ 約3cm
入手難易度 4
(極めて困難)
トレイB
縦 約27cm
横 約35cm
厚さ 約3cm
入手難易度 3
(困難)
トレイC
縦 約26cm
横 約37cm
厚さ 約2cm
入手難易度 2
(やや困難)
トレイD
縦 約27センチ
横 約38センチ
厚さ 約3センチ
入手難易度 1
(容易)
状 態 中古極上品
官民区分 官給品
入手場所 沖縄の専門店
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5 まとめ
最近「軍幕キャンプ」と称して、各国軍のテントや装備品を用いてキャンすることが流行しているみたいですね。
(意外に女性が多いのにビックリ!)
そんな場合でも、メストレイを使用することで、食器の種類を減らし、最終的には荷物を減らすことができますよ。
(ステンレス製に比べて、平均的に軽いのも助かりますね。)
また合成樹脂製は、ステンレス製に比べて熱いものを入れても、手が熱くなりにくいのが良いです。
反面、(ステンレス製に比べて)強度はやや劣ります。
(割れたりする場合があります。また使用に伴い表面が劣化することも…。)
ただ意外に面積が大きいので、小さなシンクなどでは洗いにくいという難点もありますね。
(経験者は語る…😅)
…とはいえ、飲み物以外ではオールインワンで盛り付けることがきるので、ご馳走感を演出できるのが魅力でもあります。
(ミリタリー心もくすぐられますしね!)
キャンプ以外でもサバイバルゲーム、狩猟、野鳥観測などの昼食に使用してみてはいかがでしょうか?
少々嵩張るので、徒歩やバイクでは持ち運びに問題がありますが、立派な四輪車(のキャンピングカーとか)をお持ちのあなたなら無問題でしょう!
流石に古いモデルは入手が難しい(高価でもあります。)ですが、近年のモデルは大手通販サイトでも取り扱っていて入手は容易ですね。
(場合によってはデッドストックも入手可能!)
勿論、モデルによっては忠実なモデル品もありますよ!
(ステンレスモデルが多いです。ただしK国製やC国製は購入しないようにしましょう!)
アメリカ軍メストレイは、今回分析したモデル以外にも存在していますし、ステンレスモデルも加えると世界各国のモデルもあります。
あなたのお気に入りの一品をぜひ探してみてください!
今回は、アメリカ軍が基地内食堂や野営地で使用するメストレイ4種(5品)を分析しました。
いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!
それでは、また次回をお楽しみに!
(20230918更新)
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参考:他のアメリカ軍野営装備に関する記事はこちらです。⬇︎
他国の野営装備に関する記事はこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
外務省もいよいよ本気を出したのでしょうか?
やはり海上自衛隊関連の部分をもっと長く編集して欲しかったです!
でも一歩前進?
読んでいただき、ありがとうございました。
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